なんだかんだ言ってまだまだ伸びる?なんでも聞くのと見るとじゃ大違いですよね~。そ、先日始まったばかりのオートチャイナ2016こと第14回北京モーターショー。つくづく独自変化を遂げておりましたよ。 「上海ショックで世界同時株安」やら「バブル崩壊」やら言われ経済成長が怪しまれている中国。もちろんそういう現象はあります。クルマも基本作り過ぎで飽和状態。プレミアムセグメントでは特に値引き合戦が苦しいようで、嘆きが漏れ伝わってきます。 が、現地では「中国市場はまだまだ伸びる」が各メーカーの一貫した共通見解。最大のポイントは普及率で、人口1000人あたりの保有台数はアメリカ約800台、日本約600台に対して中国は約130台と、「まだまだ伸びる」はコチラの率直な肌感覚。 実際、日本筆頭と言われる日産が去年乗用車だけで初の年間100万台突破しただけでなく、トヨタにホンダも軒並み100万台突破! 理想主義のトヨタvsトレンドに乗る日産&マツダ&ホンダまた、面白いのは戦略に各社の違いが出てきてるところでマツダはCX-4、ホンダはアヴァンシアやアキュラCDXとSUVを世界に先駆けて出してるように中国じゃ明らかに「攻め」。どちらもトレンドを露骨に追っかけてます。 ところがトヨタは攻めは攻めでもほぼSUVは無視で、独自のハイブリッド路線! 去年、遂に中国産ハイブリッドを出しただけでなく、2018年にはカローラやレビンのプラグインハイブリッドを出すと公言。プラグインはともかく単純ハイブリッドに優遇税制はほとんどないので台数倍増は読めない。でも、章男社長のポリシーの如く「数ではなく質」を追求する戦略みたいなのであります。 独自の理想主義を貫こうとするトヨタに対し、世界的トレンドで攻めまくる日産やマツダやホンダ! 将来はどうなのか? 本気でドイツ勢を脅かせるほどのメーカーが出てくるのか? 中国マーケットが本当にどこまで伸びるのかを含め、じっくり見守って行くつもりですよ不肖小沢は!! |
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