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スバル新型フォレスターのデザイン、進化ポイントを現地で担当者に聞いた

2018-4-3 09:30| post: biteme| view: 279| コメント: 0|著者: 文:河口 まなぶ/写真:SUBARU

摘要: 快適さの向上を徹底して追求 現地時間3月28日(日本時間3月29日)のニューヨークオートショーにおいて、スバルは同社の基幹車種フォレスターの新型モデルを発表した。ここニューヨークのあるアメリカ東部では、スバ ...

スバル新型フォレスターのデザイン、進化ポイントを現地で担当者に聞いた

快適さの向上を徹底して追求

現地時間3月28日(日本時間3月29日)のニューヨークオートショーにおいて、スバルは同社の基幹車種フォレスターの新型モデルを発表した。

ここニューヨークのあるアメリカ東部では、スバルの人気は特に高い。また2008年からの10年の間に、スバルはアメリカで急激な成長を果たしており、その販売台数は3倍以上に激増した。それだけに今回のプレスカンファレンスにも、かなりの数のプレスがフォレスターの発表に集まっており、いかにこのモデルに対しての関心が高いかが伺えた。

今回のフルモデルチェンジで5代目となるフォレスターは、スバルの新世代アーキテクチャであるスバル・グローバル・プラットフォーム(以下、SGP)を採用した第3弾となる。2016年のインプレッサで初めて用い、2017年のXVを経て、ついにスバルの世界販売の中でナンバー1の台数を占めるフォレスターが、SGPを採用して新世代モデルとして生まれ変わった。そしてボディサイズは全長4625×全幅1815×全高1730(ルーフレール無しは1715)mmとひとまわり拡大された。これによってクラストップの快適性と安全性を両立したという。

今回のフォレスターのPGM(プロダクト・ジェネラル・マネージャー)である布目智之氏に新型フォレスターの特徴について聞くと、「これまでのユーザーの方々にお話を伺うと、運転する自分自身はもちろんのこと、同乗する家族や仲間の快適性を意識している意見が多くありました。そこで新型では、ドライバーだけでなく同乗する乗員も含めて快適さを感じてもらえることを考慮して開発を行いました」という。具体的には室内の居住性における開放感はもちろん、実質的な寸法、さらに乗り心地等も含めて多岐に渡る点で徹底して追求しているという。

キープコンセプトなデザインに込めた新たな狙い

スバルはここ数年、ダイナミック&ソリッドというデザイン・テーマを掲げてデザインを展開しているが、今回のフォレスターはそのテーマを具現化した最新版モデル。実際に見ていくと、基本的には先代のイメージを受け継ぎつつも、より力強さやギアとしての機能性の高さを感じさせるデザインとなっている。特に今回発表されたフォレスター・スポーツでは、ボディの下回りやインテリアの一部にオレンジの差し色を用いており、これまで以上にフォレスターのアクティブなキャラクターを印象付けるような演出が図られている。

ショー会場ではデザインを担当した大関透氏から話を伺うことができた。「力を入れたのは、やはりSUVとしてのたくましさや押しの強さをいかにスバルらしく表現するか、という部分です。特に今回は、開放感を意識し、荷室も広くするなどしたわけですが、それをして我々はモダンキュービックフォルムというワードを用いて表現しています。これはつまり、室内はキュービック(しっかりと四角いスペース)を確保しつつも、ボディ側ではフェンダーをきっちり膨らませたり、サイドのキャラクターラインを明確に入れるなどして、SUVらしさをより強く表現することと両立させていることを意味しています」。

「また、フォレスター・スポーツではオレンジの差し色を使うことで、チャレンジングなマインドを掻き立てることを狙っています。そしてオレンジの差し色を入れた部分は、実際に機能的な意味をもっています。フォレスターはこれまでもそのキャラクターの真面目さで好感を得ていましたが、一方でユーザーの方により強く印象付けるものが薄かったのも事実です。今回はそうした部分も強化しようという狙いがあります」。

エンジンを一新。初採用のドライバーモニタリングシステムとは?

メカニズムでは、搭載エンジンが2.5Lの水平対向4気筒直噴エンジンとなったことが特徴的。日本ではこれまで、2.0L水平対向4気筒直噴および2.0L水平対向4気筒直噴ターボがラインナップされていたが、日本も含めて搭載エンジンは、部品を約90%刷新した上に直噴化された新たな2.5L水平対向4気筒直噴エンジンとなった。これにより環境性能を高めつつも、出力とトルクを向上している。

前出のPGM布目氏も、「2.5Lと排気量はアップしていますが、環境性能、動力性能ともにこれまでのユーザーの方にも納得していただけるものにしました。特に日本のユーザーの方には、その辺りは心配しないでお待ちいただければと思っています」と語ってくれたのだった。

またユニークなのは、スバル初となる乗員認識技術を用いた「ドライバーモニタリングシステム」を備えたこと。これはドライバーの運転状況などをクルマの側で判断する機構で、ダッシュボード上に備えたモニターがドライバーを常に監視。居眠りや脇見などをした際に、注意を促すことで安全運転をサポートするという。布目氏は、「今回、ドライバーモニタリングシステムを採用したことで、居眠りや脇見等への注意喚起により安全運転を促すだけでなく、そのクルマに誰が乗車したかを判別して、その人に合わせたシートポジション、ドアミラー角度、空調設定を自動調整するなどの機能を1台のクルマで5人分備えています。またアイサイトと連携したこの機能に関しては、今後の発展性も考えたものになっています」とのことだった。

2.0L+マイルドHVモデルの噂も。日本上陸は近い

新型フォレスターは、新世代のアーキテクチャであるSGPの採用によってあらゆる部分が大幅な進化を果たしている。デザイン、使い勝手、走り、快適性、安全性など、あらゆる部分でクラスの頂点を目指すに相応しい、徹底的な追求によって構築された1台となったわけだ。布目氏はさらに付け加えて、「これまでのフォレスターのユーザーに安心していただけるような進化を与えた上で、さらに各部を徹底的に見直しました。あらゆる部分でライバルに負けないものになったと自負していますので、ぜひ新型を実際に見て確認していだければ」と語ったのだった。

果たしてこの新型フォレスターは、今後市場に投入されライバルとどのような戦いをしていくのか。日本市場で同クラスの最多販売を誇る日産のエクストレイル、改良が施されたばかりのマツダCX-5との販売台数での勝負も気になるところ。また奇しくも同じNYショーでトヨタが発表した新型RAV4とは、北米市場で真っ向勝負となる。

日本国内では既にディーラーにおいて新型の登場がアナウンスされているようで、今回発表された2.5Lの直噴エンジンの他に、2.0Lエンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルが存在するという情報がウェブを始めとして様々に囁かれているという。そうした状況を鑑みると、日本ではこれまで2.0Lの水平対向4気筒およびターボ仕様が販売されていた経緯があるゆえに、今後なんらかのアナウンスがあるであろう2.0L水平対向4気筒+マイルドハイブリッドにも熱い視線が注がれることが予測される。

またこうした状況から察するに、新型フォレスターはスバルの最大市場かつフォレスターの最大市場でもあるアメリカで真っ先に発表されはしたが、実際に最も早くユーザーの手に届くのは生まれ故郷の日本である可能性がかなり高い。つまり、そう遠くない時期に新型フォレスターが日本でも発表されることは間違いないということだ。


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