パスワード再発行
 立即注册
検索

新型アウディA1は旧モデルから大幅進化。今度こそミニと戦えるか?

2019-1-10 07:00| post: biteme| view: 365| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: シャープなルックスの新型は今度こそミニと戦えるか? 2010年、アウディはモデルレンジを下方に広げるために「VW ポロ」をベースに「アウディ A1」を発売した。目指すは「BMW ミニ」であった。しかしミニの持つブラ ...

新型アウディA1は旧モデルから大幅進化。今度こそミニと戦えるか?

シャープなルックスの新型は今度こそミニと戦えるか?

2010年、アウディはモデルレンジを下方に広げるために「VW ポロ」をベースに「アウディ A1」を発売した。目指すは「BMW ミニ」であった。しかしミニの持つブランド力には叶わず、10年間で83万台と健闘したものの、その牙城を崩す存在になることはできなかった。そして今回、2世代目で再び世に問う。

初代が「PQ25」プラットフォームを使用していたのに対して、ニューA1は「MQB A0」、つまり現行ポロと共通のモジュール・キットを採用する。その結果、より広いキャビンスペース、新しいインフォテインメント、充実したアシスタントシステム、3気筒と4気筒の新しいパワートレーンの採用など大幅な進化が見られる。

幅と高さは変らないが、長さが旧型よりも56mm長く、ホイルベースも11mm延長された。その結果4.03mのボディに構築されたデザインは伸び伸びしており、旧モデルのミニを意識したような丸っこい可愛さは消えた。

反対にアローデザインのLEDヘッドライト、エッジの立った緊張感のあるボディサーフェス、そして左右に大型のエアインテークを従えたブラックアウト・シングルフレームなどがスポーティで精悍な印象を与えている。さらにリアに回るとヘッドライトと同じモチーフの鋭角的デザインのLEDリアコンビネーションライト、ボディ左右の端にレイアウトされたアウトレット風、そして中央のディフューザー風フィニッシャーは、ダミーなりにスポーティな雰囲気を盛り上げている。

ボンネット先端に設けられた 3本のダミースリットは1984年に登場したFIA世界ラリー選手権ホモロゲーション用にわずか200台だけが生産された「アウディ スポーツ クワトロ」、通称「クルツ クワトロ(ショートクワトロ)」のアイコンの一つであった。

ちなみにこの300馬力を発生したラリーカーのボディはカーボンやアルミの多用で空車重量はホモロゲーションぎりぎりの1300kgであったが、現代のA1は超高張力鋼板を27%も使用した結果、ドライバー込みで1180kg(30 TFSI)に仕上がっている。

また、空力特性、Cd値も0.31とこのサイズとしては非常に優れた数値を得ているが、これはフリントのエア・スプリッターやスムースなアンダーフロア、さらには効果的なルーフスポイラーなどの総合的なエアロ対策によるものだ。

高性能版40 TFSIは快適指向のオールラウンダー

マラガ空港で待っていたテスト車、「A1スポーツバック 40 TFSI」に搭載されているエンジンは4気筒ガソリン直噴ターボで1984ccの排気量から最高出力200ps、最大トルク320Nmを発生する。6速Sトロニックと組み合わされたカタログ上のダイナミック性能は0-100km/hが6.5秒、最高速度は235km/hに達する。

5ドア(3ドアはこのモデルからキャンセルされた)に乗り込むと、すぐにキャビンが広くなっているのに気がつく。特に9cmも長くなったホイールベースのおかげでリアコンパートメントに余裕が出ており、2m近いドライバーが前席に座っても、後席のお客さんは極端に膝を曲げる必要がなくなっている。またトランクも通常で旧型よりも65L大きい335L、リアシートを畳んだ状態では1090Lの収納スペースが誕生する。

コクピット周りはドライバー正面のバーチャルコックピットの他にオプションで10.1インチのMMIタッチスクリーンが用意される。ドライバーに向かってオフセットされているこのモニターのソフトウエアは何と「アウディ A8」譲りで、操作性も品質も非常に高い。しかし、注意深く観察すると仕上げはきっちりしているが、プラスチック類の表面は固く触感は良くない。

郊外にあるアスカリサーキットまでのドライブでは、「ポロ GTI」 と同じ200馬力のパワーと320Nmのトルクは十分以上で結構楽しめそうだと思っていた。ところがスムースで快適なシフトフィールを提供する6速DCTを介した加速、そして高速領域でのドライブフィールは意外にも穏やかであった。それはシャーシが基本的に快適志向のセッティングであったからかも知れない。

しかし、コーナーではクイックで正確、加え路面からのフィードバックが確かなのでスポーティな攻めの走りを楽しむことは可能だ。旋回フィールはニュートラルで、速度が増しても前輪の動きを予知できる安全志向の特性である。すなわちこのA1はミニとは違って、たとえ200馬力のトップモデルでも家族の誰もがいつでもリラックスして、気軽に乗れるオールラウンドカーなのだ。

ドイツでは2018年11月から予約発売が開始されているが、現時点での日本国内発売予定や価格は未定である。

スペック

【 アウディ A1 スポーツバック 30 TFSI 】
全長×全幅×全高=4029×1740×1433mm
ホイールベース=2563mm
駆動方式=FF
車両重量=1180kg
エンジン=1.0L直列3気筒直噴ターボ
最高出力=85kW(116hp)/5000-5500rpm
最大トルク=200Nm/2000-3500rpm
トランスミッション=6速MT
使用燃料=プレミアム
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:トーションビーム式
タイヤサイズ=185/65R15~
0-100km/h加速=9.5秒
最高速度=203km/h
欧州複合サイクル燃費=4.8L/100km
2万2850ユーロ(約285万円)

【 アウディ A1 スポーツバック 40 TFSI 】
駆動方式=FF
車両重量=1335kg
エンジン=2.0L直列4気筒直噴ターボ
最高出力=147kW(200hp)/4400-6000rpm
最大トルク=320Nm/1500-4400rpm
トランスミッション=6速DCT
使用燃料=プレミアム
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:トーションビーム式
タイヤサイズ=215/45R17
0-100km/h加速=6.5秒
最高速度=235km/h
欧州複合サイクル燃費=6.0L/100km
2万9100ユーロ(約360万円)

※欧州参考値


さようなら

なるほど

共感した

ありがとう

相关分类

Archiver|携带版|BiteMe バイトミー

GMT+9, 2025-6-21 15:23 , Processed in 0.159863 second(s), 18 queries .

Powered by Discuz! X3.5

© 2001-2025 BiteMe.jp .

返回顶部