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ロッキーやライズも危ない? 「型式認定取り消し」の衝撃波と、ダイハツブランドの未来 ...

2024-2-1 11:45| post: biteme| view: 334| コメント: 0|著者: 文:山本 晋也

摘要: 最も重い処分「形式認定の取り消し」を受けた車種も 2023年12月20日、「現行全モデルが対象となる認証業務の不正を174個行っていた」と発表してから、ダイハツは自社ブランドだけでなく、OEM供給しているモデルも含 ...

ロッキーやライズも危ない? 「型式認定取り消し」の衝撃波と、ダイハツブランドの未来

最も重い処分「形式認定の取り消し」を受けた車種も

2023年12月20日、「現行全モデルが対象となる認証業務の不正を174個行っていた」と発表してから、ダイハツは自社ブランドだけでなく、OEM供給しているモデルも含めてすべての国内生産を停止しています。

不正の舞台となったのは「型式指定」を申請する認証業務を担当する部門。

数字を虚偽記載や、形式認証に使う試作車に不正な細工を施して、衝突実験のデータを改ざんするなどの行為を繰り返していたことが、第三者委員会の調査により明らかとなったというのが、昨年12月時点での発表内容でした。

その後、国土交通省が立入検査に入って、さらに14個の不正が見つかっています。

これはとんでもない事態で、自力では膿を出し切ることができない組織であるという印象を与えます。

その結果、まず「ダイハツ グランマックス」と、そのOEM車である「トヨタ タウンエース」、「マツダ ボンゴ」の各トラックモデルが2024年1月26日に、最も重い処分となる「型式指定の取り消し」を受けました。

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型式指定を受けていれば新車販売時に一台ずつ車検を受けなくて済むというのが日本の制度です。それが取消になるということは、実質的に新車販売ができなくなるということを意味しています。

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今後出荷再開が進んでも、万事解決にはならない

一方、国土交通省はダイハツ車の基準適合性を検査。1月19日には「トヨタ プロボックス」「マツダ ファミリアバン」などのダイハツが生産している商用バン4車種の出荷停止が解除されていました。

1/30には「ミライース」「ハイゼットカーゴ」「アトレー(デッキバン含む)」「ハイゼットトラック」とそのOEMモデルが新たに出荷停止の解除を受けるなど、事態は好転しつつあるようです。

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また、トラックボディの型式指定が取り消された「ダイハツ グランマックス」「トヨタ タウンエース」「マツダ ボンゴ」ですが、バンタイプ(ワンボックスボディ)は検証の結果、1月19日に出荷停止が解除されています。

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今後は同社の主力となる「ダイハツ タント」などの軽乗用モデルや、「トヨタ ライズ」「ダイハツ ロッキー」「トヨタ ルーミー」「ダイハツ トール」などのコンパクトカーも基準適合性が確認されれば出荷が再開されることになるでしょう。

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ただし、生産・販売が再開されたからといって市場が諸手を挙げて受け入れるとは限りません。

いまや貴重な軽2シーターオープンである「コペン」のようなモデルには熱狂的なファンがいるとしても、他のモデルはすでに強力なライバルが存在しています。

軽自動車の主流となるスーパーハイトワゴンでいえば、「ダイハツ タント」がなくても「ホンダ N-BOX」や「スズキ スペーシア」といった競合車を選べばいいわけです。

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「ルーミー/トール」のようなスライドドアの登録車を検討しているユーザーも、「スズキ ソリオ」という代替モデルがあるし、「ライズ/ロッキー」がなくても、まもなくホンダから登場するリーズナブルなSUVの「WR-V」が候補になるといった声もあります。

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いずれにしても、ほとんどのユーザーはダイハツというブランドにこだわっているわけではありません。今回の不正でブランドイメージが失墜したダイハツ車を積極的に選ぼうというマインドはかなり低くなってしまうと予想されます。

出荷再開が進んでも万事解決ではなく、ダイハツには茨の道が待っているというのが現実ではないでしょうか。

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元に戻るのには最低でも数年かかる

最後に、型式指定が取り消されたモデルの行く末を考えてみましょう。基本的は、そのまま生産(販売)終了になるか、もしくは型式指定の再申請を行うことが考えられます。

2022年3月に、日本で初めて型式指定を取り消された日野の大型トラック「プロフィア」は、その年の11月に型式指定を再申請、2023年3月にようやく再販売となっています。

<写真:日野 プロフィア>

技術的に必要な時間などはケースバイケースで変わるでしょうが、グランマックス/タウンエース/ボンゴの各トラックモデルについても、すぐさま型式指定を再取得して販売を再開するとは考えづらいといえます。

1.5リッターエンジンで、最大積載量800kg、4ナンバークラスのトラックというカテゴリーでは唯一かつベストの選択肢といえるモデルのため、年単位での販売休止というのは、こうした小型のトラックが仕事に必須なユーザーにとっても死活問題となりそうです。

代わりの効くモデルがあったとしても、昨今の生産状況を鑑みると、ダイハツが生産休止になったぶんを他社で完全にカバーできるというのも難しいでしょう。

とはいえ、市場ニーズに引っ張られて拙速な再開を目指すのではなく、しっかりと基準適合性を確認することがユーザーの信頼回復につながります。

慌てて確認作業を行い、後から保安基準に不適合だったなどということになれば、それこそ型式指定制度の根幹を揺るがす問題になります。

つまり、ダイハツで生産しているすべてのクルマが出荷再開となるには、かなりの時間がかかると予想されるのです。

間の悪いことに軽ハイトワゴンの「ムーヴ」はフルモデルチェンジを控えて現行型モデルが生産終了したまま、新型モデル(※2023年発表予定とされていた)を出せずにいると言われています。

型式指定の再取得、一時停止中のフルモデルチェンジ計画なども考慮すると、ダイハツのフルラインナップが元に戻るには数年の時間を要することになるかもしれません。

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<終わり>

<写真:ダイハツ、トヨタ、マツダ、ホンダ、スズキ>


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