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スバル ソルテラに乗って「電気自動車を所有する現実度」を考えてみた

2024-6-30 08:00| post: biteme| view: 190| コメント: 0|著者: 文:編集部/写真:編集部

摘要: マイナーチェンジでバージョンアップ スバルのBEV(フルバッテリー車)「ソルテラ」は、2021年11月に世界初公開され、日本では2022年4月に受注開始しました。スバル初のグローバルBEVとして、アメリカ、カナダ、欧州 ...

スバル ソルテラに乗って「電気自動車を所有する現実度」を考えてみた

マイナーチェンジでバージョンアップ

スバルのBEV(フルバッテリー車)「ソルテラ」は、2021年11月に世界初公開され、日本では2022年4月に受注開始しました。

スバル初のグローバルBEVとして、アメリカ、カナダ、欧州、中国などにも展開されています。

トヨタ「bZ4x」とは姉妹車で、一充電あたりの走行可能距離が若干異なりますが、基本的なスペックは同じ。エクステリアデザインや装備の違いで差別化されています。

ソルテラは2グレードが設定され、ベースグレードの「ET-SS」にはFWDと4WDを設定。上位グレードのET-HSは4WDのみとなっています。価格は以下の通りです。

グレード/駆動方式価格
ET-SS/FWD627万円
ET-SS/4WD671万円
ET-HS/4WD715万円

一充電あたりの走行距離は以下の通りです。

グレード/駆動方式一充電走行距離
ET-SS/FWD567km
ET-SS/4WD542km
ET-HS/4WD487km

ボディサイズは全長4690×全幅1860×全高1650mmで、トヨタ「ハリアー」(全長4740×全幅1855×全高1660mm)などに近いサイズ感です。

モーターのスペックは以下の通りです。

駆動方式フロントリア
FWD204ps/266Nm
4WD109ps/169Nm109ps/169Nm

2023年10月のマイナーチェンジで「スバルセーフティセンス」の機能が拡充され、一定速度以下でのハンズオフが可能になり、それにあわせてステアリングの接触検知もトルク検知型から静電検知型となりました。

これにより、前車追従クルーズコントロール作動時に「ちゃんと握っているのにステアリングに触ってない警告が出てしまうので、たまに小さくステアリングを動かす」といったアクションが不要になりました。

また、そのステアリングも丸型から上下がフラットのオーバル型に変更され、メーターの視認性が高められています。

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むしろゆっくり走るのがイイ

そのソルテラに編集Kが試乗しました。乗ったのはET-SSの4WDです。ソルテラのレビューを漁ってみるとジャーナリストからはおおむね好評で、どんな乗り味なのか気になっていました。

実車を見てみると、エクステリアの印象は「写真で見るよりスマート」。フェンダーからライトの下まで伸びるクラッディング(未塗装樹脂パーツ)などはクセ強めだな…と思っていましたが、間近で見ると思いのほか気になりません。

インテリアは、共同開発したトヨタの雰囲気がわりと強めですが、全体的に落ち着いた雰囲気で、居心地のよい空間にまとめられています。それなりのボディサイズだけに中は広々。同乗者も快適です。

ちょっと気になったのは円形のシフトセレクター。右に回すと「D」、左に回すと「R」、真ん中のボタンを押すと「N」というもの。「P」ボタンはセレクターの前側にあります。

たまに「右と左どっちがDだっけ」と考えてしまうことがあり、ブラインドタッチするにはある程度の慣れが必要そうです。

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肝心の走りですが、すでにたくさんの試乗記があるので細かなレビューはそちらを確認していただくとして、編集Kの感想は「本気を出すとパワフルだけどゆっくり走るのが気持ちいい」でした。

乗り心地は、とにかく上質。細かな振動を上手にいなしてフラットに走ってくれます。高速道路などではゆったりとしたクルージングが楽しめます。

ワインディングでは、ステアリングを切った分だけぐいぐいと曲がるし、アクセルを踏み込めばさすがEV。強烈なGをともないながら豪快に加速します。

車重が約2トンあるのでヒラヒラ感こそありませんが、快適なスピードで峠道を駆け抜けることができました。

個人的に一番気に入ったシチュエーションは、一般道で流れに合わせた速度で走る時。とにかく静かだし、乗り心地もいい。特に気に入ったのは「加速の緻密感」です。

モーターはエンジンよりアクセルの反応が緻密なので、ゆっくり走りたいときのアクセルコントロールがしやすく、のんびり走行が楽チンなのであります。

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CEV補助金はやはり大きい

そんなソルテラの販売目標台数は150台/月。まだまだ黎明期のBEVゆえに少ないですが、それでも販売に苦戦しているようです。

察するに、充電環境はもちろん、スタートが600万円オーバーという「価格」にハードルがありそうです。

そもそもBEVはエンジン車より高く、ソルテラも国産SUVのエンジン車より高くなっています。ベーシックなET-SSのFWDで627万円、一番高いET-HSの4WDは715万円と、欧州プレミアムブランドのSUV(のエンジン車)と同じくらいの価格帯です。

しかしBEVには補助金があります。ET-SSのFWDで試算してみると、2024年のソルテラのEV補助金は65万円なので、実質562万円。

自治体のEV補助金があればさらに下がります。東京都の場合は45万円なので、実質517万円になります。

さらには、市町村でもEV補助金があったりします。葛飾区在住であれば25万円なので、492万円になります。

どこに住んでいるかで変わる部分ではありますが、条件がよいところに住んでいるのであれば価格を抑えることができます。

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当然「充電環境があるか」も重要です。集合住宅や賃貸駐車場だと、ほとんどの場合駐車中に充電ができません。

そのため、住居に充電環境がないとBEVの所有は現実的ではありません。とはいえ、自宅以外でも充電は可能なので、遠出したときなどは外出先での充電も可能です。

「充電スポット検索アプリ」というものがあり、どこに充電スポットがあるかだけでなく、急速充電が可能か、今現在空きがあるのかなどを確認することができます。

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エキサイティングか安心か

ということで、まだまだ誰でもカジュアルに購入&維持できるものではないBEV。一方で、条件がそろっている人であれば所有するハードルは低くなります。

世界的にはテスラやBYDがBEVの主流で、こうした新興メーカーの「攻めっぷり」も魅力的。これまでのクルマの常識をぶっ壊しにきていているあたりは、いろんな意味で興味深いものがあります。

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一方で、大手自動車メーカーのBEVは走行性能や安全性能だけでなく、修理などのアフターサービスも安心です。

どちらも一長一短、どちらがいいとはいい切れませんが、いずれにしてもエンジンとは違う電動車の走りは新鮮で魅力があります。

まだBEVに乗ったことがない人は、まずは買わなくとも一度触れてみることをおすすめします!

<おわり>

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