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新型「メルセデス・ベンツ Cクラス」世界初公開。近未来的なデジタル装備はまさにベイビーSクラスだ ...

2021-2-23 22:00| post: biteme| view: 482| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: 最新プラットフォームにキープコンセプトの外装デザイン 「Cクラス」はメルセデス・ベンツの最多販売モデルで、2014年に登場した現行のCクラス(W205)はワゴンも含め、これまでに世界市場に向けて250万台以上が出荷 ...

新型「メルセデス・ベンツ Cクラス」世界初公開。近未来的なデジタル装備はまさにベイビーSクラスだ

最新プラットフォームにキープコンセプトの外装デザイン

「Cクラス」はメルセデス・ベンツの最多販売モデルで、2014年に登場した現行のCクラス(W205)はワゴンも含め、これまでに世界市場に向けて250万台以上が出荷され、1982年に誕生したCクラスの前身である「190」(W201)から数えるとなんと1050万台がオーナーの手に渡っている。このような稼ぎ頭故に開発陣がキープコンセプトに徹したのはよく理解できる。

最も大きな特徴は、長いボンネット、後方にオフセットしたキャビン、短いトランクからなるクラシックなキャビン・バックワードと呼ばれる後輪駆動レイアウトである。これはもちろんトップモデルの新型「Sクラス」にも通じるところがある。というのは採用されたプラットフォームはSクラスも採用する「MRA」(モジュラー・リア・アーキテクチャー)と呼ばれる後輪駆動用で、スモールとラージに分かれ、Cクラスは小さい方の2世代目、すなわち「MRA II」が採用されているのだ。

ボディサイズは現行モデルよりも全体的にわずかに大きくなっており、現時点までにわかった数字では全長が4751mmで49mm長く、ホイルベースは25mm延長され2865mmとなった。その結果、リアシートの足元は35mm延長されて快適性が向上している。また、全幅は10mm広がり、パッセンジャーの肘周りは前席で22mm、後席で15mmの余裕が生まれている。

エクステリアデザイン(写真はAMGライン)は基本的にはあまり変わらないが、フェンダーにまで回り込んだ横長LEDヘッドライトの両端がさらにシャープになり、グリル中央に輝くスリーポインテッドスターの左右にはウィング状のクロームラインが走る。AMGラインではグリル下のフロントスカート両脇に開口部の大きなエアインテークがレイアウトされ、ボンネット上には2本のパワードームが並び、全体の印象はスポーティだ。

リアはヘッドライト同様にトランクリッドまで広がった、矢羽のようなシャープなデザインのテールライトが与えられている。全体の印象はまさに“ベイビーSクラス”で、チーフデザイナーのゴーデン・ワーゲナーが提唱する「センシュアル ピュリティ」「モダン ラグジュアリー」に加えて、軽快でスポーティな要素が加わっている。ちなみに空力特性は最良のモデルでCd=0.24に達している。

Sクラス並みにデジタル化した内装やPHEVモデルに期待

インテリアもほぼ完璧にSクラスで、レザーとアルミとプラスチックを組み合わせ、オーナーが触れる部分は高品質でソフトな素材が使われている。ただし滅多に触れない場所にはちゃっかりとハードプラスチックが使われているが。

インフォテインメントシステムはドライバーの正面に10.25インチかオプションの12.3インチ、ダッシュボード中央には9.5インチかオプションの11.9インチのタッチパネルが備わり、古典的なスイッチは中央パネル下のハザードスイッチくらしか残っていない。オペレーション(OS)機能は最新のMBUXがコントロールしており、ソフトウエアアップデ―トはCクラスとしては初めてOTA(オーバー・ジ・エアー:無線通信経由)で行われる。

ヘッドアップディスプレイはオプションで用意され、カラー表示のイメージサイズは9×3インチ(23cm×8cm)で、最新鋭のAR(拡張現実、実際の風景にバーチャルの視覚情報を重ね合わせる技術)、すなわち画面がクルマのノーズからおよそ4.5m先に浮かび上がるように表示され、ナビの指示と実像が重なるようになっている。

搭載するエンジンは、このCクラスからは全てが1.5と2.0リッターの4気筒となり、ガソリン仕様の出力は170PS、204PS、258PS。ディーゼル仕様は全て2.0リッターで163PS、200PS、265PSとなる。ガソリンもディーゼル(初)も三菱電機製のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を使った48Vのマイルドハイブリッド(mHEV)を搭載し、アイドリングストップからのスムーズな再スタート、コースティング走行時の電力供給などを実現している。また15kW(20PS)と200Nmのパワーでブーストも可能だ。組み合わされるトランスミッションは9Gトロニック(9速AT)で4マチック(4WD)も用意される。

サスペンションはは現行モデルと同一のフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンクだが、Sクラスと同じフィーチャー(特徴的な装備)としては後輪ステアが採用されている。最大2.5度までの舵角を持ち、同位相では高速走行時の安定性を保ち、逆位相では回転直径11mと現行モデル比で40cm短縮しており、駐車を含む街中での取り回しの良さを実現している。

Cクラスのバリエーションは今回同時発表されたワゴンに加えて、クーペとカブリオレが続き、おそらく2022年後半には「アウディ オールロードクワトロ」のメルセデスバージョン「オールテレイン」が続く。しかし、カーボンニュートラルや環境問題に注目が集まるこれからの時代の最重要モデルはPHEV(プラグインハイブリッド)だ。「C300e」(ガソリン仕様)と「C300de」(ディーゼル仕様)にそれぞれ搭載される電池容量は、現行の13.5kWhから25.4kWhへと増大、航続距離は50kmから一気に100kmへと倍増させている。

スタイル、テクノロジー、クオリティと三拍子揃った新型Cクラスは今年登場するニューモデルの中で最も注目に値する一台である。ドイツではセダンとワゴンが3月30日から受注開始となる。日本での発売時期については2月23日時点ではまだ発表されていない。

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。


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