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最新シューティングブレークの高性能グレード、VW アルテオン RとメルセデスAMG CLAによる異種格闘技の結果は? ...

2021-9-16 11:55| post: biteme| view: 894| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: メルセデスとVW、2台の高性能シューティングブレーク ここ数年、メーカーのデザイナーと話をするとしばしば「シューティングブレークをやってみたい!」という発言を耳にする。確かに背が高くてゴツいSUVのデザイン ...

最新シューティングブレークの高性能グレード、VW アルテオン RとメルセデスAMG CLAによる異種格闘技の結果は?

メルセデスとVW、2台の高性能シューティングブレーク

ここ数年、メーカーのデザイナーと話をするとしばしば「シューティングブレークをやってみたい!」という発言を耳にする。確かに背が高くてゴツいSUVのデザインばかりやっていると、たまにはロー&スリークなシューティングブレークを手掛けたくなるのは理解できる。8月の世界カー・オブ・ザ・イヤーのサマーミーティングでは、ヒュンダイ ジェネシスの副社長でチーフデザイナーのルーク・ドンカーヴォルケが間もなく発売される「G70シューティングブレーク」を持ち込んでデザイン論を展開した。

この“ワゴンのクーペバージョン”と言えるスタイリッシュなクルマのルーツは1900年代に英国に現れた狩猟用のワゴンだった。主にリッチな領主たちの遊び道具だったゆえに、ベースになっていたのはアストンマーティンなどのスポーツカー(クーペ)で、それゆえに主に3ドアだったのだ。

話を現代にもどして、このシューティングブレークは最近になって数社がカタログに載せるようになってきており日本市場では「メルセデス・ベンツ CLA シューティングブレーク」に次いで、今年7月からフォルクスワーゲン・ジャパンがトップモデルの「アルテオン」にシューティングブレークを追加した。

すでにドイツでは320馬力の「アルテオン R シューティングブレーク」もラインアップされ、このグレードに匹敵する「メルセデスAMG CLA 35 4マチック シューティングブレーク」を引き連れて比較テストを行った。(※スペックはドイツ仕様に基づく)

「シューティングブレーク」を標榜するだけあり、両者のボディスタイルは一般のワゴンとは異なりスタイリッシュで、リアエンドにつながる低いルーフが目を引く。とくにCLAはリアクォーターウィンドウが極端に狭く、斜め後方の視界を遮るほどである。

となると気になるのはリアシートの居住性だが、身長190cmのアシスタントが座っても両モデル共に無理なく座れる。ただし全長4.87mと一回り大きなアルテオンの方が余裕はある。また全長4.69mのCLAでもトランクルームは505~1370L、アルテオンは565~1632Lと、一般的なワゴンよりは100リッター以上少ない。

それでもバックレストを倒せば長尺のスポーツ用品などの収納も可能で、デザイン優先のライフスタイルモデルと考えれば納得がゆくはずだ。インテリアは共に高い仕上げ品質を誇り、最新鋭のフルデジタル装備となっているが、メルセデスはちょっとアバンギャルドでクローム多めで、アルテオンは落ち着いた雰囲気をもっている。これは好みの問題、さらにはオーナーの年齢にもよるだろう。

トータルバランスなら車格で優位に立つアルテオン

●パワートレーン
アルテオンは1718kgの空車重量に対して320馬力の最高出力と420Nmの最大トルクを発生する4気筒ターボを搭載する。このスポーツエンジン(EA888 evo4)は「ゴルフ GTI」で定評があり、アルテオンの0-100km/h加速は7速DCTと4モーション(4WD)の組み合わせで4.9秒、最高速度は270km/hに達する。

CLAに搭載されているAMGチューンの2リッター4気筒ターボ(M260)最高種出力306馬力、最大トルク400Nmを絞り出す。組み合わされるトランスミッションは7速DCTで、4マチック(4WD)を搭載、0-100km/h加速はアルテオンと同じ4.9秒だが、最高速度は250km/hでリミッターが介入する。

「R」も「AMG」も共にスポーティグレードだけにエンジンのピックアップは鋭く、スロットルに敏感に反応する。2リッターで300馬力を超える高出力にも関わらずターボラグとは無縁で非常に調和のとれた回転上昇と豊かなトルクが感じられる。エグゾーストサウンドはAMGの方が加速時は勇ましいが、クルージングに入ると問題のないレベルに抑えられている。

●シャシー
サスペンション形式は共にフロントがストラット、リアがマルチリンク。アルテオンもスポーティなセッティングだがCLAの方がやや硬めで、ホイールベースが長い分だけアルテオンのコンフォート性が上手だ。それにも関わらずハンドリングはクイックでCLAに勝るとも劣らない。

一方で全長が18cmも短いCLAはまさにコンパクトなスポーツGTで、ワインディングロードを走らせるとややリア駆動寄りの4WDセッティングのお陰でドライバーと一心同体になったようで楽しい。

両モデル共にオプションの先進運転支援機能(ADAS)、特にACC(アダプティブクルーズコントロール)のお陰で、渋滞時はストレスフリーの運転モードでリラックスした時間を過ごせる。

●結論
今回の比較テスト車は、ボディサイズではなくパワーと価格とのバランスで選択した。その結果、コンパクトモデルに属するCLAシューティングブレークはミドルクラスのアルテオン シューティングブレークに対して不利な戦いを強いられた面は否めない。

しかし、パワフルなターボエンジンとキビキビとスポーティなハンドリングは車格というハンディを克服。日本ではコンパクトなサイズによる取り回しの良さや、なによりスリーポインテッド・スターとAMGのロゴがオーナーの満足度を上げるに違いない。

一方、アルテオン シューティングブレークは落ち着いたデザインと使いやすいインテリア、そして端正な仕上がりがクラスレスな魅力をもっている。試乗した「R」はそれに加えてスポーツツアラ―としての性能も持ち合わせていた。よって、オールラウンドな使い方を考えれば今回はアルテオン シューティングブレークの方が間違いのない選択ということになるだろう。

スペック

【 VW アルテオン R シューティングブレーク 】
全長×全幅×全高=4866×1871×1462mm
ホイールベース=2838mm
車両重量=1793kg
乗車定員=5名
駆動方式=4WD
エンジン=2.0L 直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボ
最高出力=235kW(320ps)/5350-6500rpm
最大トルク=420Nm/2000-5350rpm
トランスミッション=7速DCT
使用燃料=プレミアムガソリン
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:マルチリンク式
タイヤサイズ=245/45R18
WLTCモード燃費=9.3-9.0L/100km
車両本体価格=6万3980ユーロ

【 メルセデスAMG CLA 35 4マチック シューティングブレーク 】
全長×全幅×全高=4695×1834×1404mm
ホイールベース=2729mm
乗車定員=5名
駆動方式=4WD
エンジン=2.0L 直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボ
最高出力=225kW(306ps)/5800rpm
最大トルク=400Nm/3000-4000rpm
トランスミッション=7速DCT
使用燃料=プレミアムガソリン
サスペンション=前:マクファーソンストラット式
        後:マルチリンク式
タイヤサイズ=235/40R18
0-100km/h加速=4.9秒
最高速度=250km/h
燃費=7.5-7.4L/100km(※NEDC基準)
車両本体価格=747万円

※一部欧州参考値

※【お詫び】スペックが誤って表示されていました。訂正してお詫び申し上げます。(2020/03/29)


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