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速報! この秋登場する次期BMW 2シリーズクーペに先行試乗した。受け継がれたFRの走りの評価やグリルデザイン、予想価格は? ...

2021-5-27 12:10| post: biteme| view: 585| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: 3シリーズ以上で使う新世代FRプラットフォームを採用 よく、自動車が単なる移動のための道具であったら、現在のようなカタチでの発展はなかっただろうと言われる。実用性だけでなく楽しむ事ができる道具であるゆえに ...

速報! この秋登場する次期BMW 2シリーズクーペに先行試乗した。受け継がれたFRの走りの評価やグリルデザイン、予想価格は?

3シリーズ以上で使う新世代FRプラットフォームを採用

よく、自動車が単なる移動のための道具であったら、現在のようなカタチでの発展はなかっただろうと言われる。実用性だけでなく楽しむ事ができる道具であるゆえに、スポーツカーやオープンカーなどの形態が生まれ、リアあるいはフロントエンジン、さらには後輪駆動、前輪駆動、四輪駆動と千差万別だ。

それは同じセグメント内でも同様で、特にコンパクトクラスはスペース効率に勝るFF方式が最適解であるにも関わらず、走りのフィールを重視して後輪駆動を採用するケースが見られる。我が国の「トヨタ 86」や「スバル BRZ」などが良い例だが、ドイツでは「BMW 2シリーズクーペ」(F22)だろう。

2シリーズクーペは2014年にそれまで同一のモデル名で販売されていた後輪駆動の「1シリーズ」から派生したモデルで、BMWの伝統的なアイコンともいえる名車「2002」、いわゆる「マル2」のスピリットを継承するモデルとして渋い人気を保っていた。“渋い”という表現を使ったのはこの手のスポーツモデルは玄人好みで、特に2020年にFFの「2シリーズ グラン クーペ」(F44)が登場してからは存在感が薄くなり、昨年のドイツにおける販売台数は2万5千台弱にとどまっている。ただしBMWはこの伝統の灯を守っており、2017年に「M2」、翌18年に「M2 コンペティション」を追加してきた。

そして7年目に入った今年、いよいよ2世代のM2が登場する。G42という開発コードが示すように次期2シリーズは全くのニューモデルで、プラットフォームは「3シリーズ」以上に採用されている後輪駆動専用のCLAR(クラスター・アーキテクチャー)である。

次期2シリーズは今秋正式発表となるが、BMWはティザーイベントとして我々に開発最終段階にあるプロトタイプをドライブするチャンスを与えてくれた。開催されたのはミュンヘン郊外にあるBMWのマイザッハ・テストコースでドライバーズトレーニングを行う施設でもある。

マルニの伝統を継ぐ230i。俊足M240iはベース価格で約680万円

今回用意されたのは「230i」と「M240i xDrive」の2グレードで、厳重なカモフラージュによってデザインは推測するしかないが、公表された数字によればホイールベースは51mm延長されており、ストレッチされたシルエットはロングノーズ・ショートデッキの典型的な後輪駆動プロポーションをもっている。

フロントの開口部から想像するとグリルは新しい「M3」や「M4」のような縦長の大型キドニーではなさそうである(※写真4枚目の予想イラスト参照)。またフロントバンパースポイラーの両脇にはエアカーテンを発生させるスリットが設けられ、スポーティな雰囲気をつくっている。ボンネットにはこれまで見られなかったパワードームが盛り上がり、リアエンドは短いトランクリッドの上縁にリップスポイラー、下方には台形の断面を持ったマフラーカッターが左右に並んでいる。

会場で公表されたデータによれば「230i」は後輪駆動で245PSを発生する2リッター4気筒エンジンに8速ATの組み合わせで0-100km/h加速は5.9秒。「M240i xDrive」は4輪駆動で374PSを発生する3リッター6気筒に同じ8速ATを組み合わせ0-100km/h加速は4.5秒となっている。

次期2シリーズ開発の主眼はダイナミックパフォーマンスの向上で、ホワイトボディの状態で前後にV字型の補強材が取り付けられており、静的ねじれ剛性は12%向上している。トレッドはフロントが+52mm、リアは31mm拡大され、フロントのネガティブキャンバーも強まっている。ボディの空力特性も改善され、特にフロントのダウンフォースは旧型よりも50%高められている。

座学はこれまでにして、まずはM240i xDriveで一般道路へ乗り出す。BMWのアイコンの一つであるグリップの太いステアリングホイールはその十分なパワーを象徴している。

新しいシャシーは荒れた路面での乗り心地を悪化させることなく、スポーティでバランスのとれたハンドリングを可能にしている。4WDとはいえトルク配分は常に後輪駆動に近く、コーナーでは最初はフロントがアウトへ向かうが、すぐさまリアタイヤが前に出てバランスの良いコーナリングを楽しめる。

電子制御のデフロックはタイトなコーナーでは確実にトラクションを確保してくれる。アダプティブダンパーを搭載していたが、後に乗った230iよりも明らかにハードで一般道路の荒れた路面ではゴツゴツが伝わってくる。しかし、路面の良い自動車専用道路やアウトバーンでは吸い付くような安定感で250km/hのリミッター近くまで一気に快適に到達する。

ハンドリングコースではワイドになったトレッドとネガティブキャンバー、ミシュランの19インチタイヤ(前245/35ZR19、後255/35ZR19)のおかげでミニM4のような走りを楽しませてくれた。

230iはプルービンググランド内のハンドリングコースを走行。ノーズの軽さと適度なパワーで確実にコントロール下に置ける4気筒ターボや、オプションの電子制御デフロックの助けでコーナーでは驚くほど素性の良いライトウエイトなコンパクトスポーツセダンであることが分かった。半世紀前のマルニから始まったBMWの後輪駆動の伝統を正しく引き継ぐのはこの230iなのだ。

すべてが成長した次期2シリーズ(G42)は当然のことながら価格も上昇するはずで、ドイツではM240i xDriveのベースモデルは現行モデルよりも高い5万2000ユーロ(約680万円)の数字が見られるだろう。この2シリーズは今夏の終わり頃からメキシコのサン・ルイス・ポトシー工場で生産が行われ、今秋にはドイツで正式発表される予定だ。日本での発売時期や価格についての情報は現時点ではまだ発表されていない。

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。


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