ハイパワーエンジンも設定するZR-Vの高級バージョン北米などで展開するホンダの高級ブランド「アキュラ」が10月9日、コンパクトSUVの新型モデル「AD-X」のティザー画像を公開しました。 AD-Xはアキュラの入門モデル的な存在で、「HR-V」(日本で販売されている「ZR-V」の、名前違いの北米バージョン)をプレミアムに仕立てたSUVとなります。クラスはBセグメントで一回り小さいものの、トヨタ「ヤリスクロス」とレクサス「LBX」の関係にも似ているかもしれません。 また、同じく北米アキュラのエントリースポーツハッチバックとして、2022年に復活した「インテグラ」とコンポーネンツの多くを共有。インテグラの高性能グレードとして話題の「タイプS」に搭載される、320hp/420Nmを発生する2.0L直列4気筒VTECターボを搭載するグレードも設定されるなど、かなり攻めたスペックが公式に予告されていることにも注目なのでした。 ティザー画像のリアの画像には右にRDXのリアエンブレム、左にグレードを現す「Aスペック(A Spec)」のバッジが見えます。ちなみにインテグラ のタイプSやAスペックには6MTモデルも設定されており(※タイプSは6MTのみ)、最近北米で息を吹き返しつつあるMTを組み合わせた体育会系プレミアムSUVが爆誕する可能性もあるかもしれません。 |あわせて読みたい| #ホンダ #アキュラ #ADX #ZR-V #SUV #発表 X1やLBX、Q3のライバルに?インテリアにも注目が集まります。大型の前後2分割ムーンルーフや、パーフォレーション加工(皮革表面の細かな通気孔)が施された風合いの良さそうなレザーシートなどに混じって、Aピラーの根元には高級オーディオで知られるバング&オルフセンのロゴが入ったビルトインスピーカーの画像が(※インテグラはELSスタジオ製)。 高性能な走りだけでなく、最近はプレミアムカーの“マストアイテム”として注目が集まるオーディオでも、ハイエンドなブランドを採用しているとなれば、ドイツのプレミアムコンパクトSUVなどに対しても十分な競争力があるのではないでしょうか。 また、サイズ的にはクラス下のBセグメントながら、レクサスのエントリーSUV「LBX」に設定される最強モデル「モリゾーRR」(650万円~)と、ADX最強グレードとのライバル対決も気になります。LBXはGRヤリス由来の1.6L 3気筒ターボで304ps/400Nmを絞り出すなど、スペック的にも価格的にも微妙にかぶる存在に。 ちなみに価格感は下記のようになっています。 ・・・国内でのアキュラブランドの扱いをどうするのかはさておき、ADXを日本で発売となった場合、500万円台スタートであれば競争力を発揮できそう。BEVやハイブリッド全盛の中、ピュアエンジンを乗せた硬派モデルというのも、一部界隈を沸かせそうです。 一方、これはあくまで担当の個人的好みに基づく懸念ですが、ADXがアキュラのモデルに共通するアメリカ濃度120%のデザインテイストで、インテグラや先輩SUVの「RDX」のような吊り目顔で出てくると、一気に日本導入の線が無くなってしまいそうな気もします。 というわけで、可能性は薄そうな気もしますが、もし日本に入れば高級コンパクトSUVの強力な選択肢になりそうな新型アキュラ ADX。この秋に予定されているワールドプレミアにも注目したいと思います! (終わり) |ZR-V| |
GMT+9, 2025-6-18 17:50 , Processed in 0.052678 second(s), 18 queries .
Powered by Discuz! X3.5
© 2001-2025 BiteMe.jp .