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もしや、いすゞの新しい博物館は世界一の自動車博物館かもな件

2018-6-29 11:45| post: biteme| view: 305| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ

摘要: いすゞプラザの前では本場のメルセデス博物館も霞む いすゞの博物館? って聞けば誰もがそっけなくバスやトラックが並んでるだけって思うでしょ。単なる「働くクルマ」の博物館だと。ところがどっこい私小沢コージ ...

もしや、いすゞの新しい博物館は世界一の自動車博物館かもな件

いすゞプラザの前では本場のメルセデス博物館も霞む

いすゞの博物館? って聞けば誰もがそっけなくバスやトラックが並んでるだけって思うでしょ。単なる「働くクルマ」の博物館だと。ところがどっこい私小沢コージ的にはもしや世界一の自動車博物館かもしれない? って思いましたよ。それは昨17年4月に、いすゞ自動車80周年を記念して本拠地藤沢に作られた「いすゞプラザ」こといすゞのミュージアム。

場所は神奈川の湘南台駅からちと離れたところにあって、クルマで行くにはいいけど電車と歩きじゃ正直不便。送迎バスもありますが5分置きには出てません。

でも絶対に行く価値ありますって。なんといってもその見せ方であり発想がスゴい。小沢もシュトゥットガルトのメルセデス・ベンツ・ミュージアムやポルシェ・ミュージアム、ミュンヘンのBMWワールド&ミュージアム、トヨタ博物館といろいろ行きましたけど基本キレイに状態のいいクルマが並べてあるだけ。

もちろんそれだけでも素晴らしいし、大変だし、メルセデスなんかは螺旋状に時代背景がわかるように並べられて、実物大クルマ絵巻って意味でも価値あるんだけど、いすゞの後にみるとちと霞む。

というのもクルマを見せるだけじゃない。いすゞ自動車のテーマである「運ぶを支える」というコンセプトの具現化であり、アピールでもあるからして。

もちろん歴史的にも素晴らしく、実は1916年創業で、トヨタや日産を凌ぐ日本最古の歴史を持つ自動車メーカーとして、最初に作った「ウーズレーCP型」トラックや、1932年式の純国産車「スミダ号」の現物が置いてあるし、クルマ好きにはお馴染みの「117クーペ」や「ベレル」なんてのもあります。小沢的には日本唯一の現役軍用車!? とも言われる「73式大型トラック」にも座れてキブン上がる上がる。

110台のワンオフミニカーを3年かけて作ったジオラマが白眉

でもそれ以上に子供でもクルマの面白さや素晴らしさがわかるようにミニカーやエンジン透視モニターに加え、パーツの試作品や専用開発ゲームやシミュレーターを使って働くクルマであり、運ぶを支えるを演出しているのが面白いし、なによりシビれたのは小沢的には白眉たる感動の「いすゞミニチュアワールド」。

一見単なる巨大ジオラマだが凝り方がハンパじゃない! 中のミニチュアカーがほぼ自作な上、一部は完全自走可。それも見えない下の磁石に引きずられるのではなく、モーターとバッテリーで走ってるってんだからスゴい。細かく言うとウィンカーまで付いちゃう! このために110台のワンオフミニカーを3年かけて作り、オマケにジオラマの街全体が朝から昼、昼から夕方、夜になり、その間街で火災が起きて消防車が出動したり、救急車も出たりするから見てて飽きない。

聞けば制作費は「ジオラマだけで1本(1億円!?)以上」かかってるってウワサでまさに百聞は一見にしかずのいすゞプラザなのよ。

小沢的にこれに対抗できるヒラメキを感じるのはVWの本拠地ドイツ・ウォルフスブルグのアウトシュタット(自動車の街)ぐらいしか思い浮かばず、しかもいすゞの場合、これをいわゆるアミューズメント施設の専門家やクリエイターではなく、いすゞのデザイナーやエンジニアが自らアイデアを絞って作ったってところに感動しきり。

ぶっちゃけ日本が誇る偉大なるメーカーなのよいすゞは。それを理解しに行くだけでも十分価値ある場所だと思います。


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