イケメン世界戦略MPVにハイブリッドモデルが登場2月1日、三菱のクロスオーバーMPV「エクスパンダー」と「エクスパンダークロス」に、新たにハイブリッド車が設定されました。 エクスパンダー/エクスパンダークロスはタイなどのアセアン地域や中南米、中東などに展開されている3列7人乗りの世界戦略MPVで、今のところ日本には導入されていません。しかし2017年の登場時から三菱ブランドのモチーフでもある「ダイナミックシールド」顔のシャープなデザインが好評で、日本のメディアでも度々話題になってきました。 <エクスパンダーのボディサイズ> ちなみにボディサイズは「トヨタ シエンタ」や「ホンダ フリード」などの5ナンバーミニバンより一回り大きく、「ノア/ヴォクシー」や「セレナ」などのMクラスミニバンよりはコンパクトかつ低全高というイメージ。 >>シエンタの画像やスペック情報はこちら >>三菱の名作3列ミニバン・シャリオグランディス(過去モデル)とは? デザインのインパクトのおかげか販売は好調。これを受けて、同社のPHEV(プラグインハイブリッド)から派生した新開発ハイブリッドを採用した本格的なHEVグレードが登場したというわけです。 >>エクリプスクロスPHEVの画像やスペック情報はこちら 価格は意外にも…。日本に導入されるのは難しい?エクスパンダー/エクスパンダークロスのHVシステムはアトキンソンサイクル化された新開発の1.6Lガソリンエンジンに85kWのモーターを組み合わせ、純ガソリンモデル比で15%燃費を改善。 FFながらアクティブヨーコントロール(前輪左右で制御)など、同社の4WD由来の制御技術を搭載するほか(国内モデルは「エクリプスクロス」のFFモデルなどでも採用済み)、EV走行モードも備えます。 >>エクリプスクロスPHEVの画像やスペック情報はこちら また、四駆ではないのにノーマル・ターマック(ワインディングなど)・グラベル(未舗装路)・マッド(ぬかるみ)・ウェット(大雨など)と7種もの走行モードを備えている点などはご当地事情を感じる部分かもしれません。 駆動用バッテリーを前席フロア下に配置したため、コンパクトながら3列7名乗車可能な居住空間はそのまま維持。エンジンルームやバッテリー周りの床材を変更して、衝突時のバッテリーの安全性などを確保。さらに足回りにも専用チューニングがほどこされているとのこと。 ちなみにエクステリアでは前後にHEVのバッジやサイドミラー下の「HIBRID EV」のバッジに加え、フロント下部やサイドガーニッシュ、リヤバンパー、ホイールにブルーのアクセントが入ります。ハイブリッド(世界的には「HEV」)をハイブリッドEVと呼ぶのもちょっと面白いかも。 ちなみにタイでの価格は下記。 国内で人気のMクラスミニバン「ノア」のハイブリッド&FWDモデルの価格帯が305~367万円ということを考えると、タイの自動車価格って結構高いかも、という印象ですね。 >>ノア(ハイブリッド)の画像や価格情報はこちら メディア的には「今まで日本向けにはエクスパンダーの本格的な公式リリースを出さなかったのになぜ?」という疑問というか期待が湧かないでもないとうか、価格さえ折り合えば日本の三菱のラインアップにはない3列ミニバンの可能性も捨てきれません。 新型「トライトン」の日本凱旋の例もあることですし…引き続きトライトン情報に注目したいと思います! >>三菱の名作3列ミニバン・シャリオグランディス(過去モデル)とは? >>トライトンの画像や価格情報はこちら <おわり> 写真:三菱、トヨタ、ホンダ、日産 |
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