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AMGが開発する次期メルセデスの最上級オープン「SL」は次世代フレームを採用、ソフトトップに謎の新機能か? ...

2021-10-18 11:55| post: biteme| view: 461| コメント: 0

摘要: モデルの存続が心配されたが、AMGが開発を引き継ぐ 「メルセデス・ベンツ SL」シリーズは現在では主にロードスターを指すが、そのルーツは1954年に登場したガルウィングで有名なクーペの「300SL」(W198)で、翌年に ...

AMGが開発する次期メルセデスの最上級オープン「SL」は次世代フレームを採用、ソフトトップに謎の新機能か?

モデルの存続が心配されたが、AMGが開発を引き継ぐ

「メルセデス・ベンツ SL」シリーズは現在では主にロードスターを指すが、そのルーツは1954年に登場したガルウィングで有名なクーペの「300SL」(W198)で、翌年に現れた「190SL」(W121)が最初のオープンカーであった。

その後、パゴダルーフ(空力性能のため中央がくぼんだデザインのルーフ)の「230SL」(W113)が1963年に後継モデルとして登場、1971年にはロードスターの「R」を開発コードに与えられた「R107」と続き、現在のSLシリーズは2012年から販売されている「R231」(6代目) である。

しかしSUVブームやEV化の狭間で、この古典的なロードスターの存在感は薄れている。前述の現行モデル(R231)はこうした状況に加えて、2015年に登場したラグジュアリー志向の「Sクラス カブリオレ」や、16年に加わったサーキットを目指すコンペティティブな「AMG GT ロードスター」の影響もあって壁の花的な存在となり、その去就が心配されていた。

だが、次期SLはAMGの手に委ねられて開発が進行していたのである。そして3年間の開発期間を得てようやく完成が近づき、来年春の公式発表を前にプロトタイプの同乗試乗が許された。

ニュルブルクリンクサーキットの前に現れた次期SLはこれまでスクープされたことのない軽装カムフラージュで、パナメリカーナグリルをもつフロント、その両脇に細長く切れ上がったヘッドライトなどの新しいデザイン言語を見て取れる。現行モデルよりはややコンパクトな印象だが、ロングノーズ&ショートデッキの古典的なロードスターのプロポーションは正しく引き継がれている。

新型はプラス2の後席を追加。現行型との共用部品は一切なし

ステアリングを握るAMG開発担当のヨッヘン・ヘルマンによれば、次期SLはすべてサブブランドであるAMGに統一される。開発コンセプトはクラシックな意味でのロードスターの継承であるが、旧モデルから引き継がれたパーツはビス1本存在しない。それは新設計のアルミスペースフレームのボディ構造を見れば一目瞭然で、ルーフは現行モデルのリトラクタブルハードトップに代わってクラシックなキャンバス製のソフトトップを採用する。

こうして重量低減やトランクルームの確保、さらに2+2のキャビンも実現した(現行型SLは2シーター)。ただしリアコンパートメントは身長150cm以下のパッセンジャーに限られる。またパワートレーンのレイアウトはFRでAMG GT ロードスターのようにトランスアクスルは採用されていない。その結果、新型SLのドライビングポジションはボディのほぼ中央に位置しており、視界の確保、回頭性の向上など日常の取り回しの良さが約束されている。

インテリアはSクラス譲りだが微妙な違いも

インテリアは既にティザー公開済みで、デジタルコックピットに加え、センターコンソールには「Sクラス」と同じ大型のタッチパッドがレイアウトされている。オープンカー故の直射光による反射を避けるために、スイッチで角度を変えることもできる。

もちろんOSは最新のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)で、AIによる音声入力が可能だ。ステアリングホイールは3本のダブルスポークをもつAMGスポーツステアリングで、GTとは違ってコラムからギアセレクトレバーが伸びている。

アルミ製スペースフレームのボディ剛性が印象的

ニュルブルクリンク周辺の一般道は路面も良く、ワインディングドライブでは、サーキットの高速ハンドリング&耐久テストでは味わえない、日常のインプレッションが可能だった。シャシーの印象は確かにスポーティで、特にスポーツプラスをセレクトすると低速では不整路面の凸凹を明確に拾ったが、スピードを上げると乗り心地はフラットになる。

印象的だったのは前述のスペースフレーム構造がもたらすボディの高い剛性感だ。右左にうね(盛り上がり)や高低差のあるカントリーロードを法定速度100km/hに近いスピードで攻め込んでもボディはミシリとも言わない。

エンジンはV8ツインターボ、ソフトトップに秘密か?

説明は避けられたが、搭載されているエンジンは間違いなくV8ツインターボで、その最高出力は600馬力超のはずだ。ダイナミック性能は0-100km/hが5秒以下、最高速度はリミッターで制限される250km/hを優に超えるはずだ。また4WDと後輪ステアの組み合わせによる、高いロードホールディングと敏捷性も印象に残った。

最後に、テスト中はソフトトップを開ける許可が下りなかった。なにか秘密がありそうだが、それは来年の春まで待たねばならない。古典的な佇まいとスポーティ&コンフォートな性能、さらにハイテックな装備を合わせもつ新型「AMG SL」が、SUV一辺倒の世界に新風を吹き込んでくれることを期待しよう。

取材・文:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)/Kimura Office
写真:Kimura Office


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