子育て世代にうれしい運転のしやすさと運転中の安心感子育て中の多くの女性には、どこへ出かけるにも必ず子供を乗せて運転しなければならない時期が、一定期間あります。そもそも運転そのものが負担になる人も多く、常に安全運転への不安や子供の命を背負うプレッシャーと闘いながら、日々の運転をこなしていかなければなりません。 チャイルドシートへの乗せ降ろしにはじまり、子供を抱いたままの荷物の積み下ろしやベビーカーの積載、長時間になると途中でのオムツ替えや授乳、子供をどうやってグズらせないように、退屈させないように、かつ快適な空間を保つか。そういったことに1人で奮闘しなければならない時期に、ミニバンを所有するファミリーが多いと思います。 だからミニバンがもっと、そうした女性たちの気持ちに寄り添い、運転をサポートし、大変な部分を少しでもラクにしてくれるような存在であったらいいなと願ってきました。今回、新型「ノア」「ヴォクシー」を隅々までチェックしてみて、しみじみ感じたのは「うちの娘が赤ちゃんの頃に、このミニバンがあったらどれほど良かっただろう」ということ。悔しくなるくらいに使い勝手のよさ、運転の負担を軽くする安全技術、快適な居住性が進化していたのです。中でも大きく分けて5つ、子育て中に嬉しいと感じた進化をピックアップします。 まず1つ目は、運転しやすさと運転中の安心感。運転ポジションが最適に取れるよう見直されたシートをはじめ、上から下までよく見える視界の広さは驚くほど。Aピラーが先代の104mmから86mmまで細くなり、クォーターガラスもできる限り下方までえぐって視界を確保しており、これなら小学校低学年くらいの子供やポールなどの障害物もフェンダーの死角に入ることなく、安全確認がしやすいと感じました。 そして今回、トヨタ初搭載の「プロアクティブドライビングアシスト」が全車標準装備となり、一般道でのヒヤリを大幅に減らしてくれます。運転中に子供の様子が気になったり、泣かれたりしてつい後ろを見てしまう瞬間は多々あるものですが、その一瞬に前走者が急停車したり、左折したりといった状況でも減速操作が間に合うようサポートしてくれるのです。歩行者が横断してくるかもしれない、自転車が車道に膨らんでくるかもしれない、といったリスクを先読みしたり、カーブで曲がりきれない速度だと判断すると減速してくれたり、ステアリング、ブレーキ操作であらゆるヒヤリをサポートする機能は、集中力が削がれがちな子育て中の運転に大きな安心感を与えてくれると思います。 また、子供が3歳くらいになると勝手にドアを開けて降りてしまうリスクも出てきます。そんな時に後ろから自転車が走ってきたら…などと怖いシーンもあるものですが、リスクを検知するとパワースライドドアが開くのをストップしたり、警告や音声案内で危険を知らせてくれる「安心降車アシスト」など、さまざまな予防安全機能が飛躍的に充実したのが嬉しいところです。 >> トヨタ ノアのカタログページを見る >> トヨタ ヴォクシーのカタログページを見る >>トヨタ ノアの買取相場は? >>トヨタ ヴォクシーの買取相場は? 工夫されたバックドアと使いやすい3列目2つ目は、バックドアからの荷物の積み下ろしが場所を問わずにやりやすくなったこと。これまで、後ろに壁があったり、天井が低い駐車場ではバックゲートを全開にすることが難しく、いちいちクルマを前に出したり、場所を変えたりする手間がかかりました。でも新型ノア/ヴォクシーには、開けたい分だけの角度で自在に止められる「フリーストップバックドア」が全車標準装備。止めたい角度になったら、手で軽くバックドアを押し下げるとピタリとそこで保持できます。 他車では上下二分割のバックドアや縦に開くサブドアを付けたりしてこの問題を改善してきましたが、小物の出し入れはしやすいものの、ベビーカーなど大きな荷物を持ち上げなければいけなかったり、開く角度が制限されるなど弱点もありました。このフリーストップバックドアを実際に使ってみると、ほんの少しの角度でもベビーカーなどの出し入れは可能で、自分もバックドアの中に立ってしまえばフロアに置いた荷物の整理などの作業もでき、これは便利と納得。 実は子育て中、後席は荷物がゴチャゴチャでスペースが取れず、オムツ替えを荷室のフロアで行っていた我が家にとっては、これがあれば周囲からの目隠しにもなり、助かったことだろうと思いました。パワーバックドアをオプションで装着した場合には、好きな角度で止める操作がボディ横に設置されたボタン1つでできるようになり、ボタンが左右にあるのでさらに使い勝手が向上しそうです。 そして3つ目は、3列目シートを出したり格納したり頻繁に行うファミリーに朗報。