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トヨタがAIの研究開発に本腰! 超一流の人材確保…CESレポート【中編】

2016-2-17 12:40| post: biteme| view: 462| コメント: 0|著者: 文:川端 由美/写真:各メーカーオフィシャルなど

摘要: トヨタが「AI」の研究開発に参入 ■前編から続く日本車メーカーでは唯一の参加となったトヨタは、昨年末に発表した人工知能(AI)の研究開発を行う新会社「TRI(トヨタ・リサーチ・インスティテュート)」のCEOに就 ...

トヨタがAIの研究開発に本腰! 超一流の人材確保…CESレポート【中編】

トヨタが「AI」の研究開発に参入

■前編から続く

日本車メーカーでは唯一の参加となったトヨタは、昨年末に発表した人工知能(AI)の研究開発を行う新会社「TRI(トヨタ・リサーチ・インスティテュート)」のCEOに就任したギル・プラット氏が登壇した。元DARPA(国防高等研究計画局)の出身で、ロボティックスの世界で最先端とされるプロジェクトを担当していた人物で、ロボット界の“神”的な存在である。今年1月の移籍後、初の公式の場ということもあって、会場は大いに湧いた。

TRIはスタンフォードやMIT(マサチューセッツ工科大学)といったAI分野で先進的な研究を行う有名大の近くに拠点を開設し、AIの基礎研究と開発をつなぐ役割を果たしていくという。5年で10億ドルという投資額が話題にはなっているが、F1の活動費と比べると、実は割安だ。トヨタいわく、開発した技術を直接、トヨタの新車に活かすといった近視的な動きではなく、AIの基礎研究と開発との間を橋渡せるような役割を果たそうとしているという。

例えば、自動運転の技術が普及していくにあたって、TRIによってキーストーンとなる技術が開発されるようにしたいといった方向性を目指しているようだ。

1億台の経験を蓄積していけば…

AIの手法について深く解説するには紙幅が限られるが、自動運転の開発の例をあげると、ソフトウェアを開発するためには、実際の交通の中を繰り返し走って、事故につながる危ないシーンをたくさん経験させてやることで、プログラムの完成度を高めることができる。

今現在、1台のトヨタ車が年間1万マイル走ると過程すれば、1億台が走っているので、掛け算すれば年間1兆マイルを走っていることになる。トヨタほどの大きな自動車メーカーなら、それだけの経験をAIに積ませてやることができるというワケだ。

その他、マシン・ラーニング、素材科学、水素社会など、幅広い分野で一流の研究者が名を連ねる。プラット氏以外では、MITで自動運転を専門とするジョン・レオナルド教授、元グーグルのロボティクス部門のトップだったジェームズ・カフナー氏など、超がつく著名研究者が名を連ねる。

IT大国・アメリカの勢いは増すばかり

下馬評では「フォードがグーグルと提携する」という噂だったが、蓋をあけてみたら、同じ地元アメリカ企業ではあるものの、アマゾンとドローン界のアップルと称されるDJIとの提携だった。

車載コネクテッド・システムでは草分け的存在であるフォード「SYNC」が、アマゾンの音声認識デバイス「Echo」と連携し、アシスタント機能の「アレクサ」に音声コマンドで依頼することができる。平たくいうと、スマホやエコーに対して、音声でEVの充電状況を確認したり、ガレージのシャッターを開ける指示を出すなどができる。

また、スマホのアプリとクルマをつなげる「スマートデバイスリンク」の展開について、トヨタと合意したことも話題のひとつだ。

フォードは吹雪の中でも自動運転

フォードは続くデトロイト・ショーで、「フォード・パス」と呼ばれる総合サービスを提供することも発表した。乗車中はもちろん、下車後も、オーナー体験を包括的にサポートする仕組みだ。さらに、リアルな体験スペースを、ニューヨークを皮切りに世界の大都市にオープンする予定だ。

また、吹雪の中でも可能な自動運転の開発を目指しており、現在、ミシガンの積雪の中を30台以上の自動運転のテスト車が走行していると発表した。

意外に思うかもしれないが、CESでは初めての女性キーノート・スピーカーとなったのが、GMのCEOであるメアリー・バーラ氏だ。エンジニア出身で、工場の生産技術も担当したという叩き上げだが、一方で、女性らしい上品さも兼ね備えている。2014年にGMのCEOに就任して以降、リーダーシップをめきめきと発揮し、順調にGMを率いている感がある。

発表内容は少々地味だったが、同社の環境イメージを牽引するPHVの「VOLT」の姉妹車として、ピュアEVの「BOLT EV」を発表した。走行距離が200マイルと長く、240V電源から60分でフル充電が可能で、急速充電にも対応する。

■後編に続く


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