中古車の選び方に基準はあるの?中古車の購入を考えている方の中には、中古車を選ぶ時にどんなことに気を付けたら良いのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。中古車選びの際は気を付けるべきポイントがいくつかあります。たとえば、年式・走行距離や車両の状態などです。 購入する車は選び方によって故障リスクやメリットデメリットも異なるため、ニーズに合わせた条件で選ぶことがおすすめです。そこでこの記事では、中古車を購入する際に気を付けたい選び方の基準やポイントをご紹介します。
中古車の選び方に基準はあるの?中古車を購入する際の選び方は、大きく分けて「車両選び」「金額」「売却までのコスト」の3つがあります。これらは、中古車を購入する上で乗り出しから手放すまでの全てに影響するポイントです。 ここでは、中古車選びの基準について一つひとつ解説していきます。 欲しい中古車を明確にしようまずは、乗車人数を決めましょう。自分1人だけが乗るのか、家族で乗るのかといった目的次第で、車の選び方は大きく変わってきます。1人で乗るのであれば、軽自動車やコンパクトカー、家族で乗るのであれば荷物を多く積めるミニバンやステーションワゴンのように候補を検討しましょう。 また、同時に使用用途も明確にしておきましょう。通勤用で長距離を走行するのであれば、燃費の良いハイブリッドカーを選ぶことでガソリン代を節約することが可能です。 予算は必ず決めておこう中古車の購入までに、おおよその予算を決めておくことも大切です。車の維持費として、車検代や自動車税、ガソリン代、駐車場代などさまざまな費用がかかります。そのため、購入後に諸費用の支払い額が想定を超え、家計を圧迫してしまうことも考えられます。 また、予算が決まっていると、ネット検索や店舗交渉ともに商談がスムーズになることもメリットとして挙げられます。中古車の購入前に、予算は曖昧にせずにきちんと決めておくと良いでしょう。なお、車種によって車検代や税額に差が生じるため、事前に確認しておくと良いでしょう。 トレンド車種なら高いリセールバリューが期待できる車のリセールバリューとは、一度購入した車を売却する際の買取価格へ影響する価値のことです。目安として3~5年後などの買取価格を示し、将来どれほどの価格で売却できるかという資産価値を表します。 中古車1台1台に定価はなく、売却価格は需要と供給によって決まります。そのため、人気の高い車種や、流通台数が少ないものは価格が上昇する傾向です。 ちなみに、普通車はSUV、軽自動車はスーパーハイトワゴンといったようにトレンドがあります。将来売却予定がある場合は、リセールバリューが高い車種を狙うのも中古車の選び方のポイントです。 中古車の選び方【年式・走行距離】中古車を選ぶ際の要素の一つに、年式や走行距離があります。これらは、車両のコンディションに影響するため、見極めなくてはなりません。もちろん、新車に近いコンディションの車であれば、販売価格は高価になります。 では、中古車の年式と走行距離はどの程度気にすれば良いのでしょうか。年式の経過による状態の変化について詳しく解説していきます。 3年落ち年式が3年落ちの車は、値段こそ高値傾向ですが、新車に近い状態の車が欲しい人におすすめです。ちなみに、3年落ちの「落ち」とは、その中古車が日本国内で初登録された年度からの経過年数を意味します。たとえば、2022年に3年落ちとされている中古車は、3年前の2019年に中古車として登録されたということです。 3年落ちの車は、比較的中古車としては新しいので、車両のコンディションは良い可能性が高いでしょう。3年落ちの中古車の中にも、コンディションの悪い車は存在しますが、比較的良い状態の車に出会える確率が高くなります。 5年落ち5年落ちの中古車は、値段が安めでコンディションも良い車が欲しい人におすすめです。5年落ちの中古車は、値段も状態もほどほどという場合が多い傾向にあります。 ちなみに、3年落ちの中古車と新車を比べると価格に大きな差がありますが、3年落ちと5年落ちを比べると、そこまでの差はなく、価格は落ち着いています。 ただし、5年落ちであってもあまりにも走行距離が短い中古車は注意した方が良いでしょう。走行距離が短すぎる中古車は、長い間車庫で放置されていてメンテナンスされていない場合があるからです。