これまでも、同クラスミニバンの中では3列目シートの格納操作がいちばんラクだったノア/ヴォクシーですが、新型では最後にストラップで固定する動作すら省かれ、レバーを引くだけで軽く跳ね上げって固定されるように進化。従来は片手では難しい操作でしたが、今回は実際に試して片手でも格納と復帰のどちらも簡単にできることを確認しました。格納した際の出っ張りも薄くなり、荷室がより広く使えるようになったこともポイントです。 >> トヨタ ノアのカタログページを見る >> トヨタ ヴォクシーのカタログページを見る >>トヨタ ノアの買取相場は? >>トヨタ ヴォクシーの買取相場は? 現時点で最強の子育てサポーターと呼びたい1台4つ目は、2列目シート、3列目シートの快適性が格段にアップしていること。普段は子供を乗せて運転することの多いママも、休日にパパが運転してくれる時には、後席で子供を見守りながら過ごすことが多くなります。しかも、横を向いて子供の世話をしていると疲れたり酔ったりしやすいので、少しでも時間を見つけてゆったりと座りたいもの。私も当時は、子供が眠った時だけが自分も仮眠できる貴重な時間なので、後席の乗り心地や装備はもっとも不満の多いところでした。新型ノア/ヴォクシーはなんといっても、7人乗りキャプテンシートにオプションでオットマンやシートヒーターが装着できる点が大きな魅力。超ロングスライドで最後端に下げれば、オットマンを最大に上げて足をラクにすることができます。左右にアームレストもついていて、リクライニングを倒せばマッサージチェアに座っているような心地よさ。 新しいTNGAプラットフォーム採用の恩恵によって、乗り心地や静粛性が大きく改良されたことも、後席の快適性アップに貢献していると感じます。カップホルダー4個、USB、エコバッグフックがついた大型折りたたみテーブルもあって、充電しながらタブレットで子供に動画を見せたり、授乳やミルク作りなどにも便利に使えます。 また、友達や親世代を乗せることが多いファミリーには、3列目の居住性も大切なポイント。今回、3列目シートが薄型化されたため、見た目には心配がありましたが、足元や頭上にも適度な余裕があり、乗り心地も十分に快適。もちろん、1列目、2列目より風切り音などのノイズが大きめだったり、振動を拾う場面もありましたが、ドリンクホルダーもあって長距離でも許容範囲の快適性となっていました。 インテリアの中であえてダメ出しをするとすれば、シフトレバー横にある小物入れに蓋がついているのですが、外したあとに置いておく場所がなく、使っているうちに紛失してしまいそうだなという点。そして、2列目シートの大型折りたたみテーブルは便利なのですが、センターウォークスルーをしたい時にいちいち片付けるのが面倒だろうな、という点。現時点ではこのくらいしか弱点を見つけられませんでした。 最後に5つ目は、スマートフォンが私たちの暮らしに欠かせない存在になった今、クルマとも同じようにつながることで、もっと安心・便利・快適なカーライフが手に入ります。新型ノア/ヴォクシーはコネクテッドサービスを身近に、手軽に使えるようにしたことも大きな魅力。ベースグレード以外はディプレイオーディオが標準装備となっており、話しかけるだけでナビの設定などができるエージェンント、専用アプリを使ったリモート操作やヘルプネットなど、多くの機能が初度登録日から5年目まで無料。オプションで料金をプラスすれば、これまで高級車だけのサービスだったオペレーターサービスやデジタルキー、車内Wi-Fiなども利用可能となっています。しかも購入後にこうした機能がアップデートされた際に、ソフトウェアアップデートでずっと最新機能が使えるようになり、先進安全運転支援技術についてもアップデートされていくとのことで、ユーザーとしてなにより嬉しいことだと思います。 親が“子供のために”と想って購入するミニバンが、実際は子育て中の毎日の親の負担を軽くしてくれるサポーターになります。新型ノア/ヴォクシーは現時点で、その最強のサポーターと呼びたい1台です。 >> トヨタ ノアのカタログページを見る >> トヨタ ヴォクシーのカタログページを見る >>トヨタ ノアの買取相場は? >>トヨタ ヴォクシーの買取相場は? スペック例【 ノア ハイブリッド S-Z 7人乗り 】 全長×全幅×全高=4695×1730×1895mm >> トヨタ ノアのカタログページを見る >> トヨタ ヴォクシーのカタログページを見る >>トヨタ ノアの買取相場は? >>トヨタ ヴォクシーの買取相場は? |
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