最高にハッピーな1台!------ ついに日本上陸を果たした“軽タハム”。日本のスズキ製660ccエンジン、つまり軽自動車用エンジンを搭載したセブンだ。“走るためだけ”に存在するクルマだけに、ご覧のように最低限の装備が与えられるのみ。結果、車両重量はもともと軽量だが、この軽自動車用エンジンを搭載したモデルでは、実に490kgという超軽量を誇る。 加えてスズキ製660ccエンジンは日本では自主規制で64psとなるが、セブンはイギリス車のため規制に縛られず80psを発生する。このためパワー・ウェイト・レシオは、1トンあたり160psに達する。これが車名の「160」の由来だ。 セブン史上で見ても極めてローパワーとなるこの160だが、ローパワーでもセブン史上もっとも楽しい1台に仕上がった。ローパワーなだけにタイヤやサスペンションも高性能なものをおごらずに済み、それらが生みだす乗り味走り味はとても素朴なもので、簡素だからこそ実現できる至高の味わいでもある。それは例えるならば、噛めば噛むほど味がある白飯のようなもの、といっていいだろう。 価格的にも円安ながら、がんばって400万円以下のプライスを掲げた。実際に乗り出すにはオプション等も含めて400万円は超えるが、その価格以上の価値は確実にある。快適装備は何も付いていない、そして保管するには屋根付きの車庫が必要など、所有するにはハードルが高い。だが、それを超えるからこそ手に入れられる楽しさ気持ち良さが、そこには宿っている。動画内でも語っているようにまさに「最高にハッピーな1台」なのである。 ゆっくりでも楽しい、飛ばせばもちろん【インプレッション動画】 |
GMT+9, 2025-4-30 16:00 , Processed in 0.073502 second(s), 18 queries .
Powered by Discuz! X3.5
© 2001-2025 BiteMe.jp .