東京オートサロンで公開したプロトタイプを市販化日本のカスタムブランド「DAMD(ダムド)」は、ホンダのクロスオーバーSUV「WR-V」向けに、ジープ風のスタイリングキット「REVERB(リバーブ)」を発表しました。 このキットは、角ばったフロントフェイスとサイドのデカールによって、かつてのジープ「XJ型チェロキー」を彷彿とさせる外観に仕上げられています。 ベースとなるWR-Vは、2024年に登場したモデルで、インドで生産(現地では「エレベイト」の名称で販売)され、日本へと輸入されています。 1983年に登場し、現在もカルト的な人気を誇るXJ型チェロキーのデザインが、本キットの明確なインスピレーションとなっています。 「ダムド WR-V リバーブ」は、2025年の東京オートサロンで初公開されたプロトタイプを起点に、熱烈な反響を受けて市販化されました。現在はフルキットが販売中で、今後も追加パーツの展開が予定されています。 >>【画像】ジープ チェロキー風のホンダ「WR-V」をチェックする 【あわせて読みたい記事】 全体的にオールドスクールな雰囲気を強調最大の特徴は、大胆に刷新されたフロントマスクです。ジープの象徴ともいえる7スロットグリル風のデザインを中心に、角型ヘッドライトと独立配置されたアンバー色のインジケーターが組み合わさり、オールドスクールな雰囲気を強調しています。 さらに、角ばったボンネットやアルミ調インサート付きバンパーの採用により、レトロなオフローダーらしい顔つきへと生まれ変わっています。 一方で、フェンダー後方にはWR-V本来のディテールが残されており、ベース車との自然な融合も図られています。 >>【画像】ジープ チェロキー風のホンダ「WR-V」をチェックする 【あわせて読みたい記事】 最低地上高を30~35mmリフトアップサイドビューでは、木目調デカールがアメリカンSUVらしい個性を強調。デモカーには、16インチの「ディーンクロスカントリー」ホイールと、BFグッドリッチ製のオールテレーンタイヤが装着されています。 また、最低地上高を30~35mm引き上げるリフトアップキットも組み込まれ、オフロードスタンスを高めつつも過度にならない絶妙な仕上がりです。 さらに、テールランプ部には専用のトリムピースも用意されており、中央には特別なパターンと「Reverb」のロゴがあしらわれ、ホンダの「H」エンブレムはこのトリムによってさりげなく隠される仕様です。 インテリアにはWR-Vの標準装備が活かされており、オプションで前後席にチェック柄シートカバーを装着することも可能です。 >>【画像】ジープ チェロキー風のホンダ「WR-V」をチェックする 【あわせて読みたい記事】 フロントフェイス一式が32万7800円パワートレインは標準モデルと同一で、1.5L直列4気筒ガソリンエンジン(最高出力118ps/最大トルク142Nm)にCVTを組み合わせます。 キットの価格は、フロントフェイス一式が32万7800円、LEDヘッドライトへのアップグレードは2万6400円、ウッド調サイドデカールは6万3800円で、いずれも税込み、取り付け工賃は別途となります。 リバーブキットは決して安価とは言えませんが、標準のWR-Vとはひと味違う個性的なスタイルを楽しみたい方や、レトロなSUVの雰囲気を愛する人にとっては、魅力的な選択肢となるかもしれません。 (終わり) (写真:APOLLO NEWS SERVICE、ホンダ) >>【画像】ジープ チェロキー風のホンダ「WR-V」をチェックする 【あわせて読みたい記事】 |
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