素の911とはカレラと言う事でしょうか?
カレラとGT3、また現行は992.2と言う前提でお話ししますね。
まず、カレラとGT3はエンジンが違います。
カレラはターボ、GT3はNAです。
どちらも純ガソリンには変わりありませんが
ユーロ7 の規制によりNAエンジンは今後、同規制に適用する事が難しくなり、希少性が高くなります。他メーカーも既にNAエンジンの現行は数少なく、NAエンジンの最終型になると新車より値上がりする傾向にあります。代表例としては馬さん458が良い例ですね。458はデザイナーもあり上がりましたが、GT3で言えば前期型の992型が最終との噂により、走行距離が5,000km以内の車両は一時は500万円~1,000万円近くのプレ値になっておりました。しかし現在は後期992.2型がまさかのNA発表になった事により、前期992型の価格は下落しました。といっても前期でも中古車がまだ新車より高いですが、これは、為替とGT3の生産枠が取れないので需要と供給によるものかと、、、まだ992.2型は中古では私は見た事はないですが、後期型の992.2GT3が中古市場に出ると、前期はまだ多少下落するかと思います。そして今回の992.2型GT3およびNAエンジンでは2026年以後のユーロ7 には対応できないとの見方が強いので、万が一最後のNAエンジンになると生産期間が前期約4年に対して、後期は約2年となり、生産台数がかなり少ない事から、プレミア度で考えると、1,000万円どころでは済まないプレ値になるとの予想も多いです。後期GT3では車体価格が250万円程度上がっており、OPを多少付けるだけで乗り出しは3,500万円前後〜ですので、車体価格の上昇を考慮し、左H、MT、PCCBの条件が揃うと、中古市場は車体が4,500万円程度〜にはなるのかと、、、尚、GT3はRSでは無いので、需要的にGT3にヴァイザッハは付けない方がリセール率は良いかもしれません。ヴァイザッハが欲しい方は992でもRSを買いますので。ちなみにGT3RS、STは992型のままでRS1,000万円以上、STとなると3,000万以上のプレ値です。GT3はポルシェでもスーパーカーの部類になっており、欲しいと言っても新車では買えない車が故にリセールはプレ値が当たり前ですが、プレ値で買っても売り買いの時期によっては損も少ないかと。さらに余談ですが本日から始まった映画F1でGT3が出ていますので、羽ありGT3、GT3RSの人気はさらに上がるかもしれません。笑 対してカレラ、カレラT、カレラSは992.2型は現在はプレ値にはなってはいませんが、992.2型GTSが電動ターボになりましたので、最後の電動化されていないターボとしては、長く乗るとリセールは良くなる可能性はあると思います。また、カレラ991.1のNAと991.2のターボは前期と後期にあまり差がありませんので、やはりNAエンジン最終は強い事がわかります。
普段使いに関してですが、GT3ツーリングでセカンドシート+8wayシートだと普段使いも人によってはできるかもしれませんが、羽ありGT3でクラブツーリングだと私的に普段乗りはかなり厳しいと思います。
ポルシェのスポーツモデルは911、718どちらもVW資本が入っても譲らず、今尚ポルシェが開発しており、長年続くポルシェの変わらないスポーツカーらしさを感じる本当に素敵な車だと思います。他モデルもVWの売るための戦略があり、普通の車であるが故にリセールが微妙とはいえ、ポルシェの血は多少は流れており、ポルシェの良さを感じる事ができます。トヨタの豊田会長が911に乗りたい理由も納得ですね。ポルシェのガソリン車は買えるうちに買って大切に乗られるのが吉かもしれませんね。以上、私的な意見も含め、参考になるかわかりませんが、良ければご参考までに。ps私は関西人で、992.2GT3は近々納車予定ですので機会があれば意見交換できると良いですね。失礼しました。 |