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ライバルはゴルフGTI。新たなスポーツグレード「128ti」はBMWのスポーツ精神がフィルターなしに味わえる ...

2021-4-1 11:55| post: biteme| view: 925| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: ゴルフGTIに相当する1シリーズのスポーツグレード 日本で販売されている「BMW 1シリーズ」(F40)を見るとエントリーモデルのガソリン仕様「118i」(140PS、334万円)、ディーゼル仕様の「118d」(150PS、385万円) ...

ライバルはゴルフGTI。新たなスポーツグレード「128ti」はBMWのスポーツ精神がフィルターなしに味わえる

ゴルフGTIに相当する1シリーズのスポーツグレード

日本で販売されている「BMW 1シリーズ」(F40)を見るとエントリーモデルのガソリン仕様「118i」(140PS、334万円)、ディーゼル仕様の「118d」(150PS、385万円)の上はいきなり「M135 xDrive」(320馬力、633万円)となっており、その間にたとえば「VW ゴルフGTI」(245PS、424万円)に相当するモデルは存在しない。

実はドイツも同じような事情で、この間を埋めるモデルが渇望されていた。そこでBMWが新たにドイツで発売したのが「128ti」だ。

BMWファンであれば“ti”と聞けば1968年に登場した「2002ti」を思い浮かべるはずである。「ti」の意味するところは「トゥリズモ インテルナツィオナーレ」すなわち「国境を越えてのツーリング」であった。当時は(そして今も)、ドイツではイタリア語の方が響きが良く、様々な商品名、特にクルマの名称に広く使われていたのだ。

当時のtiは2基のソレックス ダブルチョーク キャブレターを装備し、シングルキャブの2002(100PS)とインジェクション(130PS)の中間である120PSを発生、最高速度185km/hを誇った。実はレポーターはドイツ滞在時に69年式に乗っており、文字通りヨーロッパ中を走り回ったのちに、日本に持ち帰った。当時はスーパーカーブームで何度もエンブレムを取られそうになったのは懐かしい思い出である。

今回発表された128tiに用意されているエンジンは「M135i xDrive」に搭載されている2L 4気筒(開発コードB48)ツインスクロール・シングルターボで、基本的には同一だが最高出力は265PS、最大トルクは400Nmとへとデテューンされている。トランスミッションは8速ステップトロニック(トルコンAT)のみでMTは用意されない。

スポーツモデル専用のブラックアウトされたキドニーグリル、バンパー下に広がるワイドな開口部はM135iを彷彿させるが、左右のエアカーテン用インテークにはオレンジのアクセントが入る。このアクセントはtiのロゴを従えたサイドシル、リアスカート両脇のアウトレットにも入り、ディフューザーの左右に直径90mmのエグゾーストパイプが並ぶ。

標準装備のタイヤは前後共に225/40R18で、通常ならばミシュランのパイロット スポーツ4も選択可能だが、まだ冬が明けないドイツゆえにテスト車にはコンチネンタルのウィンターラジアルが装着されていた。オプションでは235/35R19も装着可能である。ブレーキはMスポーツから移植された真っ赤なキャリパーをもつベンチレーテッドディスク(360mm/300mm)が標準で用意されている。

インテリアは赤いステッチの入ったMデザインのステアリングホイール、シートそしてセンターコンソールにもtiの文字が並ぶ。コンソール上のスターターボタンを押してB48ユニットを目覚めさせ、まずはDレンジでスタートする。空車重量は4WDのトップモデルよりも80kg軽い1445kg(DIN)でクイックなダッシュを見せる。メーカーの公表値では0-100km/hは6.1秒、最高速度は250km/hでリミッターが介入する。

BMWのスポーツスピリットをフィルターなしに味わえる

この128tiはMの冠こそないが、前述のブレーキ以外でもM譲りの資産をいくつか分け与えられている。10mmローダウンしたスポーツシャーシは確かに締め上げられた感じはするが、快適性を犠牲にすることなしに安定したロードホールディングと軽快なハンドリングをもたらしている。

これを大きく助けているのは8速ATで、Dレンジでのシフトのスムースネスはトルコンならではのものだ。スポーツモードでのクイックなシフトタイミングもスポーティで、DCTに勝るとも劣らない。一方、コーナーでは最大でロッキングファクター31%(M135は36%)のトルセンデフロックが弱アンダーながらコントローラブルでスムースなコーナリングを約束している。

もちろんボディは他の1シリーズと共通なので、キャビンの広さやトランクの容量は変わらず、日常の通勤やウイークエンドの家族ドライブも楽しむことができるはずだ。実は懐かしさもあって、私は2週間のテストの間に普通ならば飛行機や鉄道で行く往復約900km近い北ドイツのハンブルグまでのロングディスタンスを128tiで楽しんでしまった。

128tiはドイツで4万1575ユーロ(19%の付加価値税込み、約540万円)で販売もすでに始まっている。ライバルと目されるVWゴルフGTIは6速MTのベースモデルで3万7607ユーロ(約490万円)だ。128tiが日本市場に登場するかどうかは定かではないが、BMWのスポーツスピリットをフィルターなしに味わえるこのモデルが、注目に値するスポーツハッチであることは間違ない。

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。

スペック

【 128ti 】
全長×全幅×全高=4319×1799×1434mm
ホイールベース=2670mm
車両重量=1445kg(DIN)
乗車定員=5名
駆動方式=FF
エンジン=2.0L 直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=195kW(265ps)/4750-6500rpm
最大トルク=400Nm/1750-4500rpm
トランスミッション=8速AT
使用燃料=プレミアムガソリン
WLTCモード燃費=6.4-6.1L/100km
0-100km/h加速=6.1秒
最高速度=250km/h
サスペンション=前:ストラット式
        後:マルチリンク式
タイヤサイズ=前後:225/40R18(アルミホイール)
車両本体価格=4万1575ユーロ(19%の付加価値税込み、約540万円)
※欧州参考値


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