東京モーターショーはバラエティ型モビリティショーになるついに残り1ヵ月を切った東京モーターショー2019。ウワサ通り輸入車系は4ブランドしか入らず、一部報道では「オワコン」とか「モーターショーの役目は終わった」と揶揄され若者のクルマ離れ似のガッカリムードで満載ですが、そう決めつけるのは早いかもしれません。 なぜなら自工会会長の豊田章男社長の肝いりで、愛と逆襲の超バラエティ型東京モビリティショーへの大進化が予想されるからです。 最新&近未来の乗り物に、無料で試乗体験できるはず王道の自動車ショーはトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スズキ、ダイハツ、スバルなどのニッポンブランドがそれぞれ頑張るだけでなく、完璧に体験型へシフト。 ドライブパークでは最新車両や最新バイクに同乗走行または体験試乗ができるだけでなく、今回新設されるブースとブースを繫ぐオープンロードでは、トヨタ「i-ROAD」のような1人乗りモビリティやスクーター系にも乗れます。それもおそらく無料で。 またフューチャーEXPOでは自動運転車両を体験したり、空飛ぶクルマの試作品や未来のスポーツ観戦、地方観光を垣間見ることが出来るだけでなく、ある意味「これって本当にモーターショーなの?」って領域まで踏み込んでいるのです。 日向坂46のライブや、キッザニアとのコラボ企画も分かり易いところでは日向坂46がドローンと共演してライブを開催。詳細はわかりませんが、アイドルファン必見でしょう。話題のeスポーツのレース大会も実施。ゲームオタクを惹きつけそうですし、ガンダム系の出し物まであります。 そして確実に一般ファミリー層を惹きつけるのがキッザニア。子供に楽しく職業体験をさせてくれる体験型アミューズメントですが現在予約が全然取れないことで有名。これがいままで自動車系では三菱の「カーデザイナー体験」ぐらいしかなかったのが、トヨタの「自動運転の開発者体験」や「クルマの整備体験」、ホンダの「プロレーサー体験」、マツダの「金型磨き体験」、スバルの「タイヤ/ホイール取り付け体験」、ダイハツの「クルマ製造工場体験」、日野の「ディーラー体験」と盛り沢山。これだけでもファミリー層がわんさか訪れること間違いなし。 とにかく章男会長の元、前回77万人の観客動員数を100万人に増やすつもりで、なりふり構わない集客プランを組んでいるのです。 なりふり構わぬバラエティ化は捨て身の覚悟の現れ?もちろん一部「これが本当にモーターショー?」「アイドルなんてクルマに関係ないじゃん?」と揶揄する声が出てくることも予想されます。 ただそれでもよく見るとなにかしらクルマに関係する催しになっているのと、なにより主催者側の覚悟が違います。 会見でモーターショー特別委員会の長田准委員長を直撃すると、「もう武士道的な発想は止めましょうと。自動車ショーだからお堅い自動車のコンテンツしかできないような発想だと前回のような結果になってしまう。もっと柔軟にやって行こうと若手のワーキンググループの中で話をしたんです」 ご存じいまやモーターショーは世界的に下火でドイツのフランクフルトショー、フランスのパリーショーですら露骨にドメスティック化。なりふり構わないとやっていけない時代なのです。 賛否両論の超バラエティ型東京モビリティショー。果たしてアナタは行くか行かないか? もちろん小沢は絶対行きますけどね。友達を連れて何回も(笑)。 |
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