ダカールラリーにインスパイアされた本格仕様が豪州デビュー>>トヨタ ハイラックスのカタログ情報をチェックする オーストラリアのトヨタ現地法人は、1月6日に新型の「ハイラックスGRスポーツ」を発表しました。ダカールラリーにインスパイアされた本格オフロード性能とデザインアップデートが施されているとのことですが、発表から9日後の1月15日に最終日を迎えたダカールラリーでは、トヨタが二連覇となる総合優勝を見事に飾りました。 日本仕様のGRスポーツを大きく上回るパワー日本仕様のハイラックスにも「GRスポーツ」の設定がありますが、搭載されているエンジンの排気量が異なります。日本仕様は排気量2393ccの2GD-FTV型直4ディーゼルターボを搭載し、最高出力は110kW(150ps)、最大トルクは400Nmを発揮。 それに対して豪州仕様の新型ハイラックスGRスポーツは、排気量が2755ccとなる1GD-FTV型の直4ディーゼルターボを搭載。最高出力は165kW(224ps)、最大トルクは550Nmと、日本仕様を遥かに凌駕します。ターボチャージャーの改良と燃料噴射の制御変更により、従来比10%のパフォーマンス向上が図られ、オーストラリアで販売されたディーゼルハイラックスの中で史上最強のスペックを誇ります。 >>トヨタ ハイラックスのカタログ情報をチェックする 前後トレッドを拡大した足回りも専用悪路での操縦安定性を向上するため、前後トレッドはフロントが140mm、リアが155mm拡幅され、再設計されたサスペンションにはバネレートを高めたコイルスプリングと専用のモノチューブダンパーを採用します。車高とアプローチアングルを増加して路面とのクリアランスを拡大したほか、より大径なディスクブレーキを採用することで制動力も高めています。 外装&内装も専用パーツを多用エンジンの冷却効果を高める直立したグリルには、TOYOTAのロゴが大きく入るメッシュ形状を採用。バンパーのデザインと連続性を持たせたサテンブラックのオーバーフェンダーが、筋肉質で力強い印象をもたらします。専用ホイールは17インチで、ボディを保護するスキッドプレートやロックレールも装備されています。インテリアには赤いシートベルトとスポーツペダルを装備。ヘッドレストやステアリングのGRロゴが入るほか、ベッドの内側にもエンボス加工が施されています。 オーストラリアでの発売は2023年後半を予定していますが、これだけかっこいいと、ぜひ日本でも発売してもらいたいもの。なにせ日本仕様の「GRスポーツ」は動力性能が他のグレードと変わりませんので、せっかくなら差別化を図る意味でも、豪州版ハイラックスGRスポーツが日本仕様の次期型GRスポーツになることを希望します。 >>トヨタ ハイラックスのカタログ情報をチェックする |
GMT+9, 2025-6-25 08:25 , Processed in 0.055119 second(s), 18 queries .
Powered by Discuz! X3.5
© 2001-2025 BiteMe.jp .