パスワード再発行
 立即注册
検索

今こそグッドイヤーを履くべき! 欧州で鍛えられた「EAGLE F1 SUPERSPORT」の魅力を探る

2024-11-2 19:16| post: biteme| view: 828| コメント: 0

摘要: 前代未聞の「NASCARでル・マンに挑戦」 1898年にアメリカのオハイオ州で設立され、2023年に創業125周年を迎えたグッドイヤー。日本のブリヂストン、フランスのミシュランなどと並ぶ、言わずと知れた世界最大級のタイ ...

今こそグッドイヤーを履くべき! 欧州で鍛えられた「EAGLE F1 SUPERSPORT」の魅力を探る

前代未聞の「NASCARでル・マンに挑戦」

1898年にアメリカのオハイオ州で設立され、2023年に創業125周年を迎えたグッドイヤー。日本のブリヂストン、フランスのミシュランなどと並ぶ、言わずと知れた世界最大級のタイヤメーカーである。

その歴史は挑戦の歴史とも言え、1917年には創業地のオハイオ州アクロンからマサチューセッツ州ボストンまで、全米初の州間トラック「ウイングフット・エクスプレス」を走破させることに成功。69年にはNASAのアポロ計画にも参画し、71年に人類史上初めて月面にタイヤの跡を刻んだ。

もちろんモータースポーツへの挑戦も歴史が古く、アメリカ国内のインディカーやNASCAR(ナスカー)にはレース創成期からタイヤを供給。そして我々日本人にも馴染みの深いF1には64年に初参戦した。

65年のメキシコGPでホンダのリッチー・ギンサーがグッドイヤーにとっての記念すべき1勝目を記録すると、その後は通算368勝というタイヤメーカーとしてのF1最多勝記録を樹立。未だ破られていない金字塔として語り継がれている。

グッドイヤーと聞いてF1マシンを思い浮かべる世代も多いだろう

グッドイヤーと聞いてF1マシンを思い浮かべる世代も多いだろう

そして現在はというと、ル・マン24時間レースに代表されるWEC(FIA世界耐久選手権)のLMP2クラスに2019年からタイヤ供給を開始。21年からは単独サプライヤーとなったのだが、そのタイミングで断行した革新が、それまで5種類のスペックを用意していたコンパウンドをシングルスペックに改めたことだ。

ドライとウェットに各1種類のコンパウンドのみ用意することになったわけだが、世界中を転戦するWECでは開催地と開催時期によって外気温は優に40度以上の差が存在する。

WECのLMP2クラスに参戦したアルピーヌ A470

WECのLMP2クラスに参戦したアルピーヌ A470

それをドライとウェットそれぞれ1種類のコンパウンドでカバーするには、当然高い技術力が要求される。幅広い温度域や路面状況に対応し、ドライバーに優れたコントロール性と安心感を約束するトータルパフォーマンスをグッドイヤーは追求してきた。

その飽くなき追求心を象徴する出来事が起きたのが、23年のル・マン24時間レース。なんとNASCAR車両であるシボレー「カマロ ZL1」が出走することとなり、そのタイヤもグッドイヤーが専用開発したのである。オーバルレースのNASCARとル・マンでは当然タイヤに求められる性能がまったく異なり、見事完走を成し遂げたプロセスにおいてグッドイヤーは多くの技術的進歩を獲得することができたそうだ。

■イーグル エフワン スーパースポーツの詳細はこちら

欧州で開発されるEAGLE F1シリーズ

そんなモータースポーツにおけるタイヤ開発で得られた知見は、そのまま市販されるロードタイヤにもフィードバックされている。むしろグッドイヤーは常々、モータースポーツ活動は一般に市販されるタイヤの開発が目的であることを公言しており、レースはそのための壮大な実験場と捉えているようだ。

その一例が、ポルシェ「911 GT3」やロータス「エミーラ」などの欧州製ハイパフォーマンスモデルに純正採用されている「EAGLE F1 SUPERSPORT R(イーグル エフワン スーパースポーツ アール)」である。そのコンパウンドはまさにWECで採用されているコンパウンドをベースとしており、サーキット走行もカバーする高次元のグリップを実現している。

ハイパフォーマンスモデルにターゲットをおいたEAGLE F1 SUPERSPORTシリーズ

ハイパフォーマンスモデルにターゲットをおいたEAGLE F1 SUPERSPORTシリーズ

アメリカ企業のイメージが強いため意外に思われがちだが、実はWEC用のタイヤや、その市販版とも言えるEAGLE F1シリーズなどの開発拠点は、ヨーロッパのルクセンブルクに置かれている。

ルクセンブルクはフランス、ドイツ、ベルギーに囲まれた小国で、国境を接する大国に翻弄されてきた歴史を通して言語や民族が多様化。近年は金融業やIT産業を中心に外資系企業を誘致しており、ヨーロッパのダイバーシティを象徴するような国としても知られている。

