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BYDが日本専用のBEVを開発中!? 「N-BOX」や「スペーシア」を狙う“軽スーパーハイトワゴンBEV”襲来のうわさ ...

2025-9-3 07:00| post: biteme| view: 893| コメント: 0|著者: 文:山本 晋也

摘要: BYDが“日本専用の軽自動車BEV”を開発中? 軽自動車マーケットに向け、中華ブランドのBYDが“日本専用モデル”を用意することを公式に発表しています。軽自動車という日本独自の市場への、まさに黒船襲来です。現時 ...

BYDが日本専用のBEVを開発中!? 「N-BOX」や「スペーシア」を狙う“軽スーパーハイトワゴンBEV”襲来のうわさ

BYDが“日本専用の軽自動車BEV”を開発中?

軽自動車マーケットに向け、中華ブランドのBYDが“日本専用モデル”を用意することを公式に発表しています。軽自動車という日本独自の市場への、まさに黒船襲来です。

現時点では、『2026年後半に日本専用設計の乗用軽EV』を導入するというスケジュールが明示されているだけですが、BYDが開発中の軽BEVのスクープ記事を見かけた方もいるのではないでしょうか。

スクープ情報が正しければ、BYD初の軽乗用BEVは、日本市場のメインストリームである軽スーパーハイトワゴンになるというのです。

後席スライドドアの軽自動車、つまりホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」といった大ヒットモデルをライバルと想定して、軽乗用BEVを開発しているというわけです。

強力なライバルが存在しているマーケットに参入するのはハードルが高いようにも思えますが、ニッチ市場で存在感を出したところでビジネスをスケールさせるのが難しいのも事実。「人気のあるカテゴリーで勝負する」というのはビジネスを拡大しようというのであれば、至極当然の戦略といえるでしょう。

すでに軽乗用BEVに進出している日本の自動車メーカーは、軽自動車ユーザーに人気の高いスーパーハイトワゴンではなく、ハイトワゴン(日産「サクラ」、三菱「eKクロスEV」)、商用軽バン(ホンダ「N-VAN e:」)という王道路線の外で勝負しています。

BEVは高価なバッテリーを多量に搭載するため、エンジン車より価格が上昇してしまう傾向があります。

ただでさえ高価なスーパーハイトワゴンにBEVバージョンを用意すると、価格が高くなりすぎて市場からそっぽを向かれる、と日本メーカーは判断しているのでしょうが、はたしてそうでしょうか。

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#BYD #軽自動車 #軽BEV #N-BOX #スペーシア

現状“軽スーパーハイトワゴンBEV”市場はライバル不在

本来的にプロダクトというのは、ユーザーが求める商品であるべきです。スクープ情報の通りに、BYDがスーパーハイトワゴンの軽BEVを用意したとすれば、それはユーザーニーズに応えるという、メーカーとしての正しい姿勢といえるでしょう。

日本独自の軽自動車は、グローバルモデルとして応用するのが難しい規格といわれています。BYDも日本専用モデルとして開発するとアナウンスしていることからも、グローバルモデルを小さくしただけでは日本の軽自動車市場で勝負できないことは重々承知しているはず。

つまり、日本専用にまったく新しいBEVアーキテクチャーを開発していると考えられます。

当然、多大な開発コストが発生するでしょう。そのコストを「日本の軽自動車市場だけで回収するのは難しいだろう」という声もあります。

しかし、赤字覚悟で軽自動車マーケットに参入してくるという経営判断はあり得ないでしょう。勝算があるからこそ、日本向けに専用モデルを開発しているはずです。

そうした勝算のひとつには、BYDのルーツがバッテリーメーカーであり、BEVのコストアップ要因であるバッテリー調達において優位性があるのかもしれません。

また、あくまで筆者の想像ですが、軽自動車マーケットにおけるBYDの勝算という視点で考えると、王道であるスーパーハイトワゴンから参入するという戦略は非常に納得感があります。

ユーザーがもっとも求めているスタイルですし、さらに日本のメーカーはスーパーハイトワゴンのBEVをラインアップしていませんから、ライバル不在といえます。

<次のページへ続く>

「N-BOX」級にヒットすれば開発コストは回収可能?

軽自動車はグローバルモデルのように台数を稼げなくても、ヒットすれば年間20万台ペースで売れるカテゴリーであることは、N-BOXが証明しています。

直近5年間(2020年~2024年)におけるN-BOXの販売台数 は102万台を超えています。これだけの規模が期待できるのであれば、日本ローカルの単独モデルであっても、開発コストを十分に回収できる目途は立つでしょう。

もちろん、BYDの軽BEVスーパーハイトワゴンが、N-BOXと同じ規模でヒットする保証はありません。しかし、マーケットの規模感とそこでトップを取るというチャレンジングスピリットを考慮すれば、無謀な挑戦といえないのも事実です。

さらにいえば、スズキやダイハツといった軽自動車メーカーであっても、一部のモデルを除けばほとんどがプラットフォームを共有しています。軽自動車プラットフォームを開発すれば、バリエーション展開させることは容易という傾向にあるのです。

BYDが軽スーパーハイトワゴンのBEVを、軽自動車ユーザーの期待している範囲の価格帯で提供すれば、それだけで十分にヒットするでしょう。さらに、ハイトワゴンやセダンタイプなどラインナップを拡大できる余地もあります。

そうなれば、日本専用に軽自動車を開発しても、将来的にはコスト回収が可能だとBYDは考えているのかもしれません。

はたして、BYDのスーパーハイトワゴンBEVはどのようなクルマに仕上がってくるのか。そして、日本の軽自動車マーケットにどれほどの影響を及ぼすのか。

興味津々です。

(終わり)

(写真:ホンダ、スズキ、日産、三菱)


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