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来年上陸、ボクスター GTS 4.0のPDKモデルは日本で乗るならMTより正解?

2020-12-31 11:55| post: biteme| view: 177| コメント: 0|著者: 写真:Kimura Office

摘要: 30kg重くても0-100加速で0.5秒速いPDKモデル これまで日本ではMT仕様しか輸入されていなかった「ボクスター GTS 4.0」に、ドイツでPDK仕様が追加された。2021年には日本へ輸入される予定の、待望の2ペダル・スポーツ ...

来年上陸、ボクスター GTS 4.0のPDKモデルは日本で乗るならMTより正解?

30kg重くても0-100加速で0.5秒速いPDKモデル

これまで日本ではMT仕様しか輸入されていなかった「ボクスター GTS 4.0」に、ドイツでPDK仕様が追加された。2021年には日本へ輸入される予定の、待望の2ペダル・スポーツモデルに現地でいち早く試乗する機会ができた。

グリーンのボクスター GTS 4.0 PDK仕様のインテリアはアルカンタラに代わってモータースポーツに使用されている通気性に優れたレーシングテキスタイル「Race-TEX」で仕上げられたシートや内装トリム、PCM(ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム)の高解像度7インチ・タッチスクリーンを装備していた。

だがもちろん注目はGT3デザインのシフトレバーだ。911系に採用されている小さなスイッチ状のギアセレクターではなく、長くて逞しいシフトレバーは確かにPDKの技術とは直接関係ないが、レポーターにとってはDTMやWRCの一シーンを思い起こすシンボリックな存在であった。GTSに搭載されたPDKは7速で、オーバーオールギア比は6速MTと同一だが、1速から5速までが低く設定されている。

このPDK仕様ボクスターGTS 4.0に搭載されているエンジンは自然吸気の水平対向6気筒で4.0Lの排気量から最高出力400馬力、最大トルク430Nmを発生する。すなわち4気筒2.5Lターボを搭載する「ボクスターS」よりも50馬力と10Nmのモアパワーを有している。

EU規格の空車重量は1510kgで、MT車よりも30kg重い。しかしカタログ上のダイナミック性能は0-100km/hがMTよりもコンマ5秒速い4秒フラット、0-200km/hは13.7秒で、コンマ4秒速い。また最高速度は288km/hに達する。さらに嬉しいことに100km走行あたりの燃費はMTの10.8Lから9.6Lへ約12%向上している。

シャシーはスタンダード装備のPASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメントシステム)によってシャシーは20mmローダウンされている。また、テスト車に装備されているタイヤはフロント235/35ZR20、リアは265/35ZR20のピレリ、前後のブレーキは6ピストンキャリパーと350mm径のディスク、4ピストンキャリパーと330mm径ディスクがそれぞれ装着されていた。

日本の交通環境を考えるならPDK仕様を待つのが正解

一方、GTS 4.0に搭載されているPDKのシフトプログラムは、標準装備のスポーツクロノパッケージと共に用意されている4種類ドライブプログラム(ノーマル、スポーツ、スポーツプラス、インディビジュアル)に合わせて特性が変化する様にセットされ、スポーツプラスではローンチコントロールを含む最大のパフォーマンスを発揮する。

さらにモード・ダイヤルの中央に新たに「スポーツレスポンスボタン」が用意されているが、このボタンを押すとセットされているドライブプログラムに関係なく、エンジンとトランスミッションは最高のパフォーマンスを発揮するモードに突入する。20秒間継続する間に例えばドライバーは瞬時に追い越しを遂行することができる。F1にみられる様なこのブースト効果は非常に気持ちの良いものであった。しかもこれはBEV(電気自動車)とは違って何度もトライすることができるのである。

今回の試乗はターボの時とは違ってアウトバーンを南下してシュベービッシュアルプと呼ばれる丘陵地帯へ向かうことにする。そこには箱根を思い起こさせるコーナーに富んだ比較的広く見通しの良い山間路があり、地元の自動車雑誌がテストを行うことでも知られている。

このワインディングロードが続くセッションではパドルでの指の動きでも、セレクトレバーのタッチでも、タイムラグをまったく感じさせずに変速できた。前述した、低く設定された1速から5速のギア比は特にタイトなコーナーからの脱出にぴったりで、ブレーキングを僅かに残しながらスロットルを踏み込んでゆくと胸の空く様な加速を開始する。そして当然ながら、両手をステアリングホイールから離すことなくライントレイスに専念することができるわけだ。

今回テストしたボクスター GTS 4.0 PDK仕様はドイツ国内でMT仕様よりも3173ユーロ(約40万円)高い。ポルシェの6速MTは操作性に優れ、車と人のダイレクトな結びつきという点では魅力的である。しかし毎日の通勤、あるいは渋滞を考えると2ペダルのもたらす快適性は捨てがたい。日本の交通環境を考えるとPDK仕様を待つのが正しい判断だと私は思う。

レポート:Alex Ostern/Kimura Office

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。

スペック

【 718 ボクスター GTS 4.0 PDK 】
全長×全幅×全高=4391×1801×1262mm
ホイールベース=2475mm
駆動方式=MR
車両重量=1435kg(EU)
エンジン=4.0L水平対向6気筒 DOHC直噴ガソリン
最高出力=294kW(400ps)/7000rpm
最大トルク=430Nm/5500rpm
トランスミッション=7速DCT(PDK)
サスペンション=前:ストラット式
        後:ストラット式
タイヤサイズ=前:235/35ZR20(アルミホイール)
       後:265/30ZR21(アルミホイール)
使用燃料=プレミアム
0-100km/h加速=4.0秒
最高速度=288km/h
価格=8万3875.6ユーロ(約1070万円)


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