軽四免許が廃止になったのは何年ですか？ - １９６８(昭和４３)年９

軽四免許が廃止になったのは何年ですか？
補足昭和26,7年頃に軽四に乗れる免許がありましたが、いつ廃止になりましたか？

１９６８(昭和４３)年９月１日です。道路交通法が１９６５(昭和４０)年９月１日に改正された際、３年後の１９６８年に軽免許を廃止することが盛り込まれました。どうして３年後なのかといいますと、軽免許は１６歳で取得出来ましたが、普通免許は１８歳以上でないと取得出来ません。もし１９６５(昭和４０)年の改正と同時に廃止すると、もうすぐ１６歳になるから軽免許が取得出来ると思っていたのに、突然廃止されると１８歳になるまで２年間普通免許が取れないので軽を運転出来なくなります。それでは具合が悪いので、３年間の余裕を持たせて、３年後に軽免許はなくなりますよと周知徹底を図ることにしたのではないでしょうか。
この改正の際には自動三輪免許も廃止されていますが、こちらは周知徹底を図ることのないまま廃止されました。当時ほとんどオート三輪はなくなっていたので実害はなかったのでしょう。
１９６０年代中頃、軽の性能は上がる一方で普通車と遜色ないところまで行っていたのが廃止の要因でした。