13年目を迎える現行ISがついに刷新へレクサスは6月、V8エンジンを搭載する「IS500 クライマックス エディション」を発表しました。そしてすでに「IS」後継モデルの開発に着手しているとみられています。 提携デザイナーのザオトル氏が制作した予想CGも公開され、新型ISへの期待が高まりつつあります。 1999年に登場した初代レクサスISは、トヨタ「アルテッツァ」をベースにした北米市場向けモデルであり、当時すでにアウディ「A4」やBMW「3シリーズ」、メルセデス・ベンツ「Cクラス」などの欧州プレミアム勢と競合するポジションにありました。 現行型(第3世代)は2013年にデビューし、2016年と2020年には大規模な改良が実施され、すでに10年以上のロングセラーとなっており、そろそろフルモデルチェンジのタイミングと言えます。 >>【画像】次期レクサス「IS」の予想イラストをチェックする 【あわせて読みたい記事】 予想イラストはリアデザインが印象的次期ISの予想CGは、2021年に発表された「エレクトリファイドスポーツ」コンセプトにインスピレーションを受けているようです。 フロントデザインはシャープでアグレッシブ。角型LEDヘッドライトや彫刻的なバンパー、スポーティな三角形のインテークが精悍な表情を演出しています。 ノーズ部分の小さな開口部からは、ハイブリッドの搭載も示唆されており、完全EVとは異なる方向性を感じさせます。 中でも注目は、進化したスピンドルグリル。これまでのものよりも洗練され、高級感が一段と際立っています。 サイドビューはコンセプトカーの革新的なラインを踏襲しつつ、新型「ES」譲りのキャラクターラインを採用。ルーフラインやプロポーションは、現行ISのDNAを受け継いでいます。 ドアハンドルやサイドミラーは従来型のままですが、将来的にはフラッシュドアハンドルやデジタルミラーへと置き換わる可能性もありそうです。 最も印象的なのはリアデザインです。スリムかつワイドなLEDライトバーの上にダックテールスポイラーを組み合わせたスタイルは、ESのファストバック的デザインとは一線を画し、よりクーペライクでアグレッシブな印象を与えています。 量産化を見据えつつ、コンセプトらしい先進性も取り入れた仕上がりです。 >>【画像】次期レクサス「IS」の予想イラストをチェックする 【あわせて読みたい記事】 ワゴン派生にも期待高まる現在のところ、レクサスから次期ISの詳細について公式な発表はありません。カモフラージュされたテスト車両の登場もこれからと予想されます。 ただし、現行モデルが2013年発売であること、そしてすでに2度のフェイスリフトを経ていることを考えれば、フルモデルチェンジは時間の問題といえます。 パワートレーンに関しては、ハイブリッドやEVを軸に電動化を推進するトヨタの姿勢を鑑みれば、新型ISにそれらのパワートレインが設定されるのは当然の流れともいえるでしょう。 順調に開発が進めば、新型ISのデビューは2027年頃と見られています。中国市場をはじめ、電動化が急速に進む中で、プレミアムセダン市場の競争は一層激化しています。 次期ISは、前出の欧州プレミアムブランドの強力なライバルたちと肩を並べることになるでしょう。 さらに、派生モデルとして「IS シューティングブレーク(ワゴン)」の登場にも期待が寄せられています。 (終わり) (写真:APOLLO NEWS SERVICE、レクサス) >>【画像】次期レクサス「IS」の予想イラストをチェックする 【あわせて読みたい記事】 |
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