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激戦のコンパクトSUV界隈にスズキも参戦! クセ強デザイン「フロンクス」はジンクスを打ち破れるか!? ...

2024-7-25 11:00| post: biteme| view: 830| コメント: 0|著者: 文:ピーコックブルー

摘要: インドでは上級モデル専門チャネルで販売 6月中旬、スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」のプロトタイプ試乗会が開催されました。発売は今秋を予定しています。フロンクスのボディサイズは、全長3995mm×全幅176 ...

激戦のコンパクトSUV界隈にスズキも参戦! クセ強デザイン「フロンクス」はジンクスを打ち破れるか!?

インドでは上級モデル専門チャネルで販売

6月中旬、スズキの新型コンパクトSUV「フロンクス」のプロトタイプ試乗会が開催されました。発売は今秋を予定しています。

フロンクスのボディサイズは、全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm(※インド仕様)と、トヨタ「ライズ」、ダイハツ「ロッキー」やトヨタ「ヤリスクロス」、ホンダ「WR-V」などと競合する大きさです。

車名全長×全幅×全高
スズキ フロンクス3995mm×1765mm×1550mm
トヨタ ライズ/ダイハツ ロッキー3995mm×1695mm×1620mm
トヨタ ヤリスクロス4180mm×1765mm×1590mm
ホンダ WR-V4325mm×1790mm×1650mm

フロンクスは世界各国で販売されるグローバルモデルであり、さらにはインドで生産されたものが海をわたって日本へやってくる「輸入車」であるというのも大きな特徴です。

そのなかでも、フロンクスがメインターゲットとしているのはインド市場です。いわゆる新興国に数えられるインドは、日本のユーザーとは異なる嗜好性を持つ市場であると考えられてきましたが、近年の経済成長にともない、中間層を含む多くのユーザーがグローバライズされてきたと言われています。

さらに、インドにおけるフロンクスは、「ネクサ」と呼ばれる現地のスズキ(マルチ・スズキ)の上級モデルを専門にあつかうチャネルで販売されるモデルです。

一方、日本国内のスズキは軽自動車のイメージが強く、「上質」や「上級」という言葉とはやや縁遠いブランドとして認知されているのも事実です。

ただ、インドの「ネクサ」で販売されているモデルのうち、2024年7月現在で日本国内でも販売されているものは、ジムニーをのぞいてほかにはありません。

フロンクスのこうした出自を考えると、日本におけるスズキのイメージでとらえてしまうのは、フロンクスの実力を見誤ってしまうかもしれません。

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クセのあるデザインは好みが分かれそうだが…

実際、フロンクスの内外装のデザインは、既存のスズキのラインナップのモデルとは一線を画しています。

たとえば、クーペスタイルの流麗なルーフラインと、真一文字に引かれたリアコンビネーションランプの組み合わせは、フロンクスを実際のボディサイズ以上に「ワイド&ロー」に見せています。

一方、ボディ下部を取り巻くシルバーの加飾やリアフェンダーに設けられたアンダーガードは、SUVらしい力強さを感じさせます。

インテリアについても随所に大胆なデザインを採り入れており、よい意味で国産車離れしている印象を覚えます。

こうしたフロンクスのデザインは、やや好みがわかれるところではあるのも事実です。

ただ、強力なライバルがひしめくコンパクトSUVというカテゴリーのなかで、後発にあたるスズキが存在感を示すためには、ある程度の「クセ」がなければなりません。

フロンクスのデザインは決して無難なものではありませんが、だからこそ、日本のコンパクトSUVのなかで際立った存在になる可能性を秘めていると言えます。

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国内向けにパワートレインや足回りをチューニング

走りについても、これまでのスズキのモデルとはよい意味で異なっています。

フロンクスを走らせてすぐにわかるのは、ステアリング操作における応答性の良さであり、よりシンプルに言えば「よく曲がるクルマ」であるという印象です。

さらに、ステアリングを回した際の「手応え」も特徴的です。

開発担当者いわく「意図的なもの」というこの特徴によって、フロンクスは運転しているという感覚を明確にドライバーに感じさせています。

とはいえ、決して機械的に演出されたものではないため、多くのユーザーにとっては違和感を覚えることなく受け入れられるものと言えそうです。

また、フロンクスはグローバルモデルではあるものの、日本市場の特性に合わせてパワートレインや足回りにチューニングが施されています。

グローバルモデルのなかには、日本のユーザーに向けたチューニングが不十分なケースも見られますが、フロンクスに関してはそういった心配はありません。

このあたりは、軽自動車をはじめとした「日本のユーザーのためのクルマ」をつくりつづけてきたスズキのノウハウが存分に活かされていると言えそうです。

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パワー感と後席の広さはライバルが有利

一方、気になる点がないわけではありません。

デザインや走りにおける「クセ」は、フロンクスをほかのコンパクトSUVと差別化するものであるとしても、パワートレインの非力さや後部座席の狭さについては、フロンクスの明確な課題と言えます。

フロンクスに搭載される1.5Lガソリンのマイルドハイブリッドは、一定以上の高速走行や登り坂ではやや心もとないものでした(※スペックは現時点で非公表)。

後部座席の狭さについては、クーペスタイルを採用することによって得られた美しいボディラインの代償と言えますが、ライバルとなるライズ/ロッキーやWR-Vが、スクエアなボディによって一定の室内空間を確保していることを考えると、後部座席の利用頻度によってはライバルのほうが有利となるかもしれません。

逆に言えば、市街地や郊外でゆったりと流すような走り方がメインであり、なおかつ後部座席の利用頻度がそれほど多くないという場合には、フロンクスはベストな選択肢のひとつとなる可能性は十分にあります。

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スズキの「輸入モデルジンクス」を打ち破れるか

フロンクスは、コンパクトSUVといういまもっともホットなカテゴリーに投入される新進気鋭のモデルであり、その実力はまさに「ワールドクラス」と呼べるものです。

価格についても「十分にライバルに対抗できる」(スズキ広報)とのことで、ちょっとしたキッカケさえあれば、またたく間にベストセラーモデルの仲間入りを果たす可能性も秘めています。

一方、「イグニス」や「バレーノ」、あるいは「スプラッシュ」など、スズキのこれまでの海外からの輸入モデルは、その実力の高さは折り紙付きであるものの、販売台数は決して好調とは言えませんでした。

その理由はさまざまですが、簡単に言えば、日本のユーザーのニーズを満たしうるモデルはなかったと考えられます。

満を持して投入されるフロンクスは、「スズキの輸入モデルはいいクルマなのに売れない」というこれまでのジンクスを打ち破ることができるのか、注目です!

<おわり>

写真:ピーコックブルー

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