そのため、リスクを減らした車を選ぶ際は、走行距離やコンディション、価格が釣り合っている5年落ちの中古車を中心に探してみると良いでしょう。 総走行距離10万km以上は避けるべき?以前は車の寿命は、「10年10万km」と言われていましたが、自動車検査登録情報協会や国土交通省による最新の調査では、「13年14万km」ほどが車の寿命というデータがあります。 そのため、現在では総走行距離が10万kmの中古車の購入も、十分に検討しても良いと言える年式でしょう。購入後も4万kmは走行することが可能であり、平均使用年数の目安であるため時期が来たからといってすぐに故障するとは限りません。 総走行距離が10万kmの中古車を購入するメリットとして、状態に納得できれば購入価格を大幅に抑えられる点が挙げられます。新車と比べれば格段に価格が安い場合も多いので、新車が高くて手が出せないという人におすすめです。 中古車の選び方【車両の状態】中古車を選ぶうえで、車両の状態を確認することも欠かせません。車両の状態で主に確認すべきポイントとして、「内外装」「修復歴」「車検残・メンテナンス記録」などが挙げられます。 そこで、車両の状態を確認する際の注意点を、以下で詳しく解説していきます。 内外装中古車を購入する際に忘れずに確認したいのが、見た目や使用感に大きく関わる内外装です。まずは、傷・へこみの有無を確認しましょう。大きな傷だけでなく、小さな傷も確認することがポイントです。傷・へこみの度合いを見ると、前オーナーが車をどのように扱っていたかが推察できます。ただし、中古車である以上、全く傷・へこみが無い車を探すことは難しいでしょう。 次に、ボディの歪みを確認しましょう。ボンネットとフェンダーなどパーツとパーツの隙間部分に歪みがないかをよく確認します。特にボンネットの痛みは後々修理代が高くつくため、念入りにチェックしましょう。 なお、内装はシートの傷みや匂いがチェックポイントとなります。シートが傷んでいたり匂いが強かったりすると、車の乗り心地に影響を与えるのでしっかりと確認しましょう。 修復歴修復歴がある車とは、フレームをはじめとして車の骨格となる部位を損傷し、修復した履歴のある車を意味します。主に交通事故や災害によりフレーム部位を損傷して修復されたものが認定されますが、事故歴があっても修復歴車にならないケースもあることを理解しておきましょう。 修復歴のある車は、相場より安く販売されているというメリットがある一方で、安全性と耐久性への不安がゼロではないというデメリットがあります。特に、安全性は車を購入する上で極めて重要であるため、修復歴のある車を購入する際は修復内容を確認し、実際に試乗してみて異常がないかをしっかり確認しましょう。 車検残・メンテナンス記録車を公道で運転するうえで車検は欠かせないため、車検が切れている車の購入を検討する場合は公道で試乗することはできません。中古車には、車検の残り期間があるものとないものがあるため、試乗・購入前に確認しておきましょう。 車検に着目して中古車を選ぶなら、車検の残り期間を確認し、登録諸費用の内訳を確認することをおすすめします。 また、車選びの際には、メンテナンス記録を確認して定期的な整備が行われているかを見ておくことがおすすめです。車検と併せてメンテナンス記録も観ておくことで、より中古車の状態をイメージしやすくできます。 中古車の選び方【グレード・オプション】中古車選びには車の状態に関わる項目の他に、車の特徴に直接関わるグレードやオプションがあります。 そこで、グレードやオプションによってどのような違いがあるのかについてご紹介していきます。 グレード・ボディカラー同じ車種であっても、グレードやボディカラーによって中古車の販売価格は異なります。車のグレードとはランク分けのことで、ほとんどの車種には複数のグレードが用意されています。 グレードによって変わるのは、標準装備の内容・エンジンタイプ・排気量・外観・内装などです。そのなかでも、最も変化があるのは販売価格でしょう。なかには、グレードが異なるだけで100万円近くも販売価格が変わる車もあります。 また、車種によっては人気のボディカラーがあり、人気があるカラーであれば中古車であっても値段は上がります。 メーカーオプション車には、さまざまなオプションが備わっています。オーディオやカーナビなどは、車種のグレードが低い場合にオプションとして設定されることが多くありますが、高いグレードであれば標準装備となっていることが一般的です。 