多様性とフロンティアスピリット。グッドイヤーが重視する価値観を表現するように、EAGLE F1シリーズはヨーロッパ主導で開発されているのだ。そしてそのフラッグシップモデルこそ「EAGLE F1 SUPERSPORT R」であり、そのコンセプトを継承し、より幅広い車種にリプレイス用としてリリースされているのが「EAGLE F1 SUPERSPORT」である。

箱根ターンパイクで開催された「EAGLE F1シリーズ」のメディア向け試乗会

箱根ターンパイクで開催された「EAGLE F1シリーズ」のメディア向け試乗会

ここ日本でも、昨年箱根ターンパイクで「EAGLE F1シリーズ」のメディア向け試乗会が開催された。試乗車としてトヨタ「GRスープラ」、日産「スカイライン400R」、アルファ ロメオ「ジュリア」が用意され、ワインディングにおける高いハンドリング性能が各メディアで高く評価されている。

マッチングする車種としては、トヨタの「GRヤリス」や「GRカローラ」などの国産スポーツカー、ポルシェ、BMWのM、メルセデスAMG、アウディRSの各シリーズなども挙げることができる。

■イーグル エフワン スーパースポーツの詳細はこちら

EAGLE F1 SUPERSPORTの魅力は「懐の深さ」

その「EAGLE F1 SUPERSPORT」の特性について、日本グッドイヤーのテストドライバーである中島希光さんは「走り始めの温まりが早く、ウォームアップを経て2周目から即アタックをかけられるタイヤでありながら、快適性も含めたバランスがいいタイヤです」という。

同社のシニアパフォーマンステストエンジニアを務める中島さんは、日本市場向けに開発されるタイヤの実車テストをはじめ、各モデルの動的性能評価を行う立場にある方だ。さらにうかがうと、次のような話を聞くことができた。

シニアパフォーマンステストエンジニアの中島希光氏に話を聞いた

シニアパフォーマンステストエンジニアの中島希光氏に話を聞いた

「EAGLE F1 SUPERSPORTは、いわゆる国産タイヤメーカーがリリースしているタイムアタックで一発のタイムを狙った超ハイグリップタイヤとは性格が異なります。もちろんサーキットでのタイムもある程度狙えるタイヤではありますが、より高速でのウェットグリップやブレーキ性能、耐ハイドロプレーニング性能、ロングツーリングにおける快適性などを重視しています」

「どちらかと言えばヨーロピアンブランドのタイヤと競合する部分が多いと思いますが、少なくとも操縦性における懐の深さ、低温時のコントロール性ではEAGLE F1 SUPERSPORTにアドバンテージがあると自負しています。特に腕に覚えのある上級者のドライバーほど、積極的に荷重移動を活かした自由自在のコントロール性を実感していただけると思います」

中島さんが、そのように自信を持って性能の高さを断言する「EAGLE F1 SUPERSPORT」。グッドイヤー独自の表現として、UHP(ウルトラハイパフォーマンス)のさらに上を行く、ウルトラUHPとして認定され、EAGLE F1シリーズのトップに君臨している。

EAGLE F1 SUPERSPORTを装着したルノー メガーヌ R.S.

EAGLE F1 SUPERSPORTを装着したルノー メガーヌ R.S.

そして今回の取材を通して得た耳寄りな情報が、ウルトラUHPの「EAGLE F1 SUPERSPORT」の次のクラスに位置付けられ、幅広いサイズ展開を誇るUHP認定モデル「EAGLE F1 ASYMMETRIC(イーグル エフワン アシメトリック)」シリーズの最新モデルが、近く発売される予定だということ。現行モデルは「EAGLE F1 ASYMMETRIC 5」なので、順当に行けば「EAGLE F1 ASYMMETRIC 6」ということになりそうだが、そちらも気になる存在である。

来年もWECで単独サプライヤーを務めるグッドイヤーだが、カテゴリーは従来のLMP2クラスから、よりロードゴーイングカーに近いFIA GT3車両で競われるLMGT3に改められる。そこで得られた知見も間違いなく市販タイヤに活かされていくことだろう。

ハイパフォーマンスカーに乗っているオーナー、タイヤの性能にこだわりを持つオーナーは、これからのグッドイヤーにますます注目すべし! である。

■イーグル エフワン スーパースポーツの詳細はこちら


さようなら

なるほど

共感した

ありがとう

相关分类

Archiver|携带版|BiteMe バイトミー

GMT+9, 2025-6-20 18:29 , Processed in 0.081391 second(s), 17 queries .

Powered by Discuz! X3.5

© 2001-2025 BiteMe.jp .

返回顶部