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AMG C63に試乗…その前にアーマーゲーという無教養な発音はやめよう

2018-9-13 07:00| post: biteme| view: 600| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: まず、アーマーゲーと言わないで欲しい まず、このレポートを読んでいただく方々にお願いをしておきたい。今後、AMGのことを「アーマーゲー」と言わないで欲しい。どこの国に行っても、このような無教養な言い方はし ...

AMG C63に試乗…その前にアーマーゲーという無教養な発音はやめよう

まず、アーマーゲーと言わないで欲しい

まず、このレポートを読んでいただく方々にお願いをしておきたい。今後、AMGのことを「アーマーゲー」と言わないで欲しい。どこの国に行っても、このような無教養な言い方はしないし、ドイツのAMG関係者からも、なぜ日本人ジャーナリストは「アーマーゲー」と発音するのかとしばしば質問される。この3つのアルファベットはドイツ語で読めばA:アー、M:エム、G:ゲーであり、英語で発音してもA:エイ、M:エム、G:ジーである。どう読んでもMの後ろにA(アー)と発音する母音は存在しない。

なぜ、日本でこのような間違った言い方をしているのかと言えば、私の調べた限りではAMGがまだ並行輸入でしか入手できなかった頃、AMGモデルがしばしばスイスの大手自動車会社「AMAG」経由で輸入されていたことが原因らしい。この会社の名前は確かにアーマーゲーと読めないことはない。

さらに“A”の由来はWerner Aufrecht(ヴェルナー・アウフレヒト)、“M”はErhard Melcher(エアハルト・メルヒャー)の2人の創業者、最後の“G”は創業地のGroßaspach(グロースアスパッハ)なのだが、日本の高名なモータージャーナリストの方々は最後の地名を「グローザス・パッハ」というカナを振ったりする。これはおそらくドイツ語の「ß(エスツェット)」を間違ってSを使い、Grosaspachと書かれていたことに起因する。そうして切れる場所を勝手にGrosas-pachとしてしまったようだ。

記事中、編集側の作業で語句が抜けた誤りを修正しました(9月13日)。
修整前:どう読んでもアーと発音する母音は存在しない
修整後:どう読んでもMの後ろにA(アー)と発音する母音は存在しない

AMGモデルは「パナメリカーナグリル」を採用

前置きが長くなったが、主題は「AMG C 63」&「AMG C 63 S」のマイナーチェンジである。その中身は技術的なアップグレードもあるものの、デザイン・サイドからの影響が非常に大きい。

メルセデスは新たにデザイン定義をブランド別に住み分けることを公表した。マイバッハを「アルティメート・ラグジュアリー・デザイン(究極の高品質デザイン)」、メルセデス・ベンツを「モダン・ラグジュアリー・デザイン(最新トレンドや技術を追ったラグジュアリー・デザイン)」、そして今回紹介するAMGに与えられたのが「パフォーマンス・ラグジュアリー・デザイン」である。スポーツ、情熱そして尖鋭技術がメッセージで、その一番の象徴が「パナメリカーナ・グリル」と呼ばれる縦に格子の入ったグリルだ。また、AMGモデルの内装にはアルミパネルやARTICOとDINAMICAを組み合わせた人工レザーが奢られ、オプションではカーボンファイバー素材も用意されている。

搭載されるエンジンはマイナーチェンジを受ける以前のそれを踏襲しており、いずれも4リッター V8ツインターボでC63の最高出力が350kW(476hp)/5500-6250rpm、最大トルクが650Nm/1750-4500rpm、C63Sの最高出力が375kW(510hp)/5500-6250rpm、最大トルクが700Nm/2000-4500rpmをそれぞれ発揮する。組み合わされるトランスミッションは7速に替わってすでにE63に採用されている9速のAMGスピードシフト(MCT9G)がC63Sに移植された。C63シリーズの最高速度は250km/hでリミッターが介入するが、C63Sクーペは290km/hまで到達、0-100km/hは3.9秒でこなす。ちなみに今回テストしたC63Sカブリオレは重量増のために最高速度は280km/h、0-100km/hは4.1秒と若干の遅れが加算される。

シャーシは基本的には旧型のシステムを踏襲しており、フロントに4リンク、リアはマルチリンクで、電子制御のアダプティブ・ダンパーが組み合わされている。一方、リアのリミテッドスリップ・ディファレンシャル(LSD)は機械式から電子制御式となった。

サーキットではその高性能を発揮、公道では余裕のカタマリだ

私の試乗車は「C 63 S カブリオレ」だったが、今回はサーキットでのスポーツ走行も含まれていた。その4.2kmのコースはアップダウンときついコーナーからなる難コースで、しかも私は初めてのコースだったから、インストラクターに追いつくのがやっとだった。ドライブ・プログラムを「Sport」「Sport+」「RACE(C63Sのみ)」と切り替えつつ試すと、ESCはそれぞれに呼応した効果を発揮、コーナーでは絶妙なドリフトアングルを可能にしてくれた。

これとは反対に電子制御のLSDはコーナーの立ち上がりで確かなトラクションを提供、背中をグッと押されるような頼もしく、気持ちの良いコーナーからの脱出が楽しめた。そんなわけだから公道上でのパフォーマンスは余裕のカタマリで、通常のドライブ・シーンでは言うに及ばず、ワインディングロードをかなりのアベレージで飛ばすような時ですら、ブルメスター製オーディオを楽しめたほどだ。

オープンエア・ドライブと究極のスポーツ・パフォーマンスを同時に提供可能なC63 S カブリオレの欧州での価格は9万3950ユーロ~となっている。

スペック

【 メルセデスAMG C 63 クーペ 】
全長×全幅×全高=4751mm×1877mm×1401mm
ホイールベース=2840mm
駆動方式=FR
エンジン=4.0リッターV型8気筒DOHC直噴ツインターボ
最高出力=350kW(476hp)/5500-6250rpm
最大トルク=650Nm/1750-4500rpm
トランスミッション=9速AT(多板クラッチ式)
0-100km/h加速=4.0秒
欧州複合モード燃費=10.1L/100km
最高速度=250 km/h
※欧州参考値

【メルセデスAMG C 63 S カブリオレ 】
全長×全幅×全高=4751mm×1877mm×1404mm
ホイールベース=2840mm
駆動方式=FR
エンジン=4.0リッターV型8気筒DOHC直噴ツインターボ
最高出力=375kW(510hp)/5500-6250rpm
最大トルク=700Nm/2000-4500rpm
トランスミッション=9速AT(多板クラッチ式)
0-100km/h加速=4.1秒
欧州複合モード燃費=10.4L/100km
最高速度=280 km/h
※欧州参考値


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