クラウンやプリウスに近いシャープなフロントフェイス11月14日、北米トヨタが新型「カムリ」の2025年モデルを世界初公開しました。日本では現行モデルが2023年12月に販売終了すると発表されていますが、彼の地では2022年にもカローラをしのぐ30万台近くを売り上げるなど、相変わらず販売好調です。 新型はその現行型と同じGA-Kプラットフォームを使い、ボディなどの主要パーツを共用する、ややビッグマイナーチェンジ寄りのフルモデルチェンジを果たした模様。とはいえ「クラウン(セダン)」や「プリウス」、レクサスのスピンドルボディにも通じる、精悍なフロントフェイスなど、印象はグッとモダンになりました。 内装では水平基調で視界の良さそうなダッシュボードに7インチのデジタルメーターや8インチのインフォテイメント画面を装備。上位モデルのインフォ画面は12.3インチとなっています。 >>現行型カムリ(販売終了)ってどんなクルマ? ハイブリッドのみの展開。日本での展開は…また、新型カムリは北米では2.5L 4気筒ガソリン+ハイブリッド(THS)のみの展開で、LE、SE、XLE、XSEの4グレードが用意されるほか、新たにオンデマンドタイプのリアモーターを備えた4WD(E-Four)が全グレードで選べるようになったとのこと(日本仕様では現行型も選べた)。エンジン出力はFFが225hp、4WDが232hpとなっています。 先進安全装備では渋滞追従機能付ACCやレーンチェンジアシスト機能、駐車アシスト機能などをフル装備しています。 5月に国内の販売終了が発表されていたこともあって、今回の世界初公開にあたっては日本向けのアナウンスが一切ないなど、新型カムリの国内導入は難しい状況です。日本市場はセダンの不人気に加え、トヨタとしては格上のクラウンとの住み分けも気になるところでしょう。 ただ、FFベースのミドルクラスセダンとして、FRベースのクラウン(セダン)とは微妙にキャラが被らないのもまた事実。ライバルのホンダ「アコード」が新型を2024年春に国内導入するなど、「日本ではセダンは死んだ」と決めつけるのはまだ早い気もします。新型カムリの北米価格発表やマーケット情報に引き続き注目したいと思います! >>クラウン(セダン)ってどんなクルマ? 画像や価格情報はこちら |
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