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ゴルフ8世界初公開。進むデジタル化の一方でコストダウンが目につく部分もある

2019-10-25 02:35| post: biteme| view: 654| コメント: 0|著者: 文:木村 好宏/写真:Kimura Office

摘要: 今回のデザインも徹底的にキープコンセプト ゴルフVIIIには新たにLEDマトリックスヘッドライトが採用され精悍な表情をつくっているが、デザインはどこから見ても間違いなくゴルフである。8世代に渡る重要なアイコン ...

ゴルフ8世界初公開。進むデジタル化の一方でコストダウンが目につく部分もある

今回のデザインも徹底的にキープコンセプト

ゴルフVIIIには新たにLEDマトリックスヘッドライトが採用され精悍な表情をつくっているが、デザインはどこから見ても間違いなくゴルフである。8世代に渡る重要なアイコンは、前方に大きく傾斜した太いCピラーやバランスのとれた2ボックスプロポーションだ。

サイズは全長4284(4258)×全幅1789(1790)×全高1456mm(1492mm)、ホイールベース2636mm(2620mm)と、カッコ内の旧モデルと比べると長く低くなっているが、伸び幅はごくわずかだ。人間のサイズ変化によって車を大きくする時代は終わったのだ。CD値は0.275となっている。

小型化したATセレクターとデジタルスクリーン

インテリアはスタンダードではドライバーの正面に10.25インチのデジタルコクピット、ダッシュボード中央には8.25インチのタッチスクリーン式インフォテインメントが備わる。マルチファンクションステアリングも標準装備だ。オプションのイノヴィジョン コクピット(写真)では10.25インチと10インチのインフォテインメントスクリーンが一体化されている。またヘッドアップディスプレイはウインドシールドに直接照射するタイプとなった。

もう一つ、大きく変わったのはDSGのセレクターで、シフトバイワイヤが採用された結果、これまでとは全く異なる5cmほどの小さなスイッチで、RND/Sを選択し、Dレンジのシフト操作はステアリングのパドルで行う。

クラウドを介したカスタマイズ機能や音声コマンドにも対応

ゴルフVIIIではクラウドを介してカスタマイジングが可能になっている。それは従来のようなシートポジションだけでなく、好みのディスプレイ表示、ドアミラー、エアコン、インテリアライト、ウエルカム/リービングライトの設定まで含まれる。

さらに搭載されている3世代目の最新モジュラー インフォテインメント マトリクス (MIB3)はハイエンドマップを搭載したナビゲーションシステム、ワイヤレスAPPコネクト、ボイスコントロールなどを提供する。「ハロー、フォルクスワーゲン!」(あるいはボイスボタン)で起動させるユーザーインターフェースも可能になっている。

マイルドHVもある多彩なパワーソース、50kgの軽量化

ゴルフVIIIのパワートレーンはガソリン、ディーゼル、CNG(天然ガス)、マイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドが用意されており、パワーは66kW(90ps)~221kW(300ps)まで揃っている。新たに高効率の6速MTも開発された。

発売時に用意されるガソリンエンジンの仕様は2種類のチューンを持った1.0L 3気筒TSI(66kW/90psと81kW/110ps)、2種類の1.5L 4気筒TSI(85kW/115psと110kW/150ps)である。これらには気筒休止、ミラーサイクル、可変ノズルターボの他、ベルト駆動のスタータージェネレーターを使う3種類の48Vマイルドハイブリッド(e TSI)が加わり、最大で10%のCO2低減を達成する。

PHEVは2種類で「eハイブリッド」が150kW(204ps)、「GTE」は180kW(245ps)を発生する。電池容量は共に13kWhだ。当然のことながら将来的には「GTI」「GTD」も加わる。また本格的な4WDである4モーションに加えてm-HEV plusと呼ばれる簡易型スタンバイ4WDも用意されている。

下回りを覗いてみると、先代と同じくフロントにストラット、リアはマルチリンクが採用されていた。ただしホイールベースが16mm延長され、車重は最大で50kgも軽量化されていることから、乗り心地はさらに完成されているに違いない。

車車間や路車間で通信するCar2Xを標準搭載

標準装備のドライバーアシストシステムはレーンキープアシスト、市街地緊急ブレーキを含むフロントアシストなどが含まれている。さらにオプションでACC(アダプティブクルーズコントロール)が用意されるが、このシステムにVWとして初めてCar2X(車車間通信や路車間通信)機能が加わった。例えば、急ブレーキを防止する渋滞最後尾情報、道路工事現場、救急車の接近もナビに示され、ドライバーがより的確な判断を下すことで事故が回避されるわけだ。

ゴルフにも忍び寄るコスト削減は時代の流れか

新たに採用されているハイテク技術の陰で大きく変わった箇所も見られる。直接的な表現で言えば「コストセーブ」である。まずボンネットを開けると内側は下地塗装のまま、さらに高価なダンパーではなく“つっかえ棒”だ。エンジニアの一人は「もはやエンジンルームを覗く必要がなくなったから」と言うが、節約なのは間違いない。これまでVWが主張してきたおもてなしの「Bピラーのジャケットハンガー」も消え失せた。

このゴルフVIIIを見て私は間違いなく時代が変わったと感じた。果たして、ゴルフをベンチマークにしてきた自動車メーカーはどのような反応を示すだろうか? ひょっとするとヒュンダイやキアが“アジア品質”として新たな価値観を持ち出すかもしれない。


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