大相撲100周年を記念し製作1月13日、トヨタは2025年の大相撲100周年を記念して製作された新型「センチュリー」のパレードカーを公開した。今後は日本相撲協会が使用し、1月14日に開幕する1月場所(初場所)から優勝力士パレードのパレードカーを務める予定となっている。 新型センチュリーは、ユーザー一人ひとりの希望に合った世界で一台の車両を提供するショーファーカーで、2023年9月に発売された。 >>センチュリーってどんな車? 価格やスペックはこちら トヨタは2023年1月より日本相撲協会とサスティナビリティパートナー契約を締結しており、当初は「クラウン」をベースとしたパレードカーを製作予定だったが、元々親交のあった宮城野親方(元横綱白鵬)が豊田章男会長にセンチュリーで作ってほしいと要望し、今回の企画が実現したという。 >>【トヨタすげえ…】新型センチュリー発表! 迫力はロールス級、公式画像大量掲載 これがあったら白鵬の優勝回数がさらに増えたかも?発表会に参加し、パレードカーのシートに座った芝田山親方は「乗り心地がしっかりしていて座りやすい。(着座位置が高いので)遠くの高いところまで見通せるし、沿道のお客さんも力士の顔が十分に見える。今年の初場所は、全幕内関取衆が『最初に誰が乗るんだ』という気持ちになると思う。私(が現役力士)だったら、自分が一番に乗りたい」と新パレードカー誕生の喜びを語った。 歴代最多の優勝回数を誇る宮城野親方も「センチュリーはクルマの中の横綱。(現役力士として)乗りたかった……。このクルマがあったら45回の優勝回数がさらに増えたかもしれない」と複雑な心境を吐露。今回のパレードカーは、美しいホワイトのボディに鳳凰のエンブレムが鎮座し、まさに“白鵬のためのクルマ”のようである。 しかし両親方とも、今では弟子を抱え後進の育成にあたる立場。宮城野親方は「弟子がこれに乗ってくれたら一番の喜び」と述べた。 奇しくも2025年は相撲協会100周年。そこに向けて作られたパレードカーが「100年」を意味するセンチュリー。このことについて豊田会長は「縁を感じますね。センチュリーは名前が表すように豊田佐吉生誕100年を記念して作られた。相撲という国技が100年目を迎えるときに、ちょうどこのクルマがデビューした。何か見えない力を感じる」と感慨深く話す。 日本のフラッグシップとして継承されてきた匠の技を、SUVという新たなデザインで表現し進化した新型センチュリー。その「継承と進化」というフィロソフィーに呼応し、100年を迎える相撲も、歴史と文化を継承し、そして進化しながら、新たな100年を形作っていくことになりそうだ。 >>センチュリーってどんな車? 価格やスペックはこちら |
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