ヤリス＆ヤリスクロス改良　大幅刷新していた欧州仕様との差が気になる…？

ヤリスクロスは待望のフロントアームレストを装備

トヨタは1月17日、「ヤリス」と「ヤリスクロス」を一部改良し、発売した。価格はヤリスが150万1000円から269万4000円、ヤリスクロスが190万7000円から315万6000円。

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ヤリスの主な改良内容は、フロントグリルのデザイン変更と、Zグレードにメーカーオプション設定されていた合成皮革＋ツィード調ファブリックのシートを標準装備とした。

ヤリスクロスの主な改良内容は、アッパーグリルのデザイン変更と（GR SPORT除く）、全グレードオプション設定だったフロントシートのアームレストが、コンソールボックス付フロントソフトアームレストに進化して一部グレードに標準装備されたこと。

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ヤリス、ヤリスクロス共通の改良は以下の通り。
・7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ付きメーターを標準装備（ヤリスX、U除く）
・ディスプレイオーディオを刷新（画面サイズは据え置き）、通信用のUSB入力をType-Cに変更しHDMI入力端子も搭載
・コネクティッドナビを5年間標準付帯、Xグレードにはナビレディパッケージを設定
・一部内装の加飾をガンメタリックに変更（ヤリスZ、ヤリスクロスZ、G）
・外板色に新色のマッシブグレーを追加
・プリクラッシュセーフティの検出対象範囲を、交差点での出会い頭時の車両や自動二輪車へ拡大するなど最新の「トヨタ セーフティ センス」を搭載

その他にトヨタのサブスクリプションサービス「KINTO（キント）」用として「Uグレード」を両車種に新設定する。ハードウエア、ソフトウエア両面のアップグレードに対応するほか、コネクティッドを活用した体験を提供するという。

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欧州仕様が大幅刷新だっただけに期待が高まっていたが…

昨年、一足先に欧州でマイナーチェンジを実施していたヤリス（5月）とヤリスクロス（11月）は、パワートレーンの出力向上や、電動パーキングブレーキの採用（ヤリス）、フルディスプレイメーター、センターディスプレイの大型化など、全体的に大幅なバージョンアップが行われていた。

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そのため、今回のマイナーチェンジに期待していたユーザーも多いはずだが、欧州仕様で注目された改良はほとんど採用されなかった。今後追加改良されるのか気になるところだ。

＜おわり＞

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