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CES2020、クルマの注目はメルセデスAVTR。ソニーが話題だが市販化はまずない

2020-1-17 14:25| post: biteme| view: 646| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: CESの魅力はSNSを中心にした口コミ情報の拡散 CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)が今年も1月6日~10日までラスベガスで開催された。 “世界最大のハイテクショー”と日本の各メディアは称賛するが、 ...

CES2020、クルマの注目はメルセデスAVTR。ソニーが話題だが市販化はまずない

CESの魅力はSNSを中心にした口コミ情報の拡散

CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)が今年も1月6日~10日までラスベガスで開催された。 “世界最大のハイテクショー”と日本の各メディアは称賛するが、果たして本当だろうか?

数字から追ってみると、主催者発表による今年の出展企業は4400社、入場者は合計17万5212人で、展示関係者が6万8064人、私のようなメディアは6365人、最も多いのが業界関係者で10万783人となっている。すなわち典型的なB to Bメッセである。例えば昨年のフランクフルトモーターショー(IAA)の入場者が56万人であった。IAAの開催日数は10日間、CESは4日間であることを考えても入場者総数は大したことないように見える。

ではなぜ自動車メーカーが注目するのかと言えば、インターネット経由での情報の広がりである。会期中1時間当たりTwitterのポストは5000を超え、インスタグラムに至っては120万以上のストーリーが投稿されている。こうしたソーシャルネットワーキング効果が評判を作ることから、特にブランドバリューを大事にするメルセデス・ベンツなどはこのチャンスを利用しているわけだ。

ちなみに自動車メーカーとして初参加したのはアウディで、全く新しいターゲットグループを求めて2012年にNVIDIAのプロセッサー「テグラ3」を使用した「A3」のインテリアを事前公開している。

もっとも注目を集めたソニーのビジョンSだったが…

さて、一見真面目なハイテクショーに思われるCESであるが、実はそうでもなくて、“ピン”はアマゾンとコラボした「ランボルギーニ ウラカン」から“キリ”は10秒で磨ける歯ブラシや自走式トイレットペーパーまで、自称ハイテクスタートアップから巨大企業のGAFAまで、およそ4400社が集結する。

今回の最も大きな話題…少なくともプレスカンファレンスを含め最も人が集まったのはソニーの電気自動車「ビジョンS」だった。実際にはオーストリアのマグナが作った微妙なモデル名のコンセプトカーは、テスラコンプレックスの塊のような陳腐なデザインも、(アメリカが舞台なのに)スペックが全てメートル法表記だったことも、いろいろチグハグではあったが、ソニー製車載センサーのショーケースとしては効果があったと思う。

おそらくソニーはこれを「エクスペリア」のように商品化はしないだろう。日本の自動車メーカー、いや国内産業全体への活性化サインとしてそれを望みたいところだが、現実的にはアップルやダイソンのようにそこまで手を出さないという判断が妥当なはずだ。

メルセデスは噂の次世代MBUXを思わせるコンセプトをチラ見せ

一方、前述したようにCESにモーターショー以上の価値があると考えるメルセデス・ベンツは新社長オーラ・ケレニウスが未来コンセプト、「ヴィジョンAVTR」を携えて基調講演した。大ヒット映画「アバター」とのコラボレーションで、アバターのようにドライバーとクルマが一体化する。

すなわちキャビンに入ってジョイパッドに触れるとAVTRからは鼓動のような反応が返ってきて、リアの33個の鱗状のルーバーが呼吸をするように動き始める。インフォテインメントは手をかざすと手のひらにアイコンが照射され、必要なそれを選択して握ると「確認」、前方に投げるように開くと「作動」する。これが噂される次世代MBUXのNTG7.0に違いない。

また、4年前からCESに参加したBMWは会場の中庭にパビリオンを設けてダイナミック試乗会で集客を行なっていた。売りは7年経過した「i3」をモディファイした「アーバンスイート」と呼ばれるコンセプトで、助手席とリアシートをパッセンジャーが小テーブルとフットレスト付きシートで独占する。ただし自動運転ではなくドライバーが必要で、よく考えれば人力車をEVに置き換えたような古風なコンセプトではある。

最古参のアウディは 3DのARヘッドアップディスプレイや、自動運転モードになるとビデオやゲームを楽しめるオンデマンドディスプレイを持ち込んでクルマのエンターテイメント化を目指していた。

今のCESにすべての自動車メーカーを集める力はまだない

その他、北米メーカーではフォードがアジリティロボテクス社とのコラボで二足歩行ロボット「Digit(ディジット)」を持ち込んだ。フォードの自動運転デリバリーバンとIoTで繋いで倉庫の仕分けから運搬、宅配要員にもなる計画だ。頭が無いのでもし玄関にきたらギョッとするに違いない。誰かに怖くない頭を探してもらった方がいいだろう。

FCAは「クライスラー エアフロー ヴィジョン コンセプト」を発表したが、この「エアフロー」とは1934年にクライスラー が発売した高級4ドアサルーンのモデル名である。昔の名前で出ているわけだが、実際のベースは「パシフィカ」という北米市場専用のMPVである。

GMは完全不参加とデトロイトスリーの足並みは揃わなかった。実はCESにはまだカーメーカー全員を集合させるほどの魅力はないのかもしれない。

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります


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