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アウディS3はゴルフGTIより65PS増しのパワーやクワトロの走りで差をつける

2020-10-22 12:05| post: biteme| view: 187| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: エンジンパワーでも駆動方式でもゴルフ GTIに差をつける VWグループ内でアウディはスポーティでラグジュアリー なプレミアムブランドである。これに倣って多くの量産メーカーがコモディティからの脱出を目指し、プレ ...

アウディS3はゴルフGTIより65PS増しのパワーやクワトロの走りで差をつける

エンジンパワーでも駆動方式でもゴルフ GTIに差をつける

VWグループ内でアウディはスポーティでラグジュアリー なプレミアムブランドである。これに倣って多くの量産メーカーがコモディティからの脱出を目指し、プレミアムなサブブランドを立ち上げている。しかし、同じモジュールを使用しながら個性的でスポーティ、さらにワンランク上の価格を要求できるプレミアムブランドをもっているのはVWグループぐらいだろう。

2つのブランドの違いを最も端的に見せたのが、先月試乗した「VW ゴルフ GTI」と今回発表試乗会が行われた「アウディ S3」である。

まずパワートレーンだが、搭載されるエンジンはGTIと同じ開発コードを持ったEA888ながら、最高出力と最大トルクは前者の245PSと370Nmに対して、後者は310PSと400Nmを発生する。さらにS3は後輪にも駆動力を伝えるクワトロ(4輪駆動)だ。

試乗会に現れた2020年モデルのS3は、新色のメタリックイエローをまとった見た目からして、控えめなGTIとは明らかに異なる。ボンネットからフロント下部のエッジスポイラーまで一杯に広がったハニカムグリルのシングルフレーム、その右にはエアスプリッターをもったダミーインテークが口を開けている。

オプションのマトリックスLEDヘッドライトユニットはデジタルデザインのデイドライビングLEDが組み込まれている。ボディサイドに回るとオプションの235/35R19タイヤ(標準は225/40R18)を収めるためのブリスター・フェンダーがフロントおよびリアに大きく張り出し、ブラック塗装のウインドウフレームやドアミラーやサイドシルがサイドビューを引き締めている。リアエンドはハニカムグリルをもったリアスカートの左右にツインエグゾーストパイプ、中央にはスポーツモデル必須のアイテムとなったディフューザーが見える。

一方、ドライバーを囲む操作系はアウディの最新HMIで、ドライバー正面に12.3インチのバーチャルコックピット、ダッシュボード中央には10.1インチのMMIタッチディスプレイが並んでいるが、待ち受け画面などはSモデル専用のメニューが用意されている。インテリア/キャビンは黒を基調に統一され、素材や仕上げはアウディらしい基準でに仕上がっている。

オンザレールの走り、扱いやすいエンジン、エンジン音はやや過剰

他のブランドと違って、コンソール上の見やすい位置にあるスタート&ストップボタンをタッチして直4ユニットに火を入れる。続いてドライブプログラムをコンフォートにセットしてスタートするが、スロットルをわずかにプッシュしただけでスピードメーターの数字はレブカウンターの上昇に呼応するように力強い加速を開始する。

さらにダイナミックを選択すると、後方から最初は低めで太い、やや金属的な響きを伴ったエグゾーストノートが耳に届いてくる。おそらくスピーカーからの人工サウンドだと思うが、ちょっとばかり演出が見え見えだ。

冒頭に述べたように、ゴルフGTIから65PSのエクストラパワーを得たS3のエンジンは低回転から高回転域までスムースに回る。ターボの立ち上がりは穏やかで、トルクバンドも広く走りやすい。おそらくこれが燃料噴射圧を250から300バールに高くした恩恵だと思う。

7速Sトロニック(DCT)のシフトは荒っぽいスロットルワークでも素早く、ショックやノイズはミニマムであったが、私の好みから言えばダイナミックモードでは少し大人しすぎるような感じだ。ノーマルA3ならば分かるが、S3の、それもスポーツドライブモードならばスロットルペダルの反応やシフトワークがもうちょっとダイレクトで、ドライバーがアクティブに参加している感じがほしかった。

一方、締め上げられたシャーシはしっかりと路面を捉えオンザレール感覚のロードホールディングを見せ、カーブではブレーキを介入させた電子制御トルクベクトリングでクイックなコーナリングが可能だ。こうしたスポーティドライブ全域において自然な感触のプログレシブステアリングシステムが大いに助けになっている。

ゴルフ GTIが「ホットハッチ」だとすればアウディ S3は間違いなく「ハイパーハッチ」と言うことができる。単にパフォーマンスだけでなく、大人が満足できるクオリティももち合わせているのだ。個人的には大げさな顔付きが気になるが、昨今のアグレッシブなアウディデザインを思い起こすと、この程度は寛容すべきかも知れない。

このアウディ S3スポーツバックは今年の10月からドイツで販売が開始され、価格は19%の付加価値税込みで4万6302.53ユーロ(約580万円)と発表されている。日本での発売予定は来年の3月になりそうだ。

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。

スペック

【 S3 スポーツバック TFSI】

全長×全幅×全高=4351×1816×1438mm
ホイールベース=2630mm
車両重量=1500kg
駆動方式=4WD
エンジン=2.0L 直列4気筒DOHC直噴ターボ
エンジン最高出力=228kW(310ps)/5450-6500rpm
エンジン最大トルク=400Nm/2000-5450rpm
使用燃料=プレミアムガソリン
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:4リンク式
タイヤサイズ=前後:215/55R18
WLTCモード燃費=7.4L/100km
0-100km/h加速=4.8秒
最高速度=250km/h
車両本体価格=4万6302.53ユーロ(約580万円)
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