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エクストレイル、デザインが流麗になった理由

2014-1-1 11:00| post: admin| view: 212| コメント: 0|著者: admin

摘要: デザインがなぜ流麗になったのか? つくづくある種の日本の特殊性というか、閉鎖性を痛感しちゃいましたねぇ、新型エクストレイル! 2000年に登場したシティ派コンパクトSUVの3代目で、ホンダCR-VやトヨタRAV4のガ ...

エクストレイル、デザインが流麗になった理由

デザインがなぜ流麗になったのか?

つくづくある種の日本の特殊性というか、閉鎖性を痛感しちゃいましたねぇ、新型エクストレイル! 2000年に登場したシティ派コンパクトSUVの3代目で、ホンダCR-VやトヨタRAV4のガチンコライバル。ただしイメージや商品アプローチは他とはかなり違って「タフギア」を全面的に謳い、ボクシーな箱型デザインを纏うと同時に、全天候トラクションを保証するオールモード4×4-iシステムや防水カブロンシート、傷に強いスクラッチシールド塗装を売りとし、独自のファッショナブルな硬派路線を築いてきた。確か日産初の乗用クリーンディーゼルもエクスレイルだ。

結果、日本国内では月3000台レベルの実績を誇り、先代モデルは07年から3年連続で日本国内SUV販売ナンバーワン。よってこのテイストは永遠かとも思えたが、海外じゃボロ負け。今や世界最大のSUV市場となった北米と中国ではライバルのCR-Vが月1万5000台レベルのところをエクストレイルが中国3000台。北米のみエクストレイルの衣替えバージョンのローグで1万2000台レベルと報いている程度なのだ。

最大の敗因は、装備やパフォーマンスじゃなくて古典的硬派デザイン。独特の箱型フォルムは北米はもちろん中国でも作業車然として見えるようでほぼウケない。

よって今回は中身の硬派路線を正常進化させつつ、スタイルは真逆な大イメチェンを図り、大幅にモダン化。同時にエクストレイルと北米用ローグが一本化され、ついでにディーゼル車導入も後回しになったのだ。

ガラパゴス化から適度な脱出! ってのが新型の本当の狙いでしょうか。果たして日本人がついて来れるかわかりませんが。

見た目はナンパでも中身は硬派!

今回の最初のマスコミお披露目会は、本社横の特設オフロードコース。見た目はナンパになったが、中身は硬派のまんま! ってことを1番訴えたいわけだ。最大のキモのエクステリアだが、ひと目見れば分かるように、まるで角が取れた流線型デザインになっている。

ボディサイズからもそれは一目瞭然で、全長×全幅×全高は4640×1820×1715mmと長さが5mm縮まる一方、幅が30mmも広くなって高さも少し伸びた。スタイル変更には特に横幅のワイド化が効いていてサイドウィンドウと共にフロントとリアのピラーがかなり寝かされ、キャビンは上向きに絞られている。ただし、その分フロントマスクはグリルとライト上部が一直線に繋がり、それなりのワル顔でフロントフェンダーもマッチョに膨らみ、別の意味でワイルド化した。

乗って見ると車内は前より確実に快適で室内幅は広がってるし、ホイールベースが75mmも伸びたお陰でリアシートのヒザ回りはかなり余裕。スタイリッシュ化の影響を受けたのは肩より上のガラスエリアで実害はほとんどないどころか広くなっているのだ。

ただし、荷室に関しては真横から見るとリアドア後部が確実に縮まり、ラゲッジ長が減っているのが分かる。ただしこれまた幅は変わらずで容量は微減で、床下を含めて550リッター(2列シート車)を確保しているし、エクストレイル自慢の防水ラゲッジボードは全車標準だし、シートも全車防水加工。それもセルクロス、フレーザークロス、パートナーと複数の表皮を使った凝ったモノだ。

なにより今回から3列シートの7人乗りバージョンが加えられ、利便性が増した。大人が長時間座るのはツライが、子供や短時間乗車ならさほど問題はない。

一方インパネは全面的に高級化。デザインは有機的で、整理棚のようだった旧型とは全然違い、一部表皮にも上質なソフトパッドが使われて前の面影はほとんどない。残念と言えば残念だが、逆に喜ぶ人もいるだろう。

自慢の走破性に安全装備をプラス

気になる走りだが、今回試乗が許されたのはミニオフロードコースのみ。その分、世界初ともエクストレイル初とも言われる「アクティブライドコントロール」や「アクティブエンジンブレーキ」「コーナリングスタビリティアシスト」などの新ハイテク装備はほとんど試せなかったが、多少はわかった。

まずは直噴化によってJC08モード燃費を最良16.4km/Lにまで上げた2リッター直4+CVTは、ちょっとした急な登り坂でもトルク十分で特に問題ナシ。旧型譲りの電子制御式のオールモード4×4-iも、相変わらず素早く4WDモードになり、滑りやすい土の坂や岩路面でも困らなかった。それと今回付いたアドバンスドヒルディセントコントロールは下り坂でさしあたり作動。とはいえ本当の走破性能は、もっと本格的な悪路や雪道に行かないとわからないだろう。

それより今回遂にエクストレイルにも最近の潮流である「エマージェンシーブレーキ・パッケージ」が選べるようになり、低速での衝突被害を低減する日産初のエマージェンシーブレーキや、ペダル踏み間違い衝突防止アシスト、車線逸脱警報(LDW)や進入禁止標識検知などが装着可能になった。

機能については他社とそう大差ないが、凄いのは値段で日産のシステムはシンプルな単眼カメラとソナーのみなので実質セット価格は7万7700円。ステレオカメラによるスバル・アイサイトの10万円を凌駕するレベルで今後この手のハイテク安全がますます安さ競争になっていくことを実感。賛否両論であろうデザインと共にどんどんモダン化していくエクストレイルを改めて噛みしめたのでありました。


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