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ロードスターの兄弟車「124スパイダー」が登場! LAオートショー報告【後編】

2015-12-17 09:50| post: biteme| view: 357| コメント: 0|著者: 文:川端 由美/写真:川端由美、メーカー各社オフィシャル

摘要: フィアット版ロードスターがいよいよ登場 ■前編からつづく今回、LAショーでの話題を「CX-9」と二分したフィアット「124スパイダー」も、マツダと縁が深い。長らくマツダとFCAによる協業として、「ロードスター」の ...

ロードスターの兄弟車「124スパイダー」が登場! LAオートショー報告【後編】

フィアット版ロードスターがいよいよ登場

■前編からつづく

今回、LAショーでの話題を「CX-9」と二分したフィアット「124スパイダー」も、マツダと縁が深い。長らくマツダとFCAによる協業として、「ロードスター」の兄弟車が登場すると囁かれてきたが、ようやくヴェールを脱いだ格好だ。

当初は、アルファ・ロメオ「スパイダー」だとの噂だったが、マルキオンネCEOが「アルファ・ロメオはイタリアで生産する」と発言したことを受けて、フィアットのスポーティ・ブランドであるアバルトからの登場との噂も囁かれていた。

今回、60年代の名車であるフィアット「124スパイダー」の名が復活したことは、80~90年代の日本の“プチ旧車ブーム”を知る世代にとって、懐かしい響きがある。

ボルボが提案する「タイムマシン」

クルマではなく、インテリアのコンセプトという意外なプレゼンテーションで会場を沸かせたのが、ボルボだ。「コンセプト26」と名付けられた内装は、「タイムマシン」をキーワードに自動運転車向けのインテリアとして開発されたもの。26はアメリカ人ドライバーの平均的な通勤時間(分)であり、自動運転によって、その時間を活用して日々の生活がいかに豊かになるか? という提案である。

シートポジションは、「ドライブ」「クリエイト」「リラックス」の3つから選べる。自分で運転する「ドライブ」モードでは、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」といったドライブ・モードが選択できることに目新しさはないが、「クリエイト」モードではシートが後ろにぐっと下がって、ステアリング・ホイールが奥まって、代わりに折りたたみトレーが出てきて、車内でパソコンを操作したりできる。「リラックス」モードでは、シートがリクライニングし、オットマンと大型ディスプレイが現れる。

ボルボは、年産40万台程度の小さな自動車メーカーとしては、異例なほど自動運転に力を入れている。加えて「コンセプト26」では、自動運転の採用によって乗員が享受できるメリットまで提案する形だ。

イヴォークの斬新オープンも公道デビューへ

もう1台、会場を沸かせたのがレンジローバー「イヴォーク・コンバーチブル」だ。2012年のジュネーブ・サロンにてコンセプトカーとして登場したものの、ようやく市販版が登場した。小型のクロスオーバーのコンバーチブルという、既視感のないスタイリングながら、レンジローバーらしさも失わずにまとめ上げた手腕には脱帽だ。ぱっと目を惹く華やかさを備えている。

軽量なソフトトップを採用し、48km/h以下であれば、走行中でも約20秒で開閉可能だ。また、幌を下ろした状態でも、必要にして充分な荷室スペースを確保したのも売りのひとつだ。2016年から販売される。

リンカーンも最新パワートレーンで巻き返しへ

フォードは、「エスケープ」のフェイスリフトをあっさりと済ませたあと、リンカーン「MKZ」のマイナーチェンジを大々的に行った。フランクフルトで披露されたコンセプトカーである「コンチネンタル」に影響を受けたと思われるメッシュ・グリルを中心に大幅に手を入れたことにより、表情がぐっとモダンになった。

4WD仕様と組み合わされる400psを生む3L V6ユニットは、しゃきっとシャープな味わいがセリングポイントの過給ダウンサイズ・ユニットだ。さらに、トルクベクタリング機構をオプションで装着すれば、このクラスのサルーンとしては異例のスポーティな走りになりそうだ。FWD仕様に搭載されるのは、最高出力を350psに抑えたV6ユニット、ターボ付き2L直4、ハイブリッド・モデルの3種と、パワートレインのバリエーションも豊富だ。

意外なところでは、トヨタが燃料電池車「MIRAI」のバック・トゥ・ザ・フューチャー仕様と、フィアットの電気自動車「500e」のスターウォーズ仕様だ。両車ともカリフォルニアのZEV規制に適合するエコカーでありながら、人気映画にちなんだカラーリングというのがウケていた。

グリーンCOTYは「ヴォルト」が2度目の受賞

2日目には、グリーン・カー・オブ・ザ・イヤーが発表された。フォルクスワーゲンのディーゼル問題を受けて、今年は1台もディーゼル車がノミネートされていなかった。このアワードを主催する『グリーン・カー・ジャーナル』の編集長であるロン・コーガン氏は、10月に「フォルクスワーゲンとアウディからは過去のグリーン・カー・オブ・ザ・イヤーの返上の申し出を受けた」と発表し、真摯な姿勢を見せていた。

最終選考の俎上に登されたのは、シボレー「ヴォルト」、アウディ「A3 e-tron」、ホンダ「シビック」、ヒュンダイ「ソナタ」、トヨタ「プリウス」の5車種だ。アメリカ車メーカーからはわずか1台だったが、さすがはお膝元の強みで、2代目「ヴォルト」が初代に続いてグリーン・カー・オブ・ザ・イヤーを手中におさめた。

メルセデス・ベンツ「SL」、フィアット「124スパイダー」、レンジローバー「イヴォーク・コンバーチブル」、フォルクスワーゲン「ビートル・デューン」といった数々のオープンカーが登場し、デザインでも見どころのあるモデルが多かった。アメリカの景気回復の兆しを受けてか、例年に増して華やかなロサンゼルス・ショーであった。


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