軽自動車やコンパクトカーが主力であるスズキには、走行性能やデザイン性の高いモデルが多くラインナップされています。しかし2022年9月現在、スポーティーで高い走行性能が特徴のセダンは販売されていません。 目次
スズキには現行モデルのセダンがない![]() 2022年9月現在、スズキにはセダンのラインナップがありません。販売されていたのは2015年までで、以降は海外専用モデルのみの生産です。 販売終了モデルのラインナップスズキで販売されていたセダンは、全4種類です。1983年から途切れることなく販売されていましたが、2015年の「キザシ」を最後に新しいセダンは販売されていません。販売終了モデルのラインナップと販売時期は以下を参考にしてください。
海外専用セダンはある日本では生産終了したセダンですが、海外では2022年9月現在も販売中のモデルがあります。インドでは2008年3月から「SWIFT DZire(スイフトディザイア)」が発売されており、現行は2017年に発売されたモデルです。 スズキのセダン「キザシ」の基本情報![]() 国内で過去に販売されていたスズキのセダンには、公的に使用されたモデルもあります。2015年まで販売していた「キザシ」は、警察車両(覆面パトカー)にも多く採用されていました。販売期間はわずか6年で、受注生産だったため総生産台数が少ない希少なモデルです。 基本スペックキザシのラインナップは1種類のみで、FFと4WDの駆動方式から選べます。スズキのフラッグシップモデルとして誕生したため、車格感のあるスポーティーで力強いエクステリアデザインが特徴です。
走行性能パワートレインは、2.4L 4気筒のDOHCエンジンと6速MTモードCVTです。4WDには電子制御4WDシステム「i-AWD」が搭載されており、スムーズな発進加速や旋回性能が実現されたモデルとなっています。
レビューで見る評価btyのユーザーレビューでは『多少固めの足回りで、路面からの情報が伝わってくるので、自分で操ってる感が楽しい。』や『走り出すと低速域では18インチタイヤの硬さが目立つが、70km/h以上でフラットライドになり快適そのもの。』などの声があり、走りの快適さや乗り心地の良さが評価されていました。 また『価格の割に、装備が充実している。』や『トータルバランスが優れている車種だと思う。価格の割に装備が良い。』と、コスパの良さも高評価です。 中古車相場販売終了から7年が経った2022年9月28日現在の中古車相場は、28万円~185万円です。受注生産であったことや販売期間が6年であったことなどもあり、中古車市場での販売数は多くありません。数は少ないですが相場としては大幅に安くなっているため、お得に購入できます。 スズキのセダン「SX4セダン」の基本情報![]() スズキ「SX4」は2007年に国内販売が開始されたモデルで、イタリアのフィアット社との共同開発で誕生しました。発売当初はクロスオーバーSUVのみのラインナップでしたが、2007年にセダンが追加されています。 基本スペックSX4セダンは全長4,500mm以下のコンパクトなサイズですが、4ドアセダンクラスでは最大となる515Lものトランクルーム容量が確保されています。
走行性能SX4セダンのパワートレインは、低燃費と高出力が追及された1.5LのDOHC VVTエンジンと4速AT、FF駆動の組み合わせです。また、軽量化を図るとともにボディの剛性を高めているため、操縦性と安定感のあるモデルに仕上がっています。
レビューで見る評価btyのレビューで見るSX4は『着座位置が高いので長距離でも渋滞にはまっても疲れにくい。後席の着座位置はより高く、窓も広いので同乗者も酔いにくそう。』と、セダンにしては高い着座位置による乗り心地の良さが評価されていました。 また『ボディー剛性も高く高速では直進性が良い為、長距離の走行でもあまり疲労感を感じません。』や『他の方も書かれている通り高速域の安定性はビッグセダン並みにいいです』など、ボディ剛性が高いことでの疲れにくさや安定感も高評価のようです。 中古車相場2022年9月28日時点での中古車相場は、62万円です。SX4は現在もクロスオーバーSUVとして販売されていますが、セダンタイプは2007年~2014年までの販売であったため、中古車販売数は多くありません。 スズキのセダン「エリオセダン」の基本情報![]() 「エリオセダン」は、スズキの初代セダンである「カルタスセダン」の後継モデルとして2001年に発売されました。ミニバンが持つ居住性の高さとステーションワゴンが持つ実用性、セダンが持つ走行性能を融合させたモデルです。 基本スペックエリオセダンは、取り回しやすいコンパクトな車体が特徴です。コンパクトではありますが、全高が高いため後部座席にもゆとりがある室内空間となっています。
走行性能エリオセダンには、1.5Lと1.8Lのエンジンが搭載されています。それぞれのエンジンは、出力と燃費を向上させながら振動や騒音を低減させたもので、スポーティーなだけではなく環境性能の高さも追及されました。
レビューで見る評価btyのユーザーレビューでは『基本性能がしっかりしたいい車だと思います。』や『背が高いので横風に弱いが足回りはしっかりしていて安定感がある。』など、剛性の高いボディや足回りの固さを評価している声がありました。 また『停車時のエンジン音が静か。通常のセダンより背が高く、トランクを含めて内部がゆったりしている。』や『他車では得られない、高い車高・広い窓・大柄なシート・大容量のトランク。』など、室内空間の快適性も高評価です。 中古車相場エリオセダンの中古車相場は、63万円となっています。ユーザーレビューでは総合的評価の高いモデルですが、SX4やキザシ同様に1代限りの販売であったことや当時の販売台数が少ないこともあってか、中古車の販売数も限られています。 中古車でお得に探そう。Dセグメントのおすすめセダン![]() スズキのセダンは、どのモデルも優れた走行性能や室内空間の快適性を持ち合わせていますが、中古車市場での販売台数が少ないことがデメリットです。 日産「スカイライン」![]() スカイラインは、優れた走行性能と美しいエクステリアデザインが特徴です。現行モデルでは、3.0LのV6ツインターボエンジンが搭載され、電動VTCシステムとの組み合わせで力強い加速と操縦の安定性、レスポンスや燃費の良さが実現されています。 スバル「レガシイB4」![]() レガシイB4は、2020年8月に販売が終了したセダンです。機能的価値や情緒的価値が追及され、安全性能や走行性能、内外装のデザインや質感が磨き上げられたモデルとなっています。 マツダ「MAZDA6(アテンザ)」![]() マツダは、2019年にフラッグシップモデルであった「アテンザ」の車名を「MAZDA6」に変更し、新たに2.5Lターボエンジン搭載車を設定しています。低重心ならではのスタンスの良さや品格を感じさせるエクステリア、上質な素材が採用されたインテリアが魅力です。 ホンダ「アコード」![]() アコードは、2020年に10代目モデルが発売されたホンダのロングセラーセダンです。力強く端正なフロントフェイスやスポーティーな低重心のプロポーション、操作性の良さと機能美が両立した上質感のあるインテリアが特徴となっています。 まとめスズキが過去に国内で販売していたセダンは、優れた走行性能と乗り心地の良さなどで高評価ではありますが、中古車販売数が少ないため希少です。気になった方はぜひ中古車市場をチェックしてください。 |
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