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コンチネンタルの最新スタッドレスタイヤを試した

2014-11-12 11:55| post: biteme| view: 139| コメント: 0|著者: 文:佐藤 久実/写真:コンチネンタルタイヤ

摘要: 3つのゾーンでスノー、アイス、ドライに対応 コンチネンタルタイヤの最新スタッドレスタイヤ「コンチ・バイキング・コンタクト6」が今秋発売された。日本特有の雪道事情として、昨今、高いアイス性能が求められる。 ...

コンチネンタルの最新スタッドレスタイヤを試した

3つのゾーンでスノー、アイス、ドライに対応

コンチネンタルタイヤの最新スタッドレスタイヤ「コンチ・バイキング・コンタクト6」が今秋発売された。日本特有の雪道事情として、昨今、高いアイス性能が求められる。コンチ・バイキング・コンタクト6も、さらなる性能アップを図り、高いブレーキ性能、正確なハンドリング性能などのバランスを取りながら、アイス性能を8%アップした。

乾いた氷の上では、タイヤの接地面が多いほどグリップ性能は良くなる。冷凍庫のアイスキューブを手で掴むとくっつくのをイメージしていただければ良いだろう。極端な話、溝のないスリックタイヤでも良いほど。でも、そうすると圧雪やドライ路面でどうにも走らなくなる。そこでコンチ・バイキング・コンタクト6は、接地面を70%以上と大きくする一方で、トレッドパターンを3分割させたのが大きな特徴だ。

イン側をスノー(圧雪)、センターを凍結路、アウト側をドライ路面に適したパターンとしている。センター部は、ブロックのたわみを抑えるようなサイプの入れ方により、接地面を増やし凍結路でのグリップを確保する。

レジン配合コンパウンドでアイス路面に対応

圧雪では、トレッド面に刻まれたギザギザの切り込み、“サイプ”の中にギュッと雪を掻き入れ、その雪の柱が折れることによりトラクションを発揮する「雪柱せん断力」が重要だ。ただし、サイプを多くすれば剛性は落ちる。そこで、サイプの深さを一定ではなくランダムとし、さらに縦溝の中に突起を設けることで、ブロック間に梯子を渡したような効果により、サイプがつぶれないようにしている。

そして、ドライ路面を担当するアウタートレッドでは、ブロックを2分割し、アウト側のサイプを横方向に刻むことで、コーナリングで横方向の力が加わった時、サイプやブロックがくっつくことで剛性を確保する。

このように、路面コンディションによって要求されるものも異なれば、背反する要素もある中、さまざまなトレッドパターンを組み合わせることによって安定した性能を確保しているのだ。

一方、トレッドと並んで、タイヤの性能に重要な要素がコンパウンドだ。ゴムを柔らかくすればグリップは上がるが、剛性や耐摩耗性が落ちる。そこで今回、コンチ・バイキング・コンタクト6では、一般的に使われる「カーボンブラック」より粒子が1/10と微小な「レジン」を配合したのが特徴だ。小さな粒子とすることで柔軟性を持たせ、路面の凹凸に入り込みやすくすることでグリップ力を発揮する。さらにレジンは、低い温度域でも柔軟性を失わないというメリットもある。

スウェーデンのイベントで、このタイヤを試乗する機会が得られた。氷盤路での試乗に用いられたクルマはBMW118i。通常、もっとも苦労する発進時から高いトラクション性能が得られ、ブレーキングでも体感的な減速Gが高い。ウィンタータイヤとの比較で、0km/h→30km/h→0km/hのテストをしたが、加速、減速ともに、圧倒的な優位性があった。

ESCやABSとの相性やドライの走りも自慢

今回のテストで用意されたクルマは、BMWやVOLVOだった。タイヤチョイスはクルマとのマッチングもあるため悩ましいところだろう。「コンチ・バイキング・コンタクト6」は、ABSやESC(横滑り防止装置)の装備されているクルマにオススメしたい。というのも、「コンチネンタルAG」は単なるタイヤメーカーではなく、自動車産業全般に関わるサプライヤーであり、ブレーキシステムや電子制御を開発する「オートモーティブグループ」ももつ。

つまり、ABSやESCの開発チームと綿密な連携を取りながらタイヤ開発を行えるのが大きなアドバンテージとなっている。実際、トレッドパターンの異なるタイヤの比較テストをすると、ABSの有無により制動距離のデータなどが逆転するという。そして、コンチネンタルは、電子制御の作動を前提とし、最大のパフォーマンスを発揮するタイヤ開発を行っているのだ。

さらに、タイヤチョイスの際には、環境性能も見逃せない。コンチ・バイキング・コンタクト6は、ベースにカーボンブラック、表面にシリカを使うことで、走行時のタイヤの変形を抑え、ころがり抵抗を低くしている。

積雪地域に住む人、ウィンタースポーツを趣味にもつ人にとっては、冬期のスタッドレスタイヤは常識だろう。しかし、ここ数年、都内はじめ滅多に雪の降らない地域でも、年に数回ではあるが大雪に見舞われている。となると、日常的にクルマが必須、というユーザーにとって、スタッドレスタイヤも必須アイテムといえる。

都心部のユーザーにとっては、雪道よりアスファルト路での走行距離の方が圧倒的に多くなる。この点においても、コンチ・バイキング・コンタクト6は、190Km/hまで走行可能なTレンジの速度記号が表記されており、ドライ路面においても剛性の高さや耐摩耗性の良さを実感することができるだろう。

「備えあれば憂いなし」。まだサマータイヤを履いているけれど、今年の冬も雪が心配…という方、スタッドレスタイヤへの履き替えをオススメします。

スペック

タイヤサイズ
【コンチ・バイキング・コンタクト6】
175/65R14 82T~275/40R20 106T XLまで全67サイズ
価格はすべてオープン


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