その他、サンルーフ・本革シート・安全装備などが充実していると、その分だけ価格が上がる傾向があります。中古車選びの際は、自分にとって必要な機能かどうかをよく検討して、メーカーオプションを吟味すると良いでしょう。 社外品社外品には、機能を充実させるものや見た目に関わるものなどのようにさまざまなアイテムがあります。たとえば、社外ナビ・オーディオ・エアロパーツなどです。好みの装備があれば、搭載済みの車両を選ぶと良いでしょう。 なお、社外品を装備した中古車は、純正のメーカーオプションを装備した車と比べて売却時の査定額は低くなる傾向にあります。その理由として、メーカーオプションは純正のものを好む人が多く、社外品は見た目に統一性がなくなり、故障や安全性に関わるといったことが挙げられます。 中古車の選び方【購入店舗】中古車の購入は、店舗選びによって対応や価格が異なります。店舗ごとに得意ジャンルが異なるケースや、取り扱っている車両タイプや状態が限定されている場合もあるためニーズに合わせて選びましょう。 ここでは、ディーラー・中古車専門店・新古車専門店の3つの販売場所における、中古車選びのポイントをご紹介していきます。 ディーラーディーラーは、それぞれの自動車メーカーと特約店契約を交わしており、品質やサービスが安定していることが特徴です。また、車の部品も純正品のみを装備しているため、品質を求める人や安全性を求める初心者でも気軽に利用できます。 ただし、購入価格はやや高めであったり、1つのメーカーのみを扱っていたりすることから、比較が難しい点はデメリットとなります。 中古車専門店中古車専門店は、特定のメーカーと特約店契約を交わしていないため、複数のメーカーや車種を取り揃えている点が特徴です。全国規模の販売店の場合、お気に入りの1台を見つけやすいというメリットもあります。 販売価格は、ディーラーと比較すると割安ですが、アフターケアの質は販売店によって大きく異なるため、事前にしっかりと確認をしておくと良いでしょう。 新古車専門店新古車とは、ナンバーを登録しただけの未使用車を意味し、少し走行しただけで手放された車のことです。走行距離も数km程度のものもあり、ほぼ新車の状態のものを中古車価格で購入可能です。 また、新古車専門店は全国に数多く存在しており、特に軽自動車の新古車専門店はより多い傾向にあります。ただし、在庫車のなかからしか選べず、自分でグレードやオプションを選ぶことが難しいといったデメリットがあります。 お買い得な中古車を選ぶなら中古車情報を確認しようここまで、中古車の選び方のポイントをご紹介してきました。中古車を選ぶには、まず、中古車情報を確認することをおすすめします。 スズキ:ハスラースズキ ハスラーは、クロスオーバーSUV (CUV) タイプの軽自動車です。「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトとして開発され、まさに「あたらしい遊べる軽!」として登場しています。ボディカラーもさまざまな色を取り揃えており、街にも海にも似合うデザインが日常をカラフルに彩ってくれます。 btyでは、2022年2月17日現在のスズキ ハスラーの平均価格は146.7万円です。 トヨタ:ハリアートヨタ ハリアーは、高級大型クロスオーバーSUVです。たくましく、それでいてエレガントなフォルムが特徴で、内装は心が満たされる上質な室内空間を実現しています。走りの質は高く、フルオートエアコンや快適な温度に保たれるシートとステアリングなど、すべてのシーンで上質な走りを求める人におすすめの一台です。 btyでは、2022年2月17日現在のトヨタ ハリアーの平均価格は408.4万円となっています。 3日産:ノート日産 ノートは、ハッチバック型のコンパクトカーです。ガソリンエンジンとモーターを融合させたハイブリッドシステムのe-POWERを搭載し、低燃費と静粛性に優れながら、力強い走りを実現しています。外装は、「Vモーション」と呼ばれるデザインが施されており、スタイリッシュな印象を受けます。なお、e-POWERのガソリンエンジンは発電用のため、充電がいらない電気の走りを楽しめるでしょう。 btyでは、2022年2月17日現在の日産 ノートの平均価格は236.6万円です。 |
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