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次期メルセデス・SクラスはガラスのAR表示機能やレベル3自動運転にも対応する超デジタル高級車になる ...

2020-7-28 11:55| post: biteme| view: 602| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: エクステリアはキープコンセプトだが中身は大きく進化する 2020年9月にワールドプレミアが予定されている次期「メルセデス・ベンツ Sクラス(W223)」の開発が最終段階を迎え、シュトゥットガルト郊外ではカムフラー ...

次期メルセデス・SクラスはガラスのAR表示機能やレベル3自動運転にも対応する超デジタル高級車になる

エクステリアはキープコンセプトだが中身は大きく進化する

2020年9月にワールドプレミアが予定されている次期「メルセデス・ベンツ Sクラス(W223)」の開発が最終段階を迎え、シュトゥットガルト郊外ではカムフラージュを纏ったプロトタイプが忙しく行き来している。様々な情報をベースに描いたコンピューターイラストを見ると、フルモデルチェンジとはいえ、一層大型化されたグリルとシャープなヘッドライト、そしてブラックアウトされた広いバンパー部分以外、例えばボディ全体のシルエットなどの変化は少なく、少なくともエクステリアデザインに関してはキープコンセプトのようだ。

しかし、中身は大きく進化している。11世代目にあたるこのSクラスの開発は2015年から新しいMRA II(メルセデス後輪駆動アーキテクチャー2世代目)と共にスタートした。フレキシブルな汎用性をもったモジュールのおかげでボディサイズは4cmほど延長され、さらに4WSも採用される。それ以上に注目なのは安全装備で、サイドクラッシュに際してはボディを自動的にリフトアップさせ、ボディ下部の強固なサイドシルで乗員を保護するシステムが導入される。

また、バリエーションに関しては採算面でクーペやカブリオレはキャンセルされ、スタンダード、ストレッチバージョン、AMG、そしてマイバッハの4種類に限定される。一方では環境問題でやり玉に上がるV12エンジンについて、社長のオーラ・ケレニウスは継続搭載すると発言している。

3DメーターやOLEDのインフォ画面に加え、AR機能もOP設定

こうした情報収集を行っていた矢先、メルセデス・ベンツは、Sクラスのティザーイベント「次世代MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」を開催した。すなわち次期Sクラスに搭載される新しいインフォテインメントシステムのワークショップである。

コクーンのようなSクラスのキャビンモジュールが我々の前に持ち込まれ、さっそくドライバーズ・シートに収まる。そこはSFの世界という表現が相応しく、ドライバー正面には3D機能をもった12.3インチ画面が置かれている。当然のことながら3Dメガネなどは不要で、実像のように奥行きの深い画面から情報を得ることができるのだ。

さらに、オプションで2種類のヘッドアップディスプレイが用意されるが、上位バージョンはAR(拡張現実)が採用され、例えば左折の場合には実際の道路の10m先に矢印が照射されているような画像を生成する。このシステムはドライバーの正面に77インチのモニターがあるのと同じ効果をもつという。

この正面のモニター内にはカメラが内蔵されており、シートに腰を下ろすと、事前登録した7名の人物を特定し、シートやドアミラー調整、エアコン温度、ナビゲーション目的地の履歴、好みの音楽(選局)などを即座に提供する。

圧巻はセンターコンソールの12.8インチの有機EL(OELD)を使った鮮明なタッチスクリーンで、フィードバック機能によって誤操作を防ぐようになっている。また、車内からのデジタル決済システムを利用する際には指紋認証に加えて、クラシックな暗証番号も登録可能になっているなど、まさにテスラを超えたハイテク感に圧倒される。

法整備が整えばレベル3が可能な自動運転システムを搭載

Sクラス故に、リアシートにも最大3台のモニターが並び、ここではすべてのパッセンジャーが走るオフィスとしてインターネット経由で事務作業を行うことができる。また「ヘイ、メルセデス!」で起動する音声入力システムは「ヘイ、メルセデス! ラジオでカントリーミュージックを探して、そして近くのイタリアンレストランまで行って!」と連続した2つの指令を理解するようになった。認識学習能力も備わっており、利用者が母国語を使わなくても、これまでよりは理解してくれるようになった。

また、このワークショップでは紹介されなかったが、搭載される自動運転システムはレベル3に相当するもので、法的な制約がなければすぐに作動させることができるという。将来的にはスマホによる自動バレーパーキングも実現可能なはずだ。すなわちインフラの整った駐車場内の入り口でSクラスから降りると、無人のまま指定駐車場所まで行き、帰りは入り口までSクラスが戻ってくるというわけである。暗い駐車場を行ったり来たりする必要がなくなるのだ。

次期Sクラスはジンデルフィンゲンに21億ユーロを投資して完成した近未来的な工場で生産される。もちろんカーボンニュートラルを目指した設備で、年産20万台が可能だ。そしてドイツでは11月にディーラーのショールームに並ぶ。日本での販売スタートは早くても2022年の春になるだろう。

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。

※2020年7月28日、日本での発売日予想の日付に誤りがあったため修正しました。


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