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10年分の進化を果たしたスバル BRZはATモデルが特に魅力。エンジン音の演出にも注目

2021-9-27 12:10| post: biteme| view: 523| コメント: 0|著者: 文:塩見 智/写真:市 健治

摘要: サイズはほ不変、初代から10年分の正常進化 新型「スバル BRZ」を一般道で試す機会を得た。乗って感じたのは正常進化。2012年に登場し、10年弱にわたって売られた初代と比べ、何かが決定的に異なるわけではなく、地 ...

10年分の進化を果たしたスバル BRZはATモデルが特に魅力。エンジン音の演出にも注目

サイズはほ不変、初代から10年分の正常進化

新型「スバル BRZ」を一般道で試す機会を得た。乗って感じたのは正常進化。2012年に登場し、10年弱にわたって売られた初代と比べ、何かが決定的に異なるわけではなく、地続きの進化を感じるモデルチェンジだと感じた。すぐには無理だがいつかはBRZの新車を買いたいと考えている人が安心できるモデルチェンジだ。

新型のサイズは初代とほぼ変わらない。全長が25mm伸びて4265m、全幅は変わらず1775mm、全高は10mm下がって1310mm、ホイールベースは5mm伸びて2575mm。リアトレッドがわずかに10mm拡大された。初代同様、古典的なフロントエンジンの2ドアクーペルックだが、キャビンの絞り込みが強まり、車体がワイドになったように見える。スバル車のお約束であるヘキサゴン型のフロントグリルの位置が下がり、形も横長になったことで迫力が増した。初代はリアのナンバープレートが左右ランプの間にあったが、新型ではバンパー中央部に移動し、スッキリしたデザインとなった。

運転席に乗り込む。着座位置が低く、自然にやる気スイッチが入る。シートは身体との密着性が高く、ホールド性に優れる。表皮が滑りにくいのもよい。ペダルレイアウトのみならず、ステアリングホイールやシフトレバーのレイアウトも適切。操作するうえで慣れを要する部分がなく、ストレスを感じさせない。車内の広さは初代と変わらない。

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ワインディングで自然な挙動のハンドリング

ワインディングロードを走らせる。クラッチペダルは軽く、踏み込むのに力はほとんどいらない。シフトレバーのストロークはほどよく短く、操作性も良好。朝イチから1速、2速、3速と小気味よくギアアップできた。コーナーに差し掛かり、曲率に応じてステアリングを切り込んでいくと、想定通りのノーズの入り方をしてくれて気持ちよい。小細工ではなく、低重心、コンパクト、RWDという構成によってのみ得られる自然な挙動を味わうことができる。ステアリングのギアリングはもちろんスローではないが、特別クイックでもない。

初代の2L水平対向自然吸気エンジンから、ボアアップした2.4L水平対向自然吸気エンジンへと切り替わった。最高出力235ps7000rpm、最大トルク250Nm/3700rpmと、ややパワーアップした。数値から想像する通りの変化を体感できる。全域でうっすらトルクの厚みが増した印象だ。許容回転数の7500rpmまでスムーズに回るが、ひたすらにフラットな特性なので、引っ張り倒したくなるわけではなく、適当にギアアップしたくなる。音量、音質は初代とさほど変わらない。振動は減った。マウントに工夫があるのだろうか。車体そのものの進化のおかげかもしれない。新型に備わるアクティブサウンドコントロールなる機能により、エンジンの回転に連動してスピーカーから迫力ある音が足される。どうせ疑似音を足すならもう少し官能的な音でもよかったのではないかと思うが、これが好みという人もいるのだろう。

2速と3速をいったりきたりさせながら、アップダウンのない湖畔のワインディングロードをひたすら走り込んでハンドリングを確かめる。資料には「インナーフレーム構造や構造用接着剤などの採用によりボディを再構築することで、初代モデルに対しフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅に向上」とある。ボディがしっかりしていることは一般道でも十分体感できた。ステアリング操作に対する応答性が上がった。初代ユーザーが嫉妬するのは、動力性能よりもハンドリング性能だろう。また新型はルーフ、フード、フロントフェンダーなどがアルミ化され、低重心化が図られた。これもハンドリングのよさに貢献しているはずだ。

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賢くなってアイサイトまで搭載したATに魅力

今回試乗したのはMT。その仕上がりにはなんの不満もないが、自分ならATを選ぶ。ATのほうが初代からの進化っぷりは大きい。従来4速以上だったロックアップが3速以上、スポーツモードでは2速以上となった。高負荷時にマニュアル変速するとそれなりにショックが伝わるが、ダイレクト感が高まるというメリットのほうが大きい。ブレーキング時にブリッピングしながら自動的にギアダウンしてくれる制御が入った。プログラミングが賢く、コーナー進入時のブレーキングの最中、ここ! というタイミングでギアが下がる。サーキットで重宝した。さらにATにのみアイサイトが備わる。スポーツカーであっても走行の大部分を占めるのは日常だ。すでに旨味を知ってしまったACCを手放すのは難しい。

実用性の高さはBRZの強みだ。+2のリアシートが備わるのが大きい。大人が座るにはミニマムな空間だが、シートバックを倒せば、タイヤ4本を積載することを想定したフラットな空間が生まれる。「マツダ ロードスター」や「ポルシェ 718」シリーズにはできない芸当だ。じゃホットハッチでいいじゃないかというかもしれないが、前述した低重心、コンパクト、RWDというパッケージでのみ得られる挙動を獲得したうえで荷物も入るのが素晴らしいのだ。

2021年に提案すべきクルマがスポーツカーかどうかはわからないが、スポーツカーの提案としては308万円~という価格を含め、力作だと思う。

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スペック例

【 スバル BRZ S 】
全長×全幅×全高=4265×1775×1310mm
ホイールベース=2575mm
車両重量=1270kg(1290kg)
乗車定員=4名
駆動方式=FR
エンジン=2.4L 水平対向4気筒DOHC直噴
エンジン最高出力=173kW(235ps)/7000rpm
エンジン最大トルク=250Nm(25.5kg-m)/3700rpm
トランスミッション=6MT/6AT
使用燃料=プレミアムガソリン
サスペンション=前:ストラット式
        後:後:ダブルウィッシュボーン式
タイヤサイズ=前後:215/40R18(アルミホイール)
WLTCモード燃費=11.9km/L(11.7km/L)
車両本体価格=326万7000円(343万2000円)
※()内数値はATモデルのもの。

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