ホンダの軽トラ「ACTY TRUCK」の中古車相場やライバル車は?ホンダはかつて、軽トラも取り扱っていました。その車種が「ACTY TRUCK(アクティ トラック)」です。ACTY TRUCKは2021年4月で販売を終了していますが、どのような特徴があるのでしょうか。 目次
ホンダの軽トラ「ACTY TRUCK」は長い歴史に幕を閉じた![]() ホンダは2021年4月モデルをもって、軽トラ「ACTY TRUCK」の販売を終了しています。惜しまれつつも販売を終了したACTY TRUCKについて、誕生から販売終了までの歴史を振り返ってみましょう。 ACTY TRUCKの変遷下記は初代モデルから歴史を振り返った表です。ホンダが販売する軽トラを含めると、1967年11月のTN360までさかのぼります。TN360からTN-Vを経て、ACTY TRUCKの歴史がはじまりました。
収益を見込めないのが生産終了の理由かACTY TRUCKの新車生産が終了したのには、さまざまな理由が挙げられます。例えば、収益性です。国土交通省は2021年11月以降に新車販売される車に対し、衝突被害軽減ブレーキの装着義務を発表しています。 今後の新型モデル登場は?後継モデルやACTY TRUCKの新型モデルを期待している方もいらっしゃるでしょう。ホンダが今後、軽トラを販売するかどうか予定は発表されていません。 ホンダの軽トラ「ACTY TRUCK」の基本情報をチェック![]() ここからは、ACTY TRUCKの新車価格・走行性能・カラーリングなどの基本情報をチェックしていきましょう。ACTY TRUCKならではの魅力も紹介するので、軽トラ選びの参考にしてみてください。 グレードと新車価格一覧下記は、ACTY TRUCKが新車販売されていた当時のグレード別の新車価格です。
内外装やカラーACTY TRUCKのボディカラーは「タフタホワイト」と「ベイブルー」の2種類です。ベーシックなタフタホワイトは全グレードで選択でき、ベイブルーはSDXとATTACKグレードのみで選べました。 室内空間の特徴ACTY TRUCKの運転席は前後に110mmスライドが可能なため、ドライバーの体型に合わせて最適な姿勢が確保できます。運転席と助手席間の足元には空間が確保されており、運転席側から乗り降りができない状況であった場合でも、助手席側からスムーズに乗り降りが可能です。 作業に適した大きな荷台ACTY TRUCKの荷台サイズは、全長1,940mm×全幅1,410mmです。アオリの高さは290mmあるため、高さ295mmのみかんやリンゴのコンテナでも安定して積み重ねられます。アオリを開閉するためのハンドルは大型タイプが採用されており、スムーズな作業をサポートします。グレードによっては荷台作業灯が備わっているため、夜間作業時でも安心です。 安全性能と走行性能ACTY TRUCKはミッドシップ車です。一般的な軽トラとは異なり、エンジンが荷台下に搭載されています。車の重心が後ろ寄りになることから、荷台が空の状態でも前輪・後輪ともに荷重がかかり、駆動力を得ることが可能です。 燃費数値ACTY TRUCKの燃費はJC08モードで18.2~18.4km/Lです。「平成27年度燃費基準達成車」に該当しています。また、環境への負荷も考えて六価クロム(ろっかクロム)やカドミウムといった有害物質を使っておらず、鉛や水銀の使用量も削減しています。 ホンダの軽トラ「ACTY TRUCK」は中古車なら入手可能![]() ここでは、ACTY TRUCKの購入を検討している方へ中古車情報を紹介します。あわせてSNSサイト「みんカラ」に投稿されているオーナーの口コミも紹介するので、参考にしてみてください。 現在の中古車相場は?ACTY TRUCKの中古車相場は、14万8,000円~238万円です。平均価格は90万5,000円で、平均走行距離は4万6,204kmとなっています。 認定中古車や登録(届出)済未使用車も選択可能「長い距離を走っている中古車は避けたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。そのような方には、中古車の中でも認定中古車や登録(届出)済未使用車がおすすめです。 実際のユーザーの口コミをチェックここからはACTY TRUCKを所有する方の口コミを紹介します。みんカラに投稿されている口コミは、例えば『積載性は言うことなし。4WDでも燃費は悪くないです。』や『荷物はいっぱい積めるし、なんなら4Mの長尺物も運べます。』といった内容です。積載能力に満足している方が目立ちます。 『ミッドシップなので室内が意外と静か。』といったように、室内の静粛性の高さを評価しているユーザーの口コミもありました。 ACTY TRUCKはミッドシップ車です。一般的な軽トラのエンジンは、シート下に搭載されているため、走行中の音が気になる方も少なくありません。エンジンの音や熱が室内に伝わりづらいのも、ACTY TRUCKの魅力です。 ホンダ以外なら軽トラが新車で購入できる![]() 1台の軽トラを長く乗り続けたいなど、新車にこだわる方もいらっしゃるかもしれません。新車の軽トラを購入するのであれば、ホンダ以外の自動車メーカーで販売する軽トラを検討しましょう。ここでは5種類の軽トラを紹介します。それぞれ積載能力や車両価格が異なるので、比較する際の参考にしてみてください。 スズキ キャリイ![]() スズキが販売する軽トラ「キャリイ」は、荷台の高さが低く設計されている点が特徴です。地面からの荷台面の高さは650mmに設計されています。重く長い荷物を積む際や多くの荷物を積む際なども、スムーズに作業できるでしょう。 ダイハツ ハイゼット トラック![]() ダイハツの軽トラ「ハイゼット トラック」は、荷台長2,030mm、荷台幅1,410mm確保されており、畳の縦置き・横置きが可能です。錆に強い塗装が行われていますが、メーカーオプションを活用すれば、さらに強力な防錆処理ができます。 スバル サンバー トラック![]() スバルが販売するサンバー トラックは、ダイハツのハイゼット トラックのOEM車です。積載能力もハイゼット トラックと変わりません。サンバー トラックはハイゼット トラック同様、キャビンの広いグレードも展開しています。 トヨタ ピクシス トラック![]() ピクシス トラックは、ダイハツのハイゼット トラックをOEM元とするトヨタの軽トラです。荷台周りには25個のフックが設けられています。前述したハイゼット トラックやサンバー トラックとは違い、ピクシス トラックにはキャビンの広いグレードは展開されていません。 日産 NT100 クリッパー![]() 日産のNT100 クリッパーは、スズキ キャリイからOEM供給を受けて販売されている軽トラです。キャリイ同様、ビールケースなら60ケース、みかんのコンテナなら54ケースも積載できます。 まとめ![]() ACTY TRUCKは、かつてホンダが販売していた軽トラです。仕事で活躍するのはもちろん、燃費性能に優れている点も魅力といえます。ただ、生産終了となったため新車での購入はできません。購入を検討している方は、中古車市場をチェックしてみましょう。新車にこだわりたい方は、ホンダ以外の軽トラを購入するのがおすすめです。 |
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