北米市場のトレンドを意識したデザイン2023年11月16日(現地時間)、LAオートショーでスバルが新型「フォレスター」を世界初公開しました。 第6世代となる新型フォレスターはヘッドライトとフロントグリルが一体化した新しいフロントマスクが印象的です。従来モデルからの変化が大きいためか、フォレスターファンからは賛否両論の声が上がっているようですが、主戦場である北米市場のトレンドを考えると、納得感のあるスタイリングと評価できそうです。 >>現行型フォレスターってどんなクルマ? 価格やスペック情報はこちら 最大のライバルはRAV4。国内向けフォレスターのエンジンは?国産車では「トヨタ RAV4」や「ホンダ CR-V」などが北米市場のライバルですが、日本市場でも車格からRAV4が最大のライバル。ここから新型フォレスターの価格帯も予想できるかもしれません。 ただし、新型フォレスター(北米仕様)のパワートレインは2.5L水平対向エンジンで、今のところハイブリッドは設定されていません。これに対して国内向けのスバルSUVモデルは1.8Lターボがもっともパワフルなエンジンとして設定されており、2.5Lはラインナップにないことから、日本仕様のフォレスターが2.5L水平対向エンジンを積むとも考えづらい部分があります。 となるとRAV4のガソリンエンジン車が直接的なライバルとなりそうです。フォレスターの伝統から全車AWD(四輪駆動)である可能性が高いため、RAV4の2.0Lエンジン車・4WDの価格帯を見てみると… RAV4(2.0Lエンジン車・4WD)|316万9000円~368万4000円 >>RAV4のグレードごとの価格とスペック情報はこちら ちなみに、現行フォレスター(SK型)の価格帯は306万9000円~374万円。ガチンコのライバルらしく、ほぼ同じことがわかります。逆にいえば、新型フォレスターが価格帯を大幅に上昇させると、日本市場における商品力を失う可能性があるともいえます。 >>フォレスターのグレードごとの価格とスペック情報はこちら もちろんインフレ対応など新車価格は上昇傾向にあり、従来モデルと同じ価格帯は難しいのでしょうが、最小限の値上げ幅にする必要はありそうです。 >>RAV4ってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら スバルSUVモデルのヒエラルキーから見ても300万円台が妥当スバルのSUVラインナップにおけるポジショニングも考慮する必要があります。 フォレスターを除くスバルのSUVモデルは「クロストレック」「レヴォーグレイバック」「レガシィアウトバック」で、フォレスターはクロストレックとレイバックの間のクラスに位置します。 クロストレックやレイバックは最近登場したばかりなので、その価格帯は新型フォレスターの価格帯とも関連性があるはずです。 ●スバルSUVモデル価格帯 レイバックより高価なフォレスターというのはSTI 仕様以外には考えづらく、少なくとも北米仕様にはSTI仕様が登場するという発表はありません。 >>クロストレックってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら となると、国内ラインナップとのバランスを考えた場合、320万円~380万円あたりの価格帯とするのがバランスよさそうです。 もちろん国内向け次期フォレスターの発売時期やメカニズムは未発表。上記の数字は、クロストレックと同様の2.0L e-BOXER(マイルドハイブリッド)のパワートレインを積んだ場合を想定してのものです。 >>クロストレックのグレードごとの詳細情報はこちら もし、まったく新しいハイブリッドシステムを積んだ場合や、レイバックなどと同じ1.8L直噴ターボだけの設定となればスターティングプライスは上昇することでしょう。それでもポジショニングを考えると300万円台半ばを軸とした価格帯を期待したいのが、フォレスターファンの気持ちではないでしょうか。 >>クロストレックってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら |
GMT+9, 2025-6-24 13:13 , Processed in 0.144706 second(s), 18 queries .
Powered by Discuz! X3.5
© 2001-2025 BiteMe.jp .