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河口まなぶが東京モーターショーで危惧したこと【2015総括&2016展望】

2015-12-30 10:00| post: biteme| view: 619| コメント: 0|著者: 文:河口 まなぶ

摘要: 心に響くメッセージが少なかった東京モーターショー 今年最も気になった事と言えば、第44回東京モーターショーの入場者数だ。前回開催時の約90万人に対して約81万人にとどまった事は、もちろん非常に残念なことでは ...

河口まなぶが東京モーターショーで危惧したこと【2015総括&2016展望】

心に響くメッセージが少なかった東京モーターショー

今年最も気になった事と言えば、第44回東京モーターショーの入場者数だ。前回開催時の約90万人に対して約81万人にとどまった事は、もちろん非常に残念なことではあるが、それ以上にショーの内容が厳しいと思えた事だった。

マツダのRXビジョンの発表で幕を開けた時、プレスの数のあまりの多さに今回のモーターショーは期待できるかも、と一瞬は思ったけれど、その後各メーカーの発表を見ていても、何か強く心に響くようなメッセージは感じられなかった。

もちろん、そうした中にあってこの東京モーターショーを大切に思うメーカーやインポーターがあったことも事実。例えばメルセデス・ベンツは、この東京モーターショーのためにコンセプトカーであるビジョンTokyoを発表したし、ミニもコンバーチブルモデルを発表した。日本の自動車メーカーも東京モーターショーのために様々なコンセプトカーを発表したけれど、お膝元での開催なのだからそれは当たり前であって、もう少しプラスαが欲しかったと思う。

日本で開催されるモーターショーだけに、日本の自動車メーカーが中心になって盛り上げるべきだと思うが、残念ながらショー自体の演出と言う意味ではなかなかに厳しかった。

世界の度肝を抜くような新しさを

もはや車だけを展示してその魅力で勝負するというスタイルは20世紀的なものではないだろうか、と思う。これだけWEBやモバイルが発達しているにも関わらず、そうしたものを積極的に利用してユーザーを楽しませたり、興味を惹かせたりするような演出も極めて少なかった。

もちろん、モーターショーは“モーターショー”なので、遊園地のアトラクションのようでは困るのだけれども、とはいえ見せ方に関して言うともう少し工夫があった方が良かった。エンターテインメント性をあまり盛り込んでしまうと、趣旨を取り違えてしまう恐れがあるのではないかと思う自動車メーカーも多いだろうが、今やテクノロジーを駆使して表現していく時代だ。

自動車自体がテクノロジーの塊であり、こと日本車に関して言えばその先端を行っている部分がウリでもある。そうした存在が多く生み出される国でのモーターショーならば、世界のモーターショーの度肝を抜くような新しい展開を提案するのも1つの手だろう。いや、そうしなければ東京モーターショーはいつまでたっても、世界の大きなショーの1つにステップアップできないように思える。

日本がまず真っ先に東京モーターショーからモーターショーの流れを変える。それくらいの意識が必要だと思うのだ。


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