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【打倒911】の最新バージョン「メルセデスAMG GT」の“最強”PHEVモデルの乗り味

2024-9-1 08:00| post: biteme| view: 976| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: モーターショーの代わりに注目されるペブルビーチ ここ数年モーターショーの衰退に反して様々なイベントがその代役を担うようになってきている。とりわけ世界有数のクラシックカーコンテストである西海岸のモントレ ...

【打倒911】の最新バージョン「メルセデスAMG GT」の“最強”PHEVモデルの乗り味

モーターショーの代わりに注目されるペブルビーチ

ここ数年モーターショーの衰退に反して様々なイベントがその代役を担うようになってきている。とりわけ世界有数のクラシックカーコンテストである西海岸のモントレーで開催されるペブルビーチ オートモーティブウィークは各自動車メーカー、とくにプレミアムブランドがニューモデル発表の場として使うようになった。

メルセデス・ベンツもほぼ毎年この場でニューモデルを発表しており、昨年は2世代目の「AMG GT」(R192)、そして今年はモータースポーツ参加130年を記念して「AMG GT3 130周年記念モデル」や「マイバッハSL 680」を公開した。

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このぺブルビーチに向けて出発する直前に、昨年ここで発表され、今年春からようやく発売となった「AMG GT63S Eパフォーマンス」のテストを行うことができた。

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2014年にメルセデス・ベンツのハイエンドスポーツブランド・AMGが打倒「ポルシェ911」を掲げて独自で開発したスポーツカー「AMG GT」はベストセラーの「911」には及ばないものの、主要マーケットであるアメリカで毎年コンスタントに2000台を超える販売台数を見せている。

実際、カリフォルニア州の高級住宅街でのストリートウォッチングでは必ずその姿を見せるほどになった。その主な理由の一つはV8エンジンをフロントに搭載したロングノーズ・ショートデッキ、すなわち「ジャガー Eタイプ」に見られる911にはない古典的なスポーツカーのダイナミックなシルエットにあるようだ。これは開発当初からチーフデザイナーのゴードン・ワグナーが狙っていた点である。

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#AMG #GT #PHEV #Eパフォーマンス #911 #ペブルビーチ

デジタル装備はライバルの911より充実

試乗が行われたのはAMGの本社があるシュトゥットガルト郊外のアファルターバッハで、本社前庭に現れたニューモデルのエクステリアデザインは旧型に比べると切れ長のヘッドライトや、リアのコンビネーションを含むボディ全体がよりスムーズになった印象を受ける。

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またインテリアにはボディカラーが各所に配され、デザインも洗練が進んでいる。ドライバーの正面には様々なスイッチがギッシリと並んだステアリングホイール、その先には深いヒサシに囲まれた12.3インチのデジタルインストルメントが置かれ、センターコンソールには11.9インチのタッチパネルが立ち上がっている。

インフォテイメントのOSはもちろん最新のMBUXで、各種のスマホとの連携も可能だ。さらにヘッドアップディスプレイも用意され、これ以上の装備は考えられないほどの充実ぶりで、この辺りがポルシェ911とは大きく異なる点だ。

パワートレーンはF1技術をベースにしたPHEVで、ベースはAMGならではの、一人の組み立てスタッフが最初から最後まで責任をもってくみ上げる4リッターV8ツインターボ(M177)で、最高出力612ps、最大トルク850Nmを発生する。これに組み合わされているハイブリッドシステムはリアアクスルに組み込まれた204psと320Nmを発生する電気モーターで、その結果システム出力は816ps、システムトルクは1490Nmに達する。

9速AMGスピードシフトと4マチックシステムを介して4輪を駆動するAMG GT63S Eパフォーマンスの0-100km/h加速はわずか2.8秒。同社のハイパースポーツカー「AMGワン」(2.9秒)よりも俊敏に加速、最高速度は320km/hでリミッターが介入する。

この性能を実現するのはトランク下に収納されている89kg、容量6.1kWhのリチウムイオン電池で、560個のセルは個別に冷却水で最適温度に保たれ、短時間でキネティックエネルギーを回生、必要に応じて前述の電気モーターを回す。ちなみにEV走行可能距離はわずか13kmに過ぎない。

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日本未導入の2+2ボディこそ911のライバル

AMG本社工場の周りにはまるでテストコースのような空いたカントリーロードが広がっており、GT63はここで水を得た魚のように俊敏なダイナミックドライブを堪能させてくれた。聞けばAMGは実際にこうした周辺のワインディングロードを使用してハンドリングおよびブレーキなど日常性能のテストを行っているとのことだった。

また数km先にある高速域をテストするアウトバーンでは車高を4cmローダウンして空気抵抗を減らし、さらにリアスポイラーは速度に応じて自動的に5段階にポジションを可変するので常に安定した走行が可能だ。

特にEブーストは、およそ140km/hで2段ギアをもつリアモーターがシフトアップして高速域での追い越し加速をまるで多段式ロケットのようにダイナミックでスムーズなものにしている。

4段階の回生システムも印象的で、最も回生の強いポジションでのドライブフィールはまさにワンペダル感覚。強力なGを伴う回生能力も目覚ましく、タイトなコーナーを3つ回っただけでバッテリーはフルになった。

先進運転支援システムは標準装備だけでもライバルに劣らない機能が充実しているが、その他オプションではアクティブトラフィックジャムアシストやレーンキーピング、さらにはメモリーパークアシストなども用意されている。

トランク容量は182~562リッターで、日常の通勤ドライブでも十分なパフォーマンスも併せもっている。ただしリアシートはあくまで緊急用で、4人乗りを望むならば4ドア版のGTを選択する必要がある。

日本ではこのAMG GT63S Eパフォーマンスは4ドア仕様(3315万円~)だけが販売されているが、今回ドイツで試乗した2+2のパーソナルな雰囲気をもった2ドアGTは一層スポーティな佇まいと性格を持っており、911のライバルとしてはこちらの方が相応しいと感じた。

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(終わり)

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