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中国で復活したかつての英国車MGはルックスや売れ行きと裏腹にびっくりのポンコツ車だった!? ...

2019-4-12 08:00| post: biteme| view: 427| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ /写真:小沢 コージ

摘要: 見た目はいいのに乗ると80年代のポンコツ日本車のよう 先日タイの有名リゾート地、パタヤビーチで意外なクルマに出会ってしまいました。ソイツはMG! モーリス・ガレージの略で知られるお馴染みの英国ブランドで、 ...

中国で復活したかつての英国車MGはルックスや売れ行きと裏腹にびっくりのポンコツ車だった!?

見た目はいいのに乗ると80年代のポンコツ日本車のよう

先日タイの有名リゾート地、パタヤビーチで意外なクルマに出会ってしまいました。ソイツはMG! モーリス・ガレージの略で知られるお馴染みの英国ブランドで、日本でも50年代の「MGA」や60~80年代のロングセラー、「MGB」など伝統のオープンスポーツで有名ですが、なんと現地で人気の三菱やトヨタのピックアップに混じって、生まれ変わったMGブランドをちらほら見かけたのです。それも新たにSUV化したMGを!

知る人ぞ知る事実ですが、その後経営不振に至ったMGは、2000年には親会社のローバーグループが解体されて「MGローバー」となり、それも05年に倒産。ローバーの名前はインドのタタ・モーターズに行きましたが、MGブランドと工場の生産設備は中国の南京汽車に売却され、彼の地で復活していたのです。今では南京汽車ごと飲み込んだ上海汽車のブランドの1つとして。

そして当初はハッチバックの「MG5」や「MG7」を、小沢も上海や北京のモーターショーで見かけたわけですが、ある意味その進化型ともいうべきSUVの「MG ZS」や「MG GS」がパタヤや首都バンコクで意外なほど走っているのです。中でもマツダ「CX-5」似のZSは良く見かけるし、結構カッコいい!

そこでパタヤ郊外のディーラーで突撃試乗をしてみたわけですが、これがビックリするほど質が低い! 見た目は前述マツダ風でメッキの使い方にしろ悪くありませんが、乗るとフロア剛性がビックリするほど低く、80年代のポンコツ日本車に乗っているようだし、ステアリングフィールも甘い甘い。

正直、これでいまやEU並みとも言われる中国の衝突実験をクリアできるんだろうか? という感触です。

エンジンも試乗した1.5L直4のパワーが出てないこと出てないこと。出足は遅いし、振動は多いし、エンジンサウンドも缶が擦れ合うような古い金属音。基本昔ながらの古い生産設備で作られているのでしょう。

インテリアはイマドキのスマホ対応ナビが付いているし、本革風インパネもあってそれなりに英国風ですが、天然素材などは全く使われておりません。

品質よりパッと見の雰囲気で売れるASEAN市場

しかし、面白いのはこれが意外に売れてることで、タイで現地生産を始めたのが5年前で既に累計販売5万台。ざっくり年間1万台は売れている計算となり、タイの年間自動車販売が約100万台ですから約1%のシェアを得ていることになります。

少ないと言えば少ないですが、小沢に言わせるとこの品質と走りで1万台は多い。現地の別のディーラーマンによる「クルマを知らない人が買ってるんですよ」の発言にも納得。

なにしろ70万バーツ(約250万円)と言えば十分にトヨタや三菱のシングルキャブ・ピックアップが買える価格で、そっちの方が全然質は高い。しかし、一部の人はパッと見のいい、ぼんやり英国の香りが漂うMGマーク付きのクルマを買うのです。

小沢は断言しますが、既にクルマのブランド観が決まりまくった日本では、今さらMGが入ったとしても全く売れないでしょう。1万台どころか2000台も売れないはず。しかし、ASEANでは可能性があるのです。

既にアフリカやASEANをターゲットにクルマを売ろうとしている中国。グローバルな自動車販売競争がますます激化している現実を思い知らされた次第なのです。


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