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新型S1、今もっとも熱いアウディに試乗!

2014-12-30 00:00| post: biteme| view: 942| コメント: 0|著者: 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸

摘要: 大人に相応しいホットハッチ これぞまさに“大人のオモチャ”と思えた。アウディS1は、オモチャと表現したくなるほど楽しく痛快ながらも、大人に相応しいホットハッチに仕上がっていたのだった。なぜ“大人の”とい ...

新型S1、今もっとも熱いアウディに試乗!

大人に相応しいホットハッチ

これぞまさに“大人のオモチャ”と思えた。アウディS1は、オモチャと表現したくなるほど楽しく痛快ながらも、大人に相応しいホットハッチに仕上がっていたのだった。

なぜ“大人の”という表現をするのかといえば、ホットハッチながらも全てがアウディ・クオリティで構築されているからに他ならない。

つまり、内外装を問わず、アウディならではの高いクオリティが実現されており、上級モデルとなんら変わらぬ上質さが当たり前に提供される。この辺りはアウディとしては当然のことなのだが、これまでのハットハッチで見ると、これほどハイクオリティなものは他になかった。

オヤジの心をくすぐる

実際ディテールを眺めてみると、それはすぐに感じる。ヘッドライトの細やかで丁寧な作り込みに始まり、インテリアのスイッチやエアコンの吹き出し口のツマミのひとつに至るまで、これまでアウディが築き上げたハイクオリティな世界観が展開される。

従来のホットハッチであれば、いわゆる大衆コンパクトをベースにしていたため、多少の安っぽさはあったしそれが許された。しかしS1の場合は、ノーマルで既にハイクオリティなA1をベースにスポーツ性が演出されるため、ホットハッチながらも上質という極めて特徴的な個性を手に入れた。

そしてこの部分こそが、我々のようなオヤジの心をくすぐる。これならば、大人が乗っても恥ずかしくないホットハッチだな、と。

ゴルフGTIやメガーヌR.S.よりも速い

そんな上質な仕上がりの内外装の中には、とてもホットなドライブトレーンが搭載されている。短いノーズには2.0Lの排気量を持つ直列4気筒ターボが押し込まれ、最高出力は231ps、最大トルクは実に370Nmを発生するまでに仕立てられている。

その数字からもわかるように、S1はホットハッチの元祖であり現在でもCセグのホットモデルを牽引するVWゴルフGTIすら凌ぐ数値を手にしている。そしてこれをクワトロで4輪に伝えることで、0-100km/h加速は5.8秒と、ゴルフGTIやメガーヌR.S.よりも速い加速性能を実現しているのだ。

そして何より嬉しいのは、このS1が6速MTのみで提供されているということ。それはイコールでAT免許では乗れないクルマなわけで、ここでまず“限られた人しか乗れない”という選別がされる点もオヤジ好みといえるだろう。

とても熱く、記憶に残る走り

こんな具合にして、S1は既に見た目とスペックで大人を満足させてくれる存在であることは間違いないわけだが、ハイライトは走らせた印象にこそ、あった。

ひと言、現行のアウディのラインナップの中にあって、もっとも走って操った感が得られるモデルだ! ということ。

近年のアウディは、多くのモデルの乗り味走り味において「スッキリ」とした感覚が共通していた。それゆえに走った後の感覚が記憶に残りづらく、この部分こそが新たな時代に相応しいクールな感覚を表現していたともいえる。

しかし、S1はそれと対照的に、とても熱く記憶に残る乗り味走り味を見せつけてくれたのだった。

“熱さ”の理由はどこにある?

まずパワートレーンがとっても元気。231psと370Nmを発生する2.0Lターボは、実に伸びやかな加速と力強さを提供してくれる。しかもそれを、MTで駆る楽しさ。タッチもカッチリとしたレバーを操ってエンジンを制御する楽しさは、何ものにも代えがたいS1の特徴になっている。

そして特に鮮烈なのがハンドリング。S1はフルタイム4WDのクワトロを採用しており、高い安定性を確保しているわけだが、コーナリングにおいてはかなり積極的な姿勢変化を見せてくれる。通常、FFベースの4WDの場合、オン・ザ・レールの高速コーナリングが得意技となるが、S1の場合は操作次第でリアを少しスライド気味に走らせることも可能なのだ。

それだけにドライビング自体がとても痛快。そしてクワトロながらも人馬一体を感じられるハンドリングこそ、最近の他のアウディのプロダクトにはない感覚でもある。そしてこれこそがS1をして、現在のアウディでもっとも走って操った感が得られるモデル、といえる熱さの理由である。

大人を満足させるマルチな才能

しかし一方で、街中から高速道路までをしっかりとこなすだけの高い一般性を普通に実現している点も良い。パフォーマンスは圧倒的だけど、普段の穏やかな振る舞いも可能……とその才能はマルチだ。

そんなS1の価格は410万円からとなっているが、確かにこれはボディサイズを考えれば高価。しかしこの価格こそが、S1という魅力的なオモチャを“大人のための”ものにしてくれている。

少々乱暴な言い方かもしれないが、極上の楽しさを手にいれるためには、それなりの出費を求められる辺りこそ、大人だけが楽しめる魅力的なプロダクトの理由でもあるのだ。

S1(3ドア)・主要スペック

【 S1 】
全長×全幅×全高=3990mm×1740mm×1425mm
ホイールベース=2465mm
車両重量=1360kg
駆動方式=4WD
エンジン=2.0L 直列4気筒DOHC・ターボ
最高出力=170kW(231ps)/6000rpm
最大トルク=370Nm(37.8kg-m)/1600-3000rpm
トランスミッション=6速MT
JC08モード燃費=14.4km/L
車両本体価格=410万円
発売日:2014年11月5日

S1 スポーツバック(5ドア)・主要スペック

【 S1 スポーツバック 】
全長×全幅×全高=3990mm×1745mm×1440mm
ホイールベース=2465mm
車両重量=1380kg
駆動方式=4WD
エンジン=2.0L 直列4気筒DOHC・ターボ
最高出力=170kW(231ps)/6000rpm
最大トルク=370Nm(37.8kg-m)/1600-3000rpm
トランスミッション=6速MT
JC08モード燃費=14.4km/L
車両本体価格=430万円
発売日:2014年11月5日


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