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日本死ね、は保育現場だけじゃない。自動車整備士激減で業界は存続の危機に

2017-5-27 10:00| post: biteme| view: 379| コメント: 0|著者: 文:小沢 コージ

摘要: いま、日本の自動車整備士が激減している そういや去年「保育園落ちた日本死ね」が話題になって子育て現場での労働者不足、環境不備が叫ばれましたけど、日本の自動車業界における整備士不足も相当なレベルみたいで ...

日本死ね、は保育現場だけじゃない。自動車整備士激減で業界は存続の危機に

いま、日本の自動車整備士が激減している

そういや去年「保育園落ちた日本死ね」が話題になって子育て現場での労働者不足、環境不備が叫ばれましたけど、日本の自動車業界における整備士不足も相当なレベルみたいです。国交省のレポートによれば整備士は減る一方で「約5割の整備事業場で不足」中で「約1割が運営に支障をきたしている」とか。そうでなくても整備士学校への志願者はメーカー直営校ですら激減しているらしい。

一部の県では志願者ゼロのところも出始めていると言います。保育士、介護士、運転手、整備士といわゆる3Kとも呼ばれるキツイ労働はいよいよ敬遠されつつあるということです。分かっちゃいたけどクルマ業界は深刻でしょう。なにしろ自動車運行の安全に関わる問題ですから。

低い賃金も仕事の面白さも問題

小沢もカスタマイズ課やモータースポーツ課の設置などで頑張っているNATSこと『日本自動車大学校』の知り合いに聞きましたが「整備士不足は深刻です。特に気になるのは整備士資格を持っている人は案外いるってこと。要するに資格を持っていても、一度転職しちゃうと戻ってこないんです」。これってまさに保育士問題と同じです。

「キツイとか汚いとか問題は色々ありますけど、まずは職業としての地位がもうちょっと向上しないと。給料ひとつとっても初任給で手取り15~17万円。そこからあまり上がっていきませんから」。

お金の問題もありますが、もう一つは「仕事の面白さ」問題。例えば小沢がこれまで散々取材したクルマ好き自動車屋ですが、彼らが「給料がいいから整備士をやる」なんてほとんど聞いたことがありません。もちろん昔はいっぱい仕事をこなして稼いでいた整備工場もあったみたいですけど、そもそもクルマイジリが面白いからやる、クルマ作りが面白いからやるのです。

電子化や整備の簡略化は自動車整備をツマらなくする!?

その点、現代のクルマは全取っ替えであり、アッセンブリー交換です。そうでなくとも基本的な技術以上に「診断機が使えるか」「パソコンが使えるか」が重要。そうなるとどうせだったらもうちょっとキレイな電機業界に行こうなどとなるのかもしれません。

そこでそれこそNATSでは生徒がカスタムカーを作ったり、レーシングカーの整備をしたりと面白い分野を探っています。実際に「職種は断然広がる」そうです。整備だけでなく板金修理やエアロパーツ加工の仕事が来たり、意外なところではディズニーランドのパレード用モックアップ作りをしている卒業生もいるとか。それらはやはり仕事の魅力に繋がるのです。

整備自体を簡略化するのもいいですけど、仕事そのものを面白くする、そういう取り組みも必要なのかもしれません。実際、「トヨタ86」はオプションパーツも多く、クルマ自体が面白いので整備人気が高いそうです。そのほかクラシックカー専門の整備課新設もありかもしれません。

面白いところではアジアやASEAN需要もあります。今、NATSほか整備士学校には発展途上国から来る生徒もちらほら。タイ、インドネシア、スリランカなどから来る彼らはとにかくハングリー。なにしろ彼の国では古い日本車が一杯走っていて、型落ちのプリウスの修理がまさに求められている。それは一部診断機の世界を超えることもあるそうです。

思い切ってASEANに行って、日本の中古パーツをガンガン輸入して現地で直して稼ぐ! そういう若きハングリー日本人メカニックが生まれてもいいのかもしれません。もちろん小沢の勝手な理想ではありますが。


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