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コペン&ロードスター、いまなぜオープンスポーツなのか

2014-9-19 15:45| post: biteme| view: 853| コメント: 0|著者: 文:すぎもと たかよし/写真:中野 英幸、望月 浩彦、菊池 貴之

摘要: オープンスポーツはいまが旬! ------6月20日に12年ぶりに2代目が登場したダイハツ・コペン、9月4日に内外装がお披露目となった4代目マツダ・ロードスター。そして来年央にも登場予定のホンダ・S660。いま日本はオー ...

コペン&ロードスター、いまなぜオープンスポーツなのか

オープンスポーツはいまが旬!

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6月20日に12年ぶりに2代目が登場したダイハツ・コペン、9月4日に内外装がお披露目となった4代目マツダ・ロードスター。そして来年央にも登場予定のホンダ・S660。いま日本はオープンスポーツが旬だ。その魅力はどこにあるのか? 今回はコペンとロードスターの2台から迫ってみよう。
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「着せかえ」という斬新なテーマをもって登場したコペンが好評だ。ダイハツが「ドレスフォーメーション」と銘打った着せかえボディは、昨年の東京モーターショーで「ローブ」と「X(クロス)」の2モデルが発表、6月の正式発表時には初代を連想させる「丸目バージョン」(第3のモデル)が新たに披露された。

発売直後、ダイハツのディーラーには通常の1.4倍の来客があったというが、この3モデルについては好みがそれぞれ分かれたのが特徴だ。「ローブはスポーティなスタイルがウケており、Xは比較的若い方に人気があるようです。丸目バージョンはもちろん初代のファンの方に好評ですが、一方で女性にも人気があるようですね」(ダイハツ工業・広報室)

販売は6月1067台、7月1328台と月間目標の700台を上回るペースで立ち上がったが、あえてXや丸目バージョンを求める「待ち組」も控えているようだ。

着せかえパーツの大きな可能性

気になる着せかえパーツは、たとえば年度モデルのように定期的に設定するのではなく、より柔軟な展開を行う予定だ。ダイハツはすでにアフターパーツメーカーへの期待を口にしているが、守秘義務など同社との契約が可能であれば図面が提供され、製作されたパーツはすべて「コペンサイト(https://copen.jp/owner)」で購入できる。もちろん、ダイハツ自身によるコラボレーションも想定される。

「アフターパーツについては来年の東京オートサロンで様々な提案が出ると思います。コラボは企業や有名デザイナーだけでなく、たとえばデザイナーを目指す学生さんの提案なども面白いのではないでしょうか」

着せかえパーツの価格は未定だが、たとえば純正エアロパーツを揃えれば30万円前後、全塗装では50万円程度かかるとすれば、その中間あたりが現実的なところではないか(同室)という。

ユーザーの声をウェブとリアルで拾う

コペンの登場で掲げたテーマ「ラブ・ローカル」に即した即した「ローカルベース鎌倉」もまた好評だ。あえて駐車場を用意せず、ファン以外にもまずはコペンを知ってもらおうとするが、一方で、来訪者からの情報収集も重要な役割だという。

「着せかえパーツについては、今回立ち上げたコペンサイトでの情報交換や、コペンスタイリストからの声を拾うことになりますが、同時に鎌倉での声も非常に重要だと考えています」

たとえば、購入したパーツの保管場所をどうするのか。ディーラーへの保管はもちろんだが、コペンサイトやローカルベースの交流を通じ、ユーザー同士で2台分を保管するといった可能性も想定される。なお、今後このローカルベースは、たとえばダイハツの本拠地である大阪などでの出店も検討されている。

新型ロードスターのテーマは「原点回帰」

9月4日、日本・北米・スペイン3カ国での同時開催イベントでお披露目されたマツダ・ロードスターもまた、コペンに負けず劣らず注目の的だ。

ボディ、エンジンとも拡大傾向にあったここ2世代に対し、全長3915mmという歴代でもっともコンパクトなボディと、2リッターから1.5リッターにダウンサイズされたエンジン。現行比マイナス100kg超という徹底した軽量化により、ライトウェイトスポーツとしての原点回帰を果たすことが今回のテーマだ。

協業の成否は“バランス”にある

一方、2012年から始まったマツダの「構造改革プラン」において、ロードスターの開発は「グローバルアライアンスの推進」に位置づけられ、この4代目はフィアットと協業で行うこととなった。

最近のマツダの躍進は、フォードという巨大な影から解き放たれ、自由な発想による企画と開発が結実したものだとされる。しかし、企業規模を考えれば今後も他社との連携は避けて通れない。肝心なのはその連携方法を見誤らないことで、ロードスターの開発でフィアットと組んだのはその点をクリアしたからであろう。

つまり、アーキテクチャーは基本的にマツダが開発し、これを共有する。一方、エンジンやデザインはそれぞれが独自開発として独立性を守る。これはアクセラにおけるトヨタのHVシステム活用に似て、協業のバランス感覚が秀でているということでもある。

深化した「魂動デザイン」

すでに絶賛の声も聞かれるロードスターの新しいスタイルは、マツダをして「魂動デザインの深化」とするもので、CX-5から新型デミオまでの流れとは一線を画している。立体的なフロントフェイスを構築してきたシグネチャーウイングはなく、フロントフェンダーからドアに流れる特徴的なラインも見当たらない。生物の一瞬の動きを表現する「魂動」のテーマは今回どのように考えられたのか?

「ロードスターらしさと魂動は決して相反するものではない、そう言い切れる答えを見つけ出すことが最大のチャレンジでした。仮にロードスターらしさを形態だけに求めてしまうとクリエイティブな発想も止まってしまう。つまり、ロードスターと魂動を一度『思想』のレベルまで昇華させ、そこからカタチに落とす作業を行いました。物から短絡的に発想せず、一見相反する要素を両立させることを必死で考える過程にこそ、真のクリエーションが生まれます」(マツダ・国内広報部)

これまでもロードスターのスタイルは他のモデルと一線を画していたが、魂動の解釈もまた新しいチャレンジとして次のステージに入ったようだ。

付加価値がもたらす幸せな時間

寒暖の差が大きく、猛暑もあれば大雪も降る日本は、オープンカーに不向きだと言われる。実際、市場としても量販が見込める状況にはない。では、いま日本でオープンスポーツを発信する意味はどこにあるのだろうか。

「もちろん、コペンはダイハツにとってアイコンとして必須、マストである面が第一です。ただもうひとつ、いまダイハツは『もっと軽にできること』をキャッチフレーズにしていますが、ワゴンタイプなど、実用だけでない別の付加価値が軽には必要だと考えています。オープンボディもそうですし、同時に走る楽しさも示したいと考えたのがコペンということです」

「ロードスターは『いつでもどこでも誰もが心からオープンを楽しむ』という価値観を大切にしています。マツダはクルマを単なる道具とは考えていません。ロードスターは人と人のつながりを生み、人生を幸せにする存在だと思えます。そういう存在である限り、マツダはロードスターを作り続けます」

コペンは12年、ロードスターは25年。市場は小さくても、熱心なユーザーへ向けて作り続けてきたからこそ獲得した確信があるようだ。おそらく答えはその中にこそあるのだろう。

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