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カイエンEハイブリッドのVW版「トゥアレグR」登場。ポルシェとの差別化はできるか?

2020-2-27 07:00| post: biteme| view: 951| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: トゥアレグの最強モデルはRモデル初のプラグインHV 2020年1月のドイツにおける新車EVおよびプラグインHVの登録台数をみると前者は3%、後者は3.5%で電動化モビリティは徐々にではあるが存在感を示しつつある。今後 ...

カイエンEハイブリッドのVW版「トゥアレグR」登場。ポルシェとの差別化はできるか?

トゥアレグの最強モデルはRモデル初のプラグインHV

2020年1月のドイツにおける新車EVおよびプラグインHVの登録台数をみると前者は3%、後者は3.5%で電動化モビリティは徐々にではあるが存在感を示しつつある。今後はドイツ政府の環境政策、すなわち購入補助金の導入によってさらに活性化されていくだろう。

フォルクスワーゲン(VW)もこのトレンドに呼応。今夏から市場導入される予定の「ID.3」に代表されるピュアEVだけではなく「eハイブリッド」と呼ばれるプラグインHVもラインアップに加え、これまで「ゴルフGTE」そして「パサートGTE」の2台を発売している。

興味深いのは共にスポーツバージョンである「GTI」を彷彿させるモデル名を与えていることだ。すなわちVWは電動化が決してダイナミック性能を犠牲にはせず、むしろ既存のスポーツモデルを超えるほどの性能を持っていることを示唆している。

それをさらに確かなものとする3台目のプラグインHVが、3月初めに開催されるジュネーブモーターショーに登場する。ワールドプレミアに先立ってVWはドライブトレーニングの行われているスウェーデンのアルビッツヤウルで少数のジャーナリストを招いてスタティック発表会を行った。

「トゥアレグR」と名付けられたこのニューモデルの特徴は「R」というアルファベットに象徴される。すなわちこのクルマはフォルクスワーゲンのスポーツプロダクトを開発するフォルクスワーゲンR社のラインアップに加わった4番目のクルマなのだ。

「これまでフォルクスワーゲンの中でもトップクラスのパワーを持ったモデルは4.2リッターV8TDIエンジンを搭載した420馬力の『トゥアレグV8 TDI』でした。電動パワーを加えた 462馬力の本モデルに関しては、やはりRモデルとして市場に提供するのがベストであると考えたわけです」とR社の社長ヨースト・カピートは語った。

カイエンEハイブリッドとメカニズムは共通

マイナス20度の氷結湖に佇むトゥアレグRはラピスブルーメタリックと呼ばれるR社のシンボルカラーを銀世界に輝かせていた。

目を引くのはIQ.ライトで、片側だけで100個以上のLEDマトリックスライトが車載カメラと協調して対向車を幻惑することなく最適な配光を行う。

ブラック塗装のラジエターグリルも精悍な表情を作り出している。ボディと同色のドアアンダートリム、ブラック塗装されたバンパー下左右のエアインテークパネル、同じブラック塗装のドアミラーとウインドウフレームなどがスポーティな雰囲気を醸し出している。

「R」のロゴはフロントグリル、リアハッチ、フロントフェンダーとドアを結ぶエンブレムの合計4か所に見られる。ボディと同色に塗装されたオーバフェンダー内に装着されるのは標準で20インチのアルミホイールだが、オプションで21インチや22インチも用意されている。リアエンドは意外とシンプルで台形の開口部を持ったマフラーカッターで差別化されている。

インテリアもR仕様で、アルミとステンレスとレザーで仕上げられている。ダッシュボードはイノベーションコクピットが標準で、12インチの液晶パネルに加えて15インチのタッチスクリーンも備わっている。

エンジンは2995ccのV6で最高出力250kW(340ps)を発生する。組み合わされる電気モーターは100kW(136ps)で、システム出力は340kW(462ps)、最大トルクは700Nmと発表されている。トランスミッションは8速ATで、駆動方式はもちろんフルタイム4WDの4モーションだ。路面状況に応じて最大70%のトルクがフロント、そして最大80%がリアに配分される。

トランク床下には14.1kWhのリチウムイオン電池が搭載され、EV航続距離は44km (※非公式。50km走ればドイツでEライセンスを取得できるので、発売までには50kmになる可能性がある)。EV走行時の最高速度は140km/hに達する。満充電までは家庭電源(ドイツは220V)で8時間、3.6kWの充電システムでは4時間、オプションの7.2kWの急速充電で2.5時間となっている。

注目のダイナミック性能は最高速度が250km/hでリミッターが働くとだけ発表されている。 ここまでの数字でお分かりと思うが、ハイブリッドシステムは「カイエンEハイブリッド」から移植されたものだ。すなわちトゥアレグRはカイエンの兄弟モデル、VWバージョンなのだ。ただしR社の哲学である“日常性能”が重視されており、例えばトーイングを容易にするための「トレーラーアシスト」がプラグインHVとしては世界で初めてオプションで用意されている。

先に言及したようにこのトゥアレグRはジュネーブで世界初公開された後、ドイツなどヨーロッパでデリバリーが始まるはずである。価格や日本への輸出などに関しては現時点ではまだ発表されていない。

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。


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