日本仕様は2グレード構成で約498~540万円12月21日、三菱のピックアップトラック「トライトン」が正式発表されました。発売は2月15日(木)。日本仕様は標準グレード(GLS)と上級グレード(GSR)の2グレード展開で、いずれも5人乗りのダブルキャブとなります。 >>トライトンのカタログ情報はこちら <左がGSR、右がGLS> トライトンの最大の市場はタイで、現地では同じ1トンピックアップの「トヨタ ハイラックス」や「いすゞ Dマックス」などが商戦を繰り広げているのはご存知の通り。新型はこうした強豪を引き離すべく、新開発のラダーフレームや2.4Lディーゼルエンジン、最新の先進安全装備を引っ提げ、従来モデルとはまったく別モノと言える気合の入った高級ピックアップに進化しました。以下、ザザッとトピックを見ていきましょう。 >>ハイラックスってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら フレームもエンジンもサスペンションも新開発ボディサイズはグレードで若干違いますが、国内販売される唯一のピックアップである「ハイラックス」(全長5320×全幅1900×全高1840mm、同じくダブルキャブ)とほぼ同じ。 ベースのラダーフレームは剛性や堅牢性、乗り心地を高めるためにハイテン鋼の比率を引き上げて新開発。その車台に載るボディも超ハイテン鋼の採用などで軽量化が図られています。 最高出力204ps/最大トルク470Nmを発揮するクリーンディーゼルエンジン「4N16」も新開発。6速ATを組み合わせ、WLTCモード燃費は11.5km/L。NOx浄化システムは一般的なアドブルー方式です。 前ダブルウィッシュボーン/後リーフスプリング式のサスペンションも新開発。とくに後席の乗り心地は、軽量スプリングや大径ショックアブソーバーを採用して乗用車レベルに引き上げたと胸を張ります。 4WDシステムはフルタイム4WD走行時にタイトターンブレーキング現象が発生しないスーパーセレクト4WD-IIを採用。4つの駆動モードに対応するノーマル/エコ/グラベル(未舗装路)/スノー/マッド(泥濘)/サンド(砂地)/ロック(岩場)の7つのドライブモードも用意されています。 低速時の取り回しに優れる電動パワーステアリングの採用や、コーナー内側前輪にブレーキをかけて旋回性を高める三菱自慢のアクティブヨーコントロール(AYC)も搭載。 >>トライトンのカタログ情報はこちら 内外装もプレミアムモデルらしい仕上がり外装はフロントが3つのL字を組み合わせたデイタイムランニングライトと3連プロジェクター式ヘッドライトにタフ感を強調する立体的なグリル、リアはワイド感を強調するT字の大型テールランプが特徴。ホイールは18インチを履きます。 内装は水平基調のインストルメントパネルや各所に配されたソフトパッド、質感が高められたダイヤルやスイッチ、ステアリングなどに加え、膝前スペースが広く、リラックスした姿勢がとれる後席空間などが見どころ。 ちなみに上級グレードのGSRの主な見た目の差別化ポイントは下記。 >>トライトンのカタログ情報はこちら ライバルはハイラックスだけじゃない可能性ACCをはじめとする先進運転支援機能も充実(レーンキープは中央維持ではなく、逸脱防止機能のみ)。コネクテッドサービスではリモートエアコンやリモートドアロック/アンロック、SOSコールなども装備します。 全長5mオーバー、全幅約1.9mのピックアップトラックというニッチな商品なだけに、最大のライバルとなるハイラックスとの商戦では、100万円前後高い価格帯が気になりますが、最新の先進安全装備や駆動系、豪華な装備を考えると、むしろリーズナブルという見方もできるのかもしれません。そのハイラックスも2024年に新型登場の噂があります。 >>ハイラックスってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら また、機材の高級化が著しい本格アウトドアユーザーにとっては、同門の「デリカD:5」やPHEVの「アウトランダー」と迷うケースや、今後は「ランドクルーザー 250」や、輸入SUVなどがライバルに挙がるケースも増えてくるかもしれません。高級ピックアップブームは来るのか…2月の発売後の市況にも注目です! >>デリカD:5ってどんなクルマ? 画像や詳細情報はこちら <おわり